最終更新日:2024/06/10
正解を見る

This water is drinkable.

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

drinkable

IPA(発音記号)
形容詞

飲める,飲用に適した

このボタンはなに?
このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: drinkable

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語): safe or suitable to drink

意味(日本語): 飲むのに適した、飲用可能な

「drinkable」は、水や飲料が「飲んでも大丈夫」「飲むのに快適」というニュアンスを表すときに使われる形容詞です。たとえば、新鮮な水が手に入ったときに「This water is drinkable.(この水は飲めるよ)」というふうに使います。

活用形

形容詞なので活用形は主に比較級・最上級のみです。


  • 比較級: more drinkable (より飲みやすい)

  • 最上級: most drinkable (最も飲みやすい)

他の品詞形


  • drink (動詞・名詞): 「飲む」「飲み物」

  • drinker (名詞): 「飲む人」

  • drinkability (名詞): 「飲むのに適しているかどうかの度合い」

  • drinkably (副詞形は通常あまり使用しません)

CEFRレベルの目安


  • B1:中級


    • 日常生活でも聞く可能性がある単語ですが、そこまで頻出というほどではなく、少し日常表現に踏み込んだレベルです。



2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹(stem): drink


    • 「飲む」を表す動詞・名詞。


  • 接尾語(suffix): -able


    • 「〜できる」を表す。この場合は「飲むことができる」という意味になります。


関連語や派生語


  • potable: 「飲用に適した」という同義の形容詞(ややフォーマル)。

  • undrinkable: 「飲用に適さない」という反意の形容詞。

よく使われるコロケーション(10個)


  1. drinkable water → 飲用可能な水

  2. barely drinkable → かろうじて飲める

  3. perfectly drinkable → 完璧に飲める

  4. drinkable wine → 飲みやすいワイン

  5. make it drinkable → 飲める状態にする

  6. ensure something is drinkable → 何かが飲用に適していることを確認する

  7. considered drinkable → 飲めるとみなされる

  8. judged drinkable by experts → 専門家によって飲用可能と判断される

  9. drinkable standard → 飲用基準(安全基準など)

  10. no longer drinkable → もはや飲めなくなった


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 「drink(飲む)」に「-able(〜することができる)」をつけて、「飲むことができる」→「飲用に適している」という意味が形成されました。

  • 歴史的視点: 古くは “potable” という語も同じ意味で使われてきましたが、より日常的・カジュアルな表現として “drinkable” が広まりました。

  • ニュアンス・使用時の注意点:


    • 飲用に「適している、安全」といった意味合いが多いですが、ワインやコーヒーなどに対しては「味わいがまぁまぁイケる」という軽いニュアンスでも使われます。

    • カジュアルな会話や記事、ラベル表記などでも使いますが、フォーマルな文書や公的な品質表示などでは “potable” や “fit for human consumption” など別の表現を使う場合もあります。



4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞としての役割: 名詞を修飾して「飲むのに適した水」などを表します。


    • 例: “We found drinkable water in the well.”


  • 可算・不可算 (名詞の場合): 形容詞なので可算・不可算の区別はありませんが、修飾する名詞で区別します。たとえば “water” は不可算名詞。

  • 一般的な構文例:


    • This water is drinkable. (補語としての用法)

    • We need to find a drinkable source of water. (名詞を修飾)


イディオム的な表現


  • 直接のイディオムはありませんが、口語で “make something drinkable” などと表現することがあります。


5. 実例と例文

日常会話 (3例)


  1. “Is this tap water drinkable?”

    → 「この水道水って飲めるの?」

  2. “I’ll boil the water to make it drinkable.”

    → 「お湯を沸かして、飲めるようにするよ。」

  3. “The wine is cheap but still drinkable.”

    → 「そのワインは安いけど、まあ飲めるよ。」

ビジネス (3例)


  1. “We need to ensure that the water in the office is drinkable.”

    → 「オフィスの水が飲用可能であることを確認する必要があります。」

  2. “Could you provide us with a drinkable water supply for the event?”

    → 「そのイベント用に飲み水を用意していただけますか?」

  3. “Our product guarantees a drinkable solution in remote areas.”

    → 「わが社の製品は、遠隔地でも飲用可能な水を確保します。」

学術的・専門的 (3例)


  1. “According to the latest research, over 2 billion people lack access to drinkable water globally.”

    → 「最新の研究によれば、世界では20億人以上が飲み水を利用できません。」

  2. “The pH levels must be tested to confirm the sample is drinkable.”

    → 「水質サンプルが飲用に適しているか確認するためにpH値を検査する必要があります。」

  3. “Advanced filtration technology is used to make contaminated water drinkable.”

    → 「高度なろ過技術を使って汚染された水を飲用可能にします。」


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    1. potable (飲用可能な)


      • よりフォーマルな響き。公的機関や専門業界で使用されることが多い。


    2. safe to drink (安全に飲める)


      • 直接的でわかりやすい表現。


    3. fit for consumption (口にしても問題ない)


      • こちらもフォーマル寄りの表現。



  • 反意語:


    1. undrinkable (飲めない)


      • 文字通り「飲用に適さない」。


    2. contaminated (汚染されている)


      • 飲むのに適さない状態を表す。形容詞として文脈により使われる。



これらの単語は「飲むことができるかどうか」を表す点では共通していますが、使用頻度とフォーマル度合いが異なります。たとえば、日常会話なら “drinkable”、研究や公的用途なら “potable” が好まれます。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˈdrɪŋ.kə.bəl/


    • アメリカ英語・イギリス英語ともに、ほぼ同じ発音です。


  • アクセント: 最初の音節 “drin-” にアクセントが置かれます(DRIN-kə-bəl)。

  • よくある間違い:


    • “drink-” の /drɪŋk/ を /driːnk/ と長く発音しすぎるミス。

    • -able を /əbəl/ ではなく /eɪbl/ と伸ばしてしまうミス。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペル: “drinkable” のスペルを “drinkible” と書き間違えるなど。

  • 同音異義語との混同: 同音異義語はありませんが、動詞の “drink” と間違えて用いることがあります。

  • 試験対策:


    • TOEICや英検で頻出単語というほどではないですが、読解問題で出てきて「飲用可能な」という訳を求められることがあります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: “drink + able” なので「飲むことができる」と単純に語源をそのまま覚えるとわかりやすいです。

  • スペリングのポイント: 接尾語 -able は「〜可能」と覚えると他の単語(例えば “readable”, “comfortable” など)とも関連づけて学習しやすいです。

  • 勉強テクニック: 日常的に水のボトルなどを見るたびに “Is this drinkable?” と頭の中で唱えることで自然と定着します。


以上が “drinkable” の詳細な解説です。ぜひ日常会話でも使ってみてください!

意味のイメージ
drinkable
意味(1)

飲める,飲用に適した

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★