最終更新日:2024/06/11

彼女は驚きで眉を上げた。

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She raised her eyebrow in surprise.

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元となった辞書の項目

eyebrow

名詞

眉弓(びきゅう)(目の上の弓状突起部) / 『まゆ』,まゆ毛

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解説

1. 基本情報と概要

意味(英語・日本語)


  • 英語: eyebrow

  • 日本語: まゆげ

目の上にある細い毛の部分を指します。「眉毛」のことです。人間が表情を作る上で非常に重要な部分で、目と同様に感情が表れやすいところです。

品詞


  • noun(名詞)

活用形


  • 単数形: eyebrow

  • 複数形: eyebrows

※「他の品詞」はありませんが、派生的に「brow」(おでこやまゆのあたりを指す短縮形)が名詞として使われる場合があります。

CEFRレベル: A2(初級)

「体の部位」の単語として、日常会話でもよく出てくる初級レベルの英語表現です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • eye + brow


    • 「eye」は「目」

    • 「brow」は古英語で「眉」「額(ひたい)」を指す単語


実際には複合語として「眉毛」を示す一つの単語として扱われます。

派生語や関連語


  • brow: 「おでこ」「眉のあたり」を表す名詞

  • eyelash: 「まつげ」

  • eyelid: 「まぶた」

  • eyeball: 「眼球」

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. raise an eyebrow(眉を上げる)

  2. furrow one’s brows(眉をひそめる)

  3. pluck one’s eyebrows(眉毛を抜く)

  4. thread one’s eyebrows(眉毛を糸で抜く)

  5. arch your eyebrows(眉を弓なりに上げる)

  6. thick eyebrows(濃い眉毛)

  7. thin eyebrows(薄い眉毛)

  8. eyebrow pencil(アイブロウペンシル)

  9. knitted eyebrows(しかめられた眉)

  10. eyebrow shape(眉の形)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語で“brow”(眉・おでこ)を意味する語と「eye(目)」が結びついて生まれた複合語です。

ニュアンス・使用時の注意


  • 感情表現と密接に関わっており、口語・文章問わず頻繁に使われます。

  • 「raise an eyebrow」は軽い驚きや疑問を示す表現としても使われ、ややカジュアルからフォーマルまで幅広く使えます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞(可算名詞なので「one eyebrow, two eyebrows」のように数えられます)

  • 基本的には人の「眉毛」を指しますが、動物に対して使われる場合もあります。

  • 句動詞や固有のイディオムはあまり多くありませんが、以下のような表現はよく使われます。


    • raise an eyebrow at (something): 「~に眉をひそめる/怪訝に思う」



5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “I like to shape my eyebrows every morning.”

    (毎朝、眉毛を整えるのが好きなんだ。)

  2. “She raised an eyebrow when I told her the news.”

    (そのニュースを伝えたとき、彼女は眉を上げて驚いた様子だった。)

  3. “Do you think my eyebrows are too thin?”

    (私の眉って細すぎると思う?)

ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “His unusual proposal raised a few eyebrows at the meeting.”

    (彼の変わった提案は、会議で数人の眉をひそめさせた。)

  2. “We need to present ourselves professionally, so make sure your eyebrows are tidy.”

    (プロフェッショナルに見えるように、眉毛をきちんと整えておいてください。)

  3. “Her confident demeanor and raised eyebrow indicated she was ready for negotiation.”

    (彼女の自信に満ちた態度と軽く上げた眉からは、交渉の準備ができていることがうかがえた。)

学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)


  1. “Studies have shown that eyebrow movements significantly influence interpersonal communication.”

    (研究によると、眉の動きは対人コミュニケーションに大きな影響を与えることが示唆されている。)

  2. “The eyebrow region plays a crucial role in facial recognition and emotional expression.”

    (眉の領域は顔認識や感情表現において、重要な役割を果たしている。)

  3. “Detailed analysis of eyebrow shape can aid in anthropological studies.”

    (眉の形を詳細に分析することは、人類学の研究に役立つ場合がある。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  • brow(まゆ、額)

    ニュアンスとしては「おでこ」「額」を指すことが多いが、眉の周辺そのものを指す場合もある。

  • forehead(額)

    眉より上の部分を指す。「おでこ」の意味が強いので、「まゆげ」とは異なる。

反意語


  • 「eyebrow」の反意語は特にありませんが、似た分類の中で「upper lid」「lower lid」のように「まぶた」を示す語はあります。直接的な反意語とは言えず、部位としての対比です。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˈaɪ.braʊ/

  • アメリカ英語もイギリス英語も基本的には同じ発音です。

  • アクセントは eye の部分(最初の音節)に置かれます。

  • “eye”をはっきり「あい」と発音し、“brow”を「ブラウ」と続けます。

  • “brow”が「ブロウ」に近くなったり、「ブラオ」に聞こえたりする場合もありますが、母音は /aʊ/ (口を大きめに開いて“アウ”の音)で発音するとよいでしょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミスとして「eyebraw」や「eybrow」などが起こりやすいので注意。

  • 「eye」と「brow」を一つの単語として扱うことをしっかり覚えてください。

  • TOEICや英検などでは「体の部位の単語を問う問題」で出題される場合があります。マーク式でスペルに気をつける必要があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「eye(目)」と「brow(おでこ・額)」がくっついたイメージをもつと覚えやすいです。

  • 「眉(brow)」は昔から「ひたい」という意味もあると知っておくと、歴史ある言葉だとイメージしやすくなります。

  • 語呂合わせとして「Eye(アイ)+ brow(ブラウ)=アイブラウ⇒まゆげ」と覚えてみましょう。

  • 一緒に「eyelash(まつげ)」「eyelid(まぶた)」「eyeball(眼球)」など、eye関連の単語をセットで覚えると効率的です。


以上が 「eyebrow」 の詳細解説になります。

意味のイメージ
eyebrow
意味(1)

まゆ,まゆ毛

意味(2)

眉弓(びきゅう)(目の上の弓状突起部)

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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