最終更新日:2025/02/25

埋葬の儀式は平和な墓地で行われました。

正解を見る

The burial ceremony was held in a peaceful cemetery.

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

burial

名詞

『埋葬』,葬式

このボタンはなに?

埋葬の儀式は平和な墓地で行われました。

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: burial

品詞: 名詞 (countable [可算])


  • 英語の意味: the act of placing a dead body into the ground or a tomb

  • 日本語の意味: 埋葬、土葬や火葬などによる遺体の埋葬行為

「burial」は、人が亡くなった時に遺体をお墓や地中に埋める行為を指す名詞です。フォーマルな文章や会話だけでなく、ニュースや歴史的な文脈でも幅広く使われます。慎みのある、おごそかなニュアンスがあります。

活用形


  • 単数形: burial

  • 複数形: burials

「burial」は名詞なので、動詞形や形容詞形に直接変化するわけではありません。ただし、「bury (動詞)」や「buried (形容詞形 / buryの過去分詞)」などは関連語として挙げられます(後述)。

CEFRレベルの目安: B2(中上級)


  • A1: 超初心者

  • A2: 初級

  • B1: 中級

  • B2: 中上級 ←「burial」は、ニューズ記事や少しフォーマルな文脈でよく出てくる単語で、学習の進んだ段階で目に入りやすい単語です。

  • C1: 上級

  • C2: 最上級


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: bur (もとは古英語の “byrgan,” buryと関連)

  • 接尾語: -ial

    名詞を作るときに使われる「~ial」形ではありますが、厳密にはラテン系接尾語のような綴りをしていても、古英語起源と合わさった形です。

派生語と類縁語


  • bury (動詞): 埋葬する

  • buried (形容詞・動詞の過去形/過去分詞): 埋葬された、埋められた

  • burial ground (名詞句): 埋葬地、墓地

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. proper burial → 正式な埋葬

  2. burial ceremony → 埋葬式

  3. burial site → 埋葬地

  4. burial customs → 埋葬の習慣

  5. respectable burial → しかるべき埋葬

  6. burial expenses → 埋葬費用

  7. mass burial → 集団埋葬

  8. burial rites → 埋葬の儀式

  9. burial mound → 古墳、塚

  10. burial place → 埋葬場所(墓所)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語の “byrġels” (grave, tomb) に由来し、さらに “byrgan” (to bury) と関連しています。

  • 中英語を経るうちに “buriel → burial” と綴りや発音が変化しました。

ニュアンス


  • 故人に対する敬意や宗教的、文化的な習慣などが含意されるため、神聖なおごそかさを帯びた文脈で使われやすいです。

  • カジュアルというよりはフォーマルまたは半フォーマルな印象があります。

使用シーン


  • 文章・口語: 報道や歴史記事、フォーマルなシーンなど。日常会話でも使われる場合がありますが、やや硬い響きがあります。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 可算名詞


    • 「a burial」「two burials」など、加算扱いします。


  2. 派生語との関係


    • 動詞 “bury” (埋める) は他動詞として使われやすい (to bury something)。

    • “buried” は形容詞として「埋められた」、または動詞過去形/過去分詞として機能します。


一般的な構文例


  • “There was a solemn burial service for the fallen soldier.”

  • “The burial of ancient kings often involved grand ceremonies.”

イディオム


  • 「give someone a proper burial」: 誰かをしかるべき形で埋葬する


    • 「供養する」というニュアンスも含みます。



5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “I attended my grandfather’s burial last week.”


    • 「先週、祖父の埋葬に参列しました。」


  2. “When is the burial scheduled to take place?”


    • 「埋葬はいつ行われる予定ですか?」


  3. “People came from far away to pay their respects at the burial.”


    • 「遠方からも多くの人が弔問のために埋葬式に来ました。」


ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “Our company donated funds to cover the burial costs of the local war veterans.”


    • 「当社は地域の退役軍人の方々の埋葬費用を支援するために寄付を行いました。」


  2. “We should arrange the burial plot in advance for our employees’ welfare program.”


    • 「従業員福祉プログラムの一環として、埋葬区画を事前に手配すべきです。」


  3. “The legal team assisted in obtaining permits for the burial of the founder.”


    • 「法務チームが創業者の埋葬許可取得の支援を行いました。」


学術的シーンでの例文(3つ)


  1. “Archaeologists discovered new evidence of an ancient burial site near the river.”


    • 「考古学者たちは川の近くで古代の埋葬地の新たな証拠を発見しました。」


  2. “The burial practices of this civilization suggest a strong belief in the afterlife.”


    • 「この文明の埋葬習慣は、来世観の強い信仰を示しています。」


  3. “Burial artifacts offer insight into cultural and social hierarchies of the past.”


    • 「埋葬品は過去の文化や社会的階層についての洞察を与えてくれます。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. interment (埋葬)


    • 「burial」とほぼ同意だが、より公式/儀式的な響きが強い。


  2. entombment (埋葬、墓に納めること)


    • お墓や霊廟など「地上/建物の中への埋葬」のニュアンスがある。


  3. funeral (葬儀)


    • こちらは埋葬そのものよりも「儀式」に焦点があり、「埋葬式」というより「葬儀」の意味合い。


反意語 (Antonyms)


  • exhumation (掘り起こし)


    • 埋葬したものを掘り起こすこと。埋葬とは逆の行為。


使い方の違い


  • burial は「埋葬」という行為そのものを指す。

  • funeral は「葬儀」というセレモニー全体を指しており、埋葬を含むことが多いが「埋める行為そのもの」ではない。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA)


  • アメリカ英語: /ˈbɛriəl/

  • イギリス英語: /ˈber.i.əl/ (アメリカ英語とほぼ同じ)

アクセント位置: 第1音節 “bur” にストレスがあります (BUR-ial)。

よくある間違い:


  • “u” の発音を [y] としないように注意 (× /ˈbyer.i.əl/ のようにならないように)。

  • “ri” の部分を強く発音しすぎない。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • 「be*rial」「burr*ial」などと間違いがち。

    • 実際の綴りは burial(u → r → i → a → l の順)。


  2. “burial” と “funeral” の使い分け


    • “funeral” は葬儀の式典を指し、“burial” は埋葬の行為そのものだと区別をしっかりする。


  3. TOEIC・英検などでの出題傾向


    • ニュース記事などフォーマル文脈のリーディングで見かける可能性がある。

    • 語い問題で「bury と burial」を混同しやすいので要注意。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語源のイメージ: “bury” (埋める) に名詞化する接尾語がついていると覚えるとわかりやすい。

  • ストーリーで覚える: 「亡くなった人を“bury”→それが“burial”」とセットで覚える。

  • スペリングのポイント: 「u → r → i → a → l」が連続するという並びが特徴的。

  • 勉強テクニック: 「埋葬」のシーンを思い浮かべつつ、関連語(bury, funeral, grave, tomb)をマインドマップにしてまとめると効果的。


以上が名詞「burial」の詳細解説となります。しっかり頭に入れておきましょう。

意味のイメージ
burial
意味(1)

埋葬,葬式

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★