gambling
名詞「gambling」の解説
1. 基本情報と概要
英語の定義 (English definition):
“Gambling” refers to the act or practice of playing games of chance for money or other stakes.
日本語の意味 (Japanese meaning):
「ギャンブル」は、お金やその他の価値あるものをかけて、運や確率に頼るゲームや賭けをすることを指します。儲けを期待して一種のリスクを負う行為を表し、日常会話から法律やビジネス議論まで、幅広い場面で使われます。多くの場合はカジノや競馬などをイメージしがちですが、オンライン上での賭け事やスポーツベッティングなども含みます。
- 品詞: 名詞 (noun)
活用形:
- 単数形: gambling
- 複数形: ふつう不可算名詞として扱われるため形は変わりませんが、文脈によっては “gamblings” と表記されることも稀にあります(一般的ではありません)。
- 単数形: gambling
他の品詞形:
- 動詞: gamble (例: I like to gamble on card games.)
- 名詞: gambler (賭けをする人)
- 形容詞: gambling-related (例: gambling-related problems) など、派生的な形として用いられます。
- 動詞: gamble (例: I like to gamble on card games.)
CEFRレベル (難易度目安): B2(中上級)
- B2: 日常会話やニュースなどで出会うレベルで、ある程度英語に慣れた学習者が理解できる語彙です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- “gamble” (動詞) + “-ing” (動名詞/名詞化する接尾語)
- “gamble” は「ゲームをする、賭け事をする」から派生しています。
- “gamble” (動詞) + “-ing” (動名詞/名詞化する接尾語)
派生語や類縁語:
- gamble (動詞): 賭ける
- gambler (名詞): 賭博をする人
- gaming (名詞): ゲームをすること(しばしば賭け事の意味も含む)
- gamble (動詞): 賭ける
よく使われるコロケーション(共起表現)10選:
- online gambling(オンラインギャンブル)
- gambling addiction(ギャンブル依存症)
- gambling industry(ギャンブル産業)
- problem gambling(問題のあるギャンブル)
- legalized gambling(合法化されたギャンブル)
- gambling debt(ギャンブルの借金)
- compulsive gambling(強迫的なギャンブル)
- gambling odds(ギャンブルのオッズ・勝率)
- gambling spree(立て続けにギャンブルを行うこと)
- high-stakes gambling(高額の賭け)
- online gambling(オンラインギャンブル)
3. 語源とニュアンス
語源:
- “gamble” は “game” がもとになっており、「(ゲームのように)賭けをする」という意味合いから発展したと考えられています。中世英語・古英語での “gamen” (遊び、娯楽) に由来するとされます。
使用時の注意点やニュアンス:
- 一般的に金銭を賭ける行為をイメージするため、ややネガティブな響きを伴うことがあります。
- 書き言葉でも口語でも使用されますが、「gamble(動詞)」を含む文よりも少しフォーマルな印象を与える場合があります。
- 賭博が合法であるか否か、社会的・道徳的問題と関連して使用されることも多いため、使う場面によっては慎重さが求められます。
- 一般的に金銭を賭ける行為をイメージするため、ややネガティブな響きを伴うことがあります。
4. 文法的な特徴と構文
文法上のポイント:
- “gambling” は不可算名詞として扱われることが多い(a gambling とはあまり言わない)。
- 動詞形式 “gamble” は他動詞または自動詞として使われます(例: gamble on something / gamble away one’s money)。
- “gambling” は不可算名詞として扱われることが多い(a gambling とはあまり言わない)。
一般的な構文やイディオム:
- be into gambling: ギャンブルにのめり込んでいる
- give up gambling: ギャンブルをやめる
- gamble (one’s) money away: ギャンブルでお金を使い果たす
- be into gambling: ギャンブルにのめり込んでいる
フォーマル/カジュアルな使用シーン:
- カジュアル: “He’s been gambling all night on that poker site.”
- ややフォーマル: “The survey indicates an alarming increase in gambling among young adults.”
- カジュアル: “He’s been gambling all night on that poker site.”
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
“I heard you went to Las Vegas. Did you do any gambling?”
(ラスベガスに行ったんだってね。ギャンブルはしたの?)“My brother has been spending too much money on gambling lately.”
