最終更新日:2024/06/14
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元となった辞書の項目
flexibly
IPA(発音記号)
解説
以下では、副詞 “flexibly” を多角的に解説します。
1. 基本情報と概要
単語: flexibly
品詞: 副詞 (adverb)
意味:
- 英語: in a flexible manner; in a way that can be changed or adapted easily.
- 日本語: 柔軟に、融通をきかせて。
例: 予定や対応を柔軟に行う、といった「状況に合わせて形を変えられる」ニュアンスを持ちます。
活用形:
- 副詞は基本的に時制変化がないため、flexibly自体にさらに変化はありません。
- 派生形:
- 形容詞: flexible (柔軟な)
- 名詞: flexibility (柔軟性)
- 動詞形: to flex(曲げる/筋肉を動かすなど)
- 形容詞の反対語: inflexible (頑なな、柔軟性に欠ける)
- 形容詞: flexible (柔軟な)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
- B2: 中上級レベル。自分の専門以外でもさまざまな話題で複雑な文が使える段階。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 語幹 “flex” = 「曲げる、しなやかに動かす」
- 接尾語 “-ible” = 「~できる(形容詞を作る)」 → flexible: 「曲げることができる → 柔軟な」
- 接尾語 “-ly” = 「~のように(副詞を作る)」 → flexibly: 「柔軟に」
関連語や派生語:
- flexible (形容詞): 柔軟な
- flexibility (名詞): 柔軟性
- inflexible (形容詞): 融通のきかない
よく使われるコロケーション・関連表現 (10個):
- adapt flexibly → 柔軟に適応する
- respond flexibly to change → 変化に柔軟に対応する
- work flexibly → 柔軟な働き方をする
- plan flexibly → 計画を柔軟に立てる
- approach problems flexibly → 問題に柔軟にアプローチする
- think flexibly → 柔軟に考える
- deal flexibly with challenges → 課題に柔軟に対処する
- manage time flexibly → 時間を柔軟に管理する
- handle tasks flexibly → タスクを柔軟に処理する
- shift schedules flexibly → スケジュールを柔軟に変更する
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語の “flectere” (曲げる) に由来し、「曲げられる、しなやかな」という意味を持つ “flexible” から派生した形です。
ニュアンスや使用時の注意点:
- 「簡単に形を変えられる」ニュアンスがあり、肯定的に「柔軟な姿勢」を示す表現です。
- どちらかといえば、カジュアル・フォーマルどちらでも使える単語ですが、ビジネス文書や公的な場面でも自然に用いられます。
- 「柔軟すぎる」となれば方針がぶれる印象を与える場合もあるため、使い方の文脈でトーンが変わります。
4. 文法的な特徴と構文
- “flexibly” は副詞のため、主に動詞や形容詞、または節全体を修飾します。
- 文章で使う場合は「動詞 + flexibly」という形が典型的です。
- フォーマル/カジュアル問わず使えますが、ビジネスシーンやアカデミックシーンでも頻出です。
- 品詞による区別:
- “flexible” (形容詞): “He is flexible.”
- “flexibly” (副詞): “He works flexibly.”
- “flexible” (形容詞): “He is flexible.”
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
- “I can change our dinner plan flexibly if you need more time.”
(夕食の予定は、必要なら柔軟に変えられるよ) - “She always thinks flexibly, so she’s great to brainstorm with.”
(彼女はいつも発想が柔軟だから、一緒にブレインストーミングするのにぴったりだよ) - “Let’s organize our trip flexibly without a strict itinerary.”
(厳密な日程表を作らずに、旅は柔軟に計画しよう)
(2) ビジネスシーンでの例文
- “We need to respond flexibly to any unexpected changes in the market.”
(市場の予想外の変化には、柔軟に対応する必要があります) - “Our company tries to manage each project flexibly, depending on client needs.”
(当社では、クライアントのニーズに合わせて、それぞれのプロジェクトを柔軟に運営しています) - “If we schedule flexibly, we can avoid overtime.”
(柔軟にスケジュールを組めば、残業を回避できるでしょう)
(3) 学術的・アカデミックな文脈での例文
- “Researchers must adapt flexibly to evolving technological tools in their field.”
(研究者は、自分の分野で進化するテクノロジーに柔軟に適応しなければならない) - “A flexible approach to data collection allows for more comprehensive results, so it is crucial to analyze flexibly.”
(データ収集を柔軟に行うことで、より包括的な結果を得られるため、柔軟に分析することが重要である) - “Flexibly designed experiments can accommodate various hypotheses and yield more robust conclusions.”
(柔軟に設計された実験は、さまざまな仮説に対応でき、より強固な結論をもたらす)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- adaptably (適応的に)
- 意味合いが近いが、「環境に順応する」というニュアンスが強い。
- pliably (しなやかに)
- 物理的にしなやか、あるいは融通がきく様子を表すが、やや文語的。
- elastically (弾力的に)
- 「弾力性がある」という物理・比喩的両方の意味合いを持つが、日常会話ではあまり多用されない。
反意語 (Antonyms)
- rigidly (硬直的に)
- 堅苦しく柔軟性がない表現。
- inflexibly (頑なに)
- 変更をまったく認めない印象が強い。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA):
- /ˈfleksɪbli/
アクセント:
- 最初の音節 “flex” にストレスがあります → “FLEX-i-bly”
- アメリカ英語・イギリス英語ともに大きく異なる発音はありませんが、強勢の位置を間違えないように注意しましょう。
- “-bly” 部分を [ブリー] ではなく [ブリ] に近い音で発音する点がポイントです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “flexable” としてしまうミス (“-ible” を “-able” と書き間違える) に注意。
- 同音異義語との混同はあまりありませんが、形容詞 “flexible” と混同して文法上のミスをしないようにしましょう。
- 資格試験や英検などで「柔軟に」と言いたいときに、文章の接続語として“however”などと混在させず、適切に修飾語として使う必要があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
flex
は “曲げる” という動作から連想すると覚えやすいです。筋肉をflex
するイメージで「自由に曲げられる」を思い浮かべるとよいでしょう。- “flexible” から派生した副詞が “flexibly” と押さえておきましょう。
- 何かの予定や考えなど、“曲がって対応できる” イメージと一緒に覚えると記憶に残りやすくなります。
柔軟に対応する様子を端的に表す「flexibly」は、ビジネスでも日常でも幅広く使える重要な副詞です。シチュエーションによっては、「柔軟な思考力」や「スケジュールを調整する能力」など前向きなイメージを与える言葉なので、ぜひ使いこなしてみてください。
意味のイメージ