元となった辞書の項目
eyebrow
解説
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
- 英語: eyebrow
- 日本語: まゆげ
目の上にある細い毛の部分を指します。「眉毛」のことです。人間が表情を作る上で非常に重要な部分で、目と同様に感情が表れやすいところです。
品詞
- noun(名詞)
活用形
- 単数形: eyebrow
- 複数形: eyebrows
※「他の品詞」はありませんが、派生的に「brow」(おでこやまゆのあたりを指す短縮形)が名詞として使われる場合があります。
CEFRレベル: A2(初級)
「体の部位」の単語として、日常会話でもよく出てくる初級レベルの英語表現です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- eye + brow
- 「eye」は「目」
- 「brow」は古英語で「眉」「額(ひたい)」を指す単語
- 「eye」は「目」
実際には複合語として「眉毛」を示す一つの単語として扱われます。
派生語や関連語
- brow: 「おでこ」「眉のあたり」を表す名詞
- eyelash: 「まつげ」
- eyelid: 「まぶた」
- eyeball: 「眼球」
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
- raise an eyebrow(眉を上げる)
- furrow one’s brows(眉をひそめる)
- pluck one’s eyebrows(眉毛を抜く)
- thread one’s eyebrows(眉毛を糸で抜く)
- arch your eyebrows(眉を弓なりに上げる)
- thick eyebrows(濃い眉毛)
- thin eyebrows(薄い眉毛)
- eyebrow pencil(アイブロウペンシル)
- knitted eyebrows(しかめられた眉)
- eyebrow shape(眉の形)
3. 語源とニュアンス
語源
- 古英語で“brow”(眉・おでこ)を意味する語と「eye(目)」が結びついて生まれた複合語です。
ニュアンス・使用時の注意
- 感情表現と密接に関わっており、口語・文章問わず頻繁に使われます。
- 「raise an eyebrow」は軽い驚きや疑問を示す表現としても使われ、ややカジュアルからフォーマルまで幅広く使えます。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞(可算名詞なので「one eyebrow, two eyebrows」のように数えられます)
- 基本的には人の「眉毛」を指しますが、動物に対して使われる場合もあります。
- 句動詞や固有のイディオムはあまり多くありませんが、以下のような表現はよく使われます。
- raise an eyebrow at (something): 「~に眉をひそめる/怪訝に思う」
- raise an eyebrow at (something): 「~に眉をひそめる/怪訝に思う」
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
- “I like to shape my eyebrows every morning.”
(毎朝、眉毛を整えるのが好きなんだ。) - “She raised an eyebrow when I told her the news.”
(そのニュースを伝えたとき、彼女は眉を上げて驚いた様子だった。) - “Do you think my eyebrows are too thin?”
(私の眉って細すぎると思う?)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
- “His unusual proposal raised a few eyebrows at the meeting.”
(彼の変わった提案は、会議で数人の眉をひそめさせた。) - “We need to present ourselves professionally, so make sure your eyebrows are tidy.”
(プロフェッショナルに見えるように、眉毛をきちんと整えておいてください。) - “Her confident demeanor and raised eyebrow indicated she was ready for negotiation.”
(彼女の自信に満ちた態度と軽く上げた眉からは、交渉の準備ができていることがうかがえた。)
学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)
- “Studies have shown that eyebrow movements significantly influence interpersonal communication.”
(研究によると、眉の動きは対人コミュニケーションに大きな影響を与えることが示唆されている。) - “The eyebrow region plays a crucial role in facial recognition and emotional expression.”
(眉の領域は顔認識や感情表現において、重要な役割を果たしている。) - “Detailed analysis of eyebrow shape can aid in anthropological studies.”
(眉の形を詳細に分析することは、人類学の研究に役立つ場合がある。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- brow(まゆ、額)
ニュアンスとしては「おでこ」「額」を指すことが多いが、眉の周辺そのものを指す場合もある。 - forehead(額)
眉より上の部分を指す。「おでこ」の意味が強いので、「まゆげ」とは異なる。
反意語
- 「eyebrow」の反意語は特にありませんが、似た分類の中で「upper lid」「lower lid」のように「まぶた」を示す語はあります。直接的な反意語とは言えず、部位としての対比です。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /ˈaɪ.braʊ/
- アメリカ英語もイギリス英語も基本的には同じ発音です。
- アクセントは eye の部分(最初の音節)に置かれます。
- “eye”をはっきり「あい」と発音し、“brow”を「ブラウ」と続けます。
- “brow”が「ブロウ」に近くなったり、「ブラオ」に聞こえたりする場合もありますが、母音は /aʊ/ (口を大きめに開いて“アウ”の音)で発音するとよいでしょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミスとして「eyebraw」や「eybrow」などが起こりやすいので注意。
- 「eye」と「brow」を一つの単語として扱うことをしっかり覚えてください。
- TOEICや英検などでは「体の部位の単語を問う問題」で出題される場合があります。マーク式でスペルに気をつける必要があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「eye(目)」と「brow(おでこ・額)」がくっついたイメージをもつと覚えやすいです。
- 「眉(brow)」は昔から「ひたい」という意味もあると知っておくと、歴史ある言葉だとイメージしやすくなります。
- 語呂合わせとして「Eye(アイ)+ brow(ブラウ)=アイブラウ⇒まゆげ」と覚えてみましょう。
- 一緒に「eyelash(まつげ)」「eyelid(まぶた)」「eyeball(眼球)」など、eye関連の単語をセットで覚えると効率的です。
以上が 「eyebrow」 の詳細解説になります。
意味のイメージ
意味(1)
まゆ,まゆ毛
意味(2)
眉弓(びきゅう)(目の上の弓状突起部)