(私の兄は最近、ギャンブルにお金を使いすぎているんだ。)“Online gambling is becoming more popular these days.”
(近頃、オンラインギャンブルがますます人気になってきているね。)
(2) ビジネスシーンでの例文
“We are analyzing the market trends in the gambling industry.”
(私たちはギャンブル産業の市場動向を分析しています。)“The new regulations will affect the online gambling sector significantly.”
(新しい規制はオンラインギャンブル部門に大きな影響を与えるでしょう。)“Several startups are proposing innovative solutions to prevent gambling addiction.”
(いくつかのスタートアップがギャンブル依存症を防ぐための革新的なソリューションを提案しています。)
(3) 学術的な文脈での例文
“Recent studies show a correlation between gambling behavior and stress management issues.”
(最近の研究では、ギャンブル行動とストレス管理の問題との相関が示されています。)“The psychological aspects of gambling have become a significant research focus in behavioral economics.”
(行動経済学において、ギャンブルの心理学的側面は重要な研究対象になっています。)“Legislation surrounding gambling varies greatly between different jurisdictions.”
(ギャンブルに関連する法律は地域によって大きく異なります。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms):
- betting(賭け)
- wagering(賭けをすること)
- gaming(賭けを含むゲーム全般を指すことも)
- 例: “Betting” や “wagering” は「お金を賭ける行為」が強調される点で “gambling” とほぼ同義に使われます。
- “gaming” は「ゲームをすること」全般を指し、ギャンブルの意味でも使われますが、近年は特に「コンピューターゲーム」にも使われるので注意が必要です。
- betting(賭け)
反意語 (Antonyms):
- saving(貯蓄すること)
- risk-averse(リスクを避ける)
- caution(用心)
- saving(貯蓄すること)
これらは正確に「ギャンブルの反意語」というわけではありませんが、ギャンブルでリスクを取るのとは対極の概念として使われます。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ˈɡæm.blɪŋ/
- イギリス英語: /ˈɡæm.blɪŋ/
- アメリカ英語: /ˈɡæm.blɪŋ/
強勢 (アクセント) の位置:
- “gam-” の部分にアクセントがあります(最初の音節“GAM”が強く発音される)。
- “gam-” の部分にアクセントがあります(最初の音節“GAM”が強く発音される)。
発音の注意点:
- “bling” の部分を /blɪŋ/ と短く発音するのが自然です。
- “gamb-” の /æ/ は口を大きく開けて「あ」の音に近い音を出します。
- “bling” の部分を /blɪŋ/ と短く発音するのが自然です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミスに注意: “gambling” を “gambeling” や “gamblingg” と綴ってしまうミスが起こりやすいです。
- “gaming” との混同: “gaming” は必ずしも賭けを伴うわけではなく、ただゲームをするという行為(コンピューターゲームなど)も含むので区別します。
- 試験対策:
- TOEICや英検などでも、経済問題や社会問題の文脈で出題されることがあります。
- 「ギャンブル依存症」や「ギャンブル産業の成長」などのテーマが時事問題として頻出する可能性があります。
- TOEICや英検などでも、経済問題や社会問題の文脈で出題されることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚え方のコツ:
- “gambling” = “game + bling(宝石のようなきらめき)” とイメージすると、ゲームにお金の輝き(誘惑)を足したのがギャンブルという感覚でイメージしやすいかもしれません。
- もともと“gamble”は「ゲームや遊び」をもとにした単語なので、“game + ちょっと変形”と考えると覚えやすいです。
- “gambling” = “game + bling(宝石のようなきらめき)” とイメージすると、ゲームにお金の輝き(誘惑)を足したのがギャンブルという感覚でイメージしやすいかもしれません。
勉強テクニック:
- 新聞記事やニュースなどで “online gambling” や “gambling addiction” などのフレーズを目にしたら、どんな場面で使われているかに注目すると実際の文脈を理解しやすくなります。
以上が名詞「gambling」の詳細な解説です。ギャンブルに関わる状況は文化や法律の面でも重要なトピックなので、ニュース記事や討論番組などで頻繁に出てきます。ぜひ覚えておいてください。
かけごと(とばく)をすること