最終更新日:2025/08/21

夕方のニュースのアンカーマンは非常に人気があります。

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The anchorman on the evening news is very popular.

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元となった辞書の項目

anchorman

名詞

=anchor4 / (テレビ・ラジオで)多元ニュース解説者 / 頼みになる人,大黒柱

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解説

1. 基本情報と概要

単語: anchorman

品詞: 名詞 (countable noun)

意味(英語): the main news presenter or host of a television or radio news program, typically male

意味(日本語): テレビやラジオのニュース番組などでメインとなる男性司会者・キャスター

「ニュース番組で一番前に立って番組を進行する人」というイメージの単語です。男性を指す場合に特に“anchorman”という単語が使われますが、近年はジェンダーニュートラルな“anchor”と呼ぶことも多いです。


  • 活用形:


    • 単数形: anchorman

    • 複数形: anchormen


  • 関連する品詞・形:


    • anchor (名詞/動詞) — 「錨」「番組の司会をする」など

    • anchorwoman (名詞) — 女性版のアンカーマン

    • anchoring (動名詞/形容詞的用法) — 「アンカー役を務めること」や「アンカー役としての」など


  • CEFRレベルの目安: B2(中上級)


    • 長めのニュースやメディアに触れる学習者にとっては、多少馴染みのある単語といえますが、日常生活で売店のレベルの英会話には出てこないやや専門的な語です。



2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成: 「anchor(錨・ニュースのメイン司会者)」 + 「man(男性)」


    • anchor: もともとは船を岸に固定する「錨」の意味ですが、転じて「番組の要として動かない」というイメージから「メインキャスター」という意味が派生します。

    • man: 「男性」を表す要素。


  • 他の単語との関連性(派生語や類縁語)


    1. anchor(名詞・動詞)

    2. anchorwoman(名詞)

    3. anchorage(名詞:停泊地、固定する場所 など)

    4. anchoring(動名詞・形容詞)


  • よく使われるコロケーション(共起表現)


    1. act as an anchorman(アンカーマンを務める)

    2. evening news anchorman(イブニングニュースのアンカーマン)

    3. lead anchorman(主要ニュースのアンカーマン)

    4. sports anchorman(スポーツ番組のアンカーマン)

    5. the anchorman of the show(その番組のアンカーマン)

    6. retired anchorman(引退したアンカーマン)

    7. trusted anchorman(信頼されるアンカーマン)

    8. veteran anchorman(ベテランのアンカーマン)

    9. network anchorman(ネットワーク系列のアンカーマン)

    10. television anchorman(テレビ番組のアンカーマン)



3. 語源とニュアンス


  • 語源:


    • “anchor”はラテン語の“ancora”を経て中世英語に入った言葉で「錨」を意味します。そこに“man”がついて、男性のニュースキャスターを指すようになりました。


  • 歴史的背景:


    • テレビ放送が普及する中で「番組の要となる人物」として使われ始め、1960年代頃から「主要ニュースキャスター」という意味が定着しました。


  • ニュアンス・使用時の注意:


    • 近年はジェンダーニュートラルな言葉遣いが好まれるため、単に“anchor”と呼ばれることも多いです。

    • 一般的にはテレビやラジオニュース番組のメイン司会者に対して使われ、ややフォーマルな響きがあります。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞として扱われます。


    • 単数形: an anchorman / the anchorman

    • 複数形: anchormen


  • 使用シーン:


    • 比較的フォーマルな文脈(ニュース・ビジネス・公式の場)で使われることが多いです。日常会話でもニュースを話題にするときには登場します。


  • 関連イディオムや一般的な構文例:


    • “He serves as the anchorman for the evening news.”

    • “She replaced the former anchorman last year.”



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “Did you see the new anchorman on Channel 5? He seems very confident.”

    (チャンネル5の新しいアンカーマン見た? すごく自信ありげだね。)


  2. “My dad always watches the same anchorman every night.”

