最終更新日:2024/06/10
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She is a dedicated educator who is passionate about helping students succeed.
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元となった辞書の項目
educator
解説
1. 基本情報と概要
単語: educator
品詞: 名詞 (countable noun)
活用形: この単語自体は名詞のため、複数形は educators となります。
意味 (英語・日本語)
- 英語: An educator is a person whose job or primary role is to teach, instruct, or guide others in learning.
- 日本語: 「educator」は、主に人に教えたり、指導したり、学びを導いたりする役割を担う人を指します。多くの場合、学校の先生や大学の教授などを指しますが、広く「教育に携わる人」も指すことがあります。特に教育の専門家としてのニュアンスが強い単語です。
こういう場面で使われます: 先生、大学教授、教育学者など、「教育」に携わる職業の人を呼ぶときに使われます。先生 (teacher) よりも広い意味を持ち、教育の方法論や指導方針にも深く関わるというニュアンスが含まれます。
他の品詞形
- 動詞: educate(教育する)
- 例: He wants to educate young children.(彼は幼い子どもたちを教育したいと思っている。)
- 例: He wants to educate young children.(彼は幼い子どもたちを教育したいと思っている。)
- 名詞: education(教育)
- 例: Education is vital for societal development.(教育は社会の発展に不可欠である。)
- 例: Education is vital for societal development.(教育は社会の発展に不可欠である。)
- 形容詞: educational(教育的な)
- 例: This book is very educational for children.(この本は子どもにとってとても教育的だ。)
CEFRレベルの目安
- B2(中上級)
- 「educator」は日常会話で頻出する単語ではないものの、教育系の文脈でよく用いられるため、ややアカデミックよりの単語としてB2レベルほどに位置づけられます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- educate(「教育する」という動詞)
- + -or(「〜する人」を示す接尾語)
すなわち、「教育する人」という意味を持つ語です。
関連語や派生語
- educate (v.): 教育する
- educational (adj.): 教育的な
- educationalist (n.): 教育学者、教育理論家
- re-educate (v.): 再教育する
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- dedicated educator
- 日本語訳: 熱心な教育者
- 日本語訳: 熱心な教育者
- experienced educator
- 日本語訳: 経験豊富な教育者
- 日本語訳: 経験豊富な教育者
- respected educator
- 日本語訳: 尊敬されている教育者
- 日本語訳: 尊敬されている教育者
- professional educator
- 日本語訳: 職業としての教育者
- 日本語訳: 職業としての教育者
- innovative educator
- 日本語訳: 革新的な教育者
- 日本語訳: 革新的な教育者
- certified educator
- 日本語訳: 資格を有した教育者
- 日本語訳: 資格を有した教育者
- lifelong educator
- 日本語訳: 生涯にわたり教育に携わる人
- 日本語訳: 生涯にわたり教育に携わる人
- influential educator
- 日本語訳: 影響力のある教育者
- 日本語訳: 影響力のある教育者
- educator training program
- 日本語訳: 教育者研修プログラム
- 日本語訳: 教育者研修プログラム
- role of the educator
- 日本語訳: 教育者の役割
- 日本語訳: 教育者の役割
3. 語源とニュアンス
語源
- educate はラテン語の “educare”(育てる、導く)や “educere”(導き出す)に由来し、「知識や能力を外に導き出す」という意味合いがあります。
- そこに、人を表す接尾語 “-or” が付加されて「教育する人」という意味になりました。
ニュアンスや感情的響き
- 「teacher」よりも専門性や包括的な教育観を持つイメージがあります。教育現場の専門家として尊敬や敬意が含まれることが多いです。
- 口語でも使いますが、ややフォーマルな文章や専門的な場面でもよく見られます。
使われるシーン
- イベントや公式文書などで、講演や指導を行うプロフェッショナルとして言及されるとき
- 学術的な文脈や教育関連のニュース記事などで扱われる際
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞 (countable noun): an educator / educators
- 使用シーン: フォーマルでもカジュアルでも使えるが、ややフォーマル・アカデミック寄り。
一般的な構文例
- (1) “He is an educator who specializes in early childhood development.”
- 彼は幼児発達を専門とする教育者です。
- 彼は幼児発達を専門とする教育者です。
- (2) “As an educator, she values interactive teaching methods.”
- 教育者として、彼女は対話的な教授法を重視しています。
イディオムや慣用表現
- 明確なイディオムは少ないですが、以下のように “educator” を中心にした複合名詞がよく使われます。
- “educator's perspective”(教育者の視点)
- “an educator at heart”(根っからの教育者)
- “educator's perspective”(教育者の視点)
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
- “My neighbor is a dedicated educator; she’s always planning new lessons.”