    (父は毎晩同じアンカーマンの番組を見ているんだ。)


  3. “I heard that the anchorman will be interviewing a famous actor tomorrow.”

    (あのアンカーマンが明日、有名俳優にインタビューするんだって。)


(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “Our client wants the former anchorman to host the ceremony.”

    (顧客は、元アンカーマンに式典の司会をしてもらいたいそうです。)


  2. “The anchorman announced the market trends impeccably during the live broadcast.”

    (アンカーマンは生放送中に市場動向を見事に伝えました。)


  3. “We’re planning to invite a well-known anchorman to speak at our corporate event.”

    (私たちは有名なアンカーマンを企業イベントでの講演者として招待する予定です。)


(3) 学術的/公的な文脈での例文


  1. “The role of an anchorman has significantly evolved with the rise of multimedia platforms.”

    (マルチメディアプラットフォームの台頭により、アンカーマンの役割は大きく変化してきています。)


  2. “Studies show that viewers tend to trust an anchorman who maintains consistent eye contact.”

    (研究によると、一貫して視線を保つアンカーマンほど視聴者からの信頼が高い傾向があります。)


  3. “The conference panel featured a veteran anchorman discussing media ethics.”

    (カンファレンスのパネルには、メディア倫理について議論するベテランのアンカーマンが登壇しました。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    1. “anchor” (アンカー) — 性別に関係なく使われる一般的な“メインニュースキャスター”

    2. “newscaster” (ニュースキャスター) — ニュースを読み上げる人を広く指す

    3. “presenter” (プレゼンター) — ニュースや番組を進行する人全般(英国寄り)

    4. “newsreader” (ニュースリーダー) — イギリス英語でニュースを読む人を指す

    5. “host” (ホスト) — 番組進行役全般に用いる。ニュースよりバラエティやトーク番組で使われることが多い


  • 反意語(※厳密な対義語ではないが対照的な立ち位置):


    • “viewer” (視聴者) — ニュース番組を見る側

    • “field reporter” (現地リポーター) — スタジオ内にいるアンカーマンとは対照的に、現地で取材をする記者


  • ニュアンス・使い分け:


    • “anchorman”はフォーマルかつ男性に特化した呼び方。

    • “anchor”はフォーマルさを維持したまま、性別を問わず使える。

    • “newscaster”はニュースを主に読み上げる人を強調する表現。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA):


    • アメリカ英語: /ˈæŋkərmæn/ または /ˈæŋkərmən/(「アンカー(æŋkər)」+「マン(mæn/mən)」)

    • イギリス英語: /ˈæŋ.kə.mæn/ または /ˈæŋ.kə.mən/


  • 強勢(アクセント): 最初の音節 “an-” の部分に強勢

  • よくある発音ミス:


    • “anchor”の“ch”を[x]のように濁らせたり、「アンチャー」と濁らせる。正しくは「アンカー」に近い音です。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “anchorman”を“anchormen”と誤って書く(複数形との混同)。

  2. 同音異義語との混同: 特に“anchor”関連で混乱する学習者もいますが、 “anchorman”は名詞1語として覚えましょう。

  3. ジェンダー表現: “anchorman”という単語は男性を強調するため、ジェンダーニュートラルが求められる場合には “anchor”を使うほうが自然です。

  4. 試験対策: TOEICや英検などで使用頻度は高くありませんが、ニュースやメディア関連の記事やリスニングなどで目にする可能性があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “anchor”は「錨(いかり)」で船をしっかり固定するイメージがあります。そこに“man”がついて、番組をどっしりと支える男性司会者が“anchorman”だと想像してください。

  • スペリングは「an」+「chor」+「man」で区切って覚えるとミスを減らせます。

  • 覚えるコツとして、ニュース番組で「一番の要になって下を支える(anchor)」人が“anchorman”と思い浮かべるとわかりやすいです。

意味のイメージ
anchorman
意味(1)

=anchor4

意味(2)

(テレビ・ラジオで)多元ニュース解説者

意味(3)

頼みになる人,大黒柱

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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