- 私の隣人は熱心な教育者で、いつも新しい授業の計画を立てています。
- 私の隣人は熱心な教育者で、いつも新しい授業の計画を立てています。
- “I really admire him as an educator because he inspires his students.”
- 生徒をやる気にさせる彼を教育者として本当に尊敬している。
- 生徒をやる気にさせる彼を教育者として本当に尊敬している。
- “She’s not just a teacher but an educator who focuses on overall growth.”
- 彼女はただの先生ではなく、生徒の総合的な成長に焦点を当てる教育者です。
ビジネスシーンでの例文(3つ)
- “We invited a leading educator to speak at our corporate training session.”
- 私たちは社内研修で、業界をリードする教育者を招きました。
- 私たちは社内研修で、業界をリードする教育者を招きました。
- “Working with experienced educators will help us design better training programs.”
- 経験豊富な教育者と協力することで、より良い研修プログラムを作り上げられます。
- 経験豊富な教育者と協力することで、より良い研修プログラムを作り上げられます。
- “Our company partners with educators to develop community learning initiatives.”
- 当社は地域学習の取り組みを推進するために教育者と提携しています。
学術的な文脈での例文(3つ)
- “Distinguished educators often conduct research on effective teaching methodologies.”
- 優れた教育者は効果的な教授法に関する研究を行うことが多い。
- 優れた教育者は効果的な教授法に関する研究を行うことが多い。
- “Many educators emphasize critical thinking and analytical skills in higher education.”
- 多くの教育者は高等教育において批判的思考力や分析力を重視している。
- 多くの教育者は高等教育において批判的思考力や分析力を重視している。
- “In this study, educators utilized various digital tools to enhance student engagement.”
- この研究では、教育者たちは学生の学習意欲を高めるために様々なデジタルツールを利用しました。
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- teacher(先生)
- 一般的に学校の授業を担当する先生を指す。やや範囲が狭い。
- 一般的に学校の授業を担当する先生を指す。やや範囲が狭い。
- instructor(指導者、講師)
- スキルや知識を直接教える立場。実技やトレーニングなどで用いられることが多い。
- スキルや知識を直接教える立場。実技やトレーニングなどで用いられることが多い。
- mentor(助言者、指導者)
- 個人に対して助言やサポートを行う指導者。よりパーソナルな関係を指すことが多い。
- 個人に対して助言やサポートを行う指導者。よりパーソナルな関係を指すことが多い。
- tutor(家庭教師、個別指導者)
- 個別に教える役割。プライベートレッスンや補習などに使われる。
- 個別に教える役割。プライベートレッスンや補習などに使われる。
“educator” は教育に携わる広い概念で、研究や方針立案まで含む場合があります。上記の単語は「教える場面」「個別指導」「実技や講義中心」など、より限定的な場面を表すことが多いです。
反意語
- 「educator」の直接的な反意語はありませんが、「学習者 (learner)」「生徒 (student)」などは対の位置づけにあります。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA表記: /ˈɛdʒuˌkeɪtər/ (米国英語例)
アメリカ英語(AmE)
- 発音は「エッジュケイター」に近い音になります。
- アクセントは “ED-u-ca-tor” の “ED” の部分(最初の音節)に強勢がきます。
イギリス英語(BrE)
- IPA : /ˈedʒuˌkeɪtə/
- アクセントの位置は同じですが、語尾の “r” の音が弱まることが多く「エッジュケイタ」に近い発音です。
よくある間違い: “edu-cater” (エデュケイタ) などと /dj/の音があいまいになることがあるため、/ˈɛdʒu/を意識して発音しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “educater” “eductor” などとつづりを間違えることがあります。
- 同音異義語との混同: 同音異義語は特にありませんが、語中の /dʒ/ を /tʃ/ と間違えないように。
- 試験対策: TOEICや英検などで、教育関連の文脈で出題されることがあります。特に教育制度や職業名として出てくる場合が多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「edu-」は“教育 (education)”に関わる接頭語と考えると覚えやすいです。
- 教育 + “-or” = 「教育する人」→ educator。
- 連想: “doctor” が医師を意味するように、”educator” は教育における“プロ”のイメージで覚えると分かりやすいでしょう。
以上が「educator」の詳細解説です。教えること、学ぶこと、教育の専門家、というすべてに通じる基本的かつ重要な単語なので、ぜひしっかり押さえておきましょう。
意味のイメージ
意味(1)
教育者,教師
意味(2)
教育学者