最終更新日:2025/11/04

I don't like it when people intrude on my personal space.

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私の個人的な空間に他人が侵入するのは好きではありません。

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元となった辞書の項目

intrude

動詞

〈自〉《…の》邪魔をする《on, upon ...》 / 《…に》侵入する,押し入る《on, upon, into ...》 / 〈他〉 《…に》…をむりに押しつける,を押し込める《on, upon, into ...》

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解説

以下では、英単語 “intrude” をできるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

単語: intrude

品詞: 動詞 (verb)

意味(英語):


  • To come or go in without permission or welcome.

  • To enter a place or situation where one is not wanted or invited.

意味(日本語):


  • 許可なく、または歓迎されない状態で入り込む。

  • 招かれていない場所や状況に入り込む。

「intrude」は、誰かのプライベートな空間や会話などに、招かれずに割り込む・入り込むニュアンスのある単語です。迷惑をかけたり、不快感を与えたりする場合によく使います。

活用形


  • 原形: intrude

  • 過去形: intruded

  • 過去分詞: intruded

  • 進行形: intruding

  • 三人称単数形: intrudes

他の品詞形


  • 名詞: intrusion(侵入、邪魔、押しつけ)

  • 形容詞: intrusive(立ち入った、押しつけがましい)

  • 名詞(人を指す場合): intruder(侵入者、邪魔をする人)

CEFRレベルの目安: B2 (中上級)


  • B2: 日常会話はある程度スムーズにでき、抽象的な話題にも対応し始めるレベル。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語 in-: 内に、あるいは中へ

  • 語幹 trud- (あるいはtrude): ラテン語 “trudere” (押す・突き進む) に由来

したがって “intrude” は「内に(強引に)押し込む」というニュアンスを持っています。

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. intrude on someone’s privacy

    (誰かのプライバシーに立ち入る)

  2. intrude into a conversation

    (会話に割り込む)

  3. intrude on personal space

    (個人の空間を侵害する)

  4. intrude upon someone’s thoughts

    (誰かの考え・思考に入り込む)

  5. sorry to intrude

    (お邪魔してすみません)

  6. intrude without warning

    (何の予告もなく割り込む)

  7. intrude on a meeting

    (会議に割り込む)

  8. feel intruded upon

    (侵害されたように感じる)

  9. refuse to be intruded upon

    (立ち入りを断る)

  10. welcome someone without intruding

    (邪魔にならないように歓迎する)


3. 語源とニュアンス

語源


  • ラテン語 “intrudere” = “in” (中へ) + “trudere” (押す)

    「押し込む」「押し入る」のイメージを持っています。

ニュアンス・使用上の注意


  • ややネガティブ: 相手の許可や歓迎がない状態で入り込むため、失礼や迷惑と感じられやすい。

  • 口語/文章: どちらでも使われますが、フォーマルな文章では “intrude upon one’s domain” のように、よりかしこまった言い回しとしても登場します。カジュアルな会話では “sorry to intrude” が口癖のように軽く使われることもあります。

  • 感情的な響き: 「押しかけてきた」「勝手に割り込んだ」というように、相手に不快感を与える場面で用いられることが多いため、注意して使う必要があります。


4. 文法的な特徴と構文


  • 他動詞/自動詞: 「intrude」は主語が“入り込む”動作を示すため、自動詞的に使われることが多いですが、前置詞 “on” や “into” を伴って目的語(入り込む対象)を示す形をとります。


    • 例) “He intruded on our conversation.” (彼は私たちの会話に割り込んだ)


  • よく使われる前置詞: “intrude on/upon/into” など。

イディオムや定型表現


  • “intrude on someone’s privacy” (相手のプライバシーを侵害する)

  • “I don’t mean to intrude, but…” (お邪魔するつもりはないのですが…)


5. 実例と例文

A. 日常会話 (カジュアルシーン)


  1. “Sorry to intrude, but could you tell me the time?”

    (邪魔してごめんなさい。今何時か教えていただけますか?)

  2. “I didn’t want to intrude on their weekend plans.”

    (彼らの週末の予定に割り込むのは気が引けたんだ。)

  3. “He just walked in and started eating—talk about intruding!”

    (彼は勝手に入ってきて食べ始めたんだ。まさに押しかけって感じ!)

B. ビジネスシーン (フォーマル or セミフォーマル)


  1. “I apologize for intruding on your discussion, but this data is urgent.”

    (会議の会話に割り込んで申し訳ありませんが、このデータは至急です。)

  2. “We must ensure we do not intrude upon clients’ personal information.”

    (顧客の個人情報を侵害しないよう徹底しなければなりません。)

  3. “Please let me know if my questions intrude on confidential matters.”

    (もし私の質問が機密事項に立ち入るようでしたら教えてください。)

C. 学術的/公的な文脈


  1. “The research must not intrude on the participants’ private lives without informed consent.”

    (研究は、被験者の事前同意なしにプライベートな領域に踏み込んではならない。)

  2. “Invasive species intrude into new habitats, often causing ecological harm.”

    (外来種は新しい生息地に侵入して、多くの場合生態系に被害をもたらす。)

  3. “Urban development can intrude upon natural habitats, leading to loss of biodiversity.”

    (都市開発は自然の生息域に立ち入り、生物多様性の損失を引き起こす可能性がある。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. interrupt (中断する)


    • 「話や行動を一時的に邪魔して止める」というニュアンス。


  2. encroach (侵害する)


    • 「侵食する」「すこしずつ領域を侵す」。フォーマル度が高め。


  3. invade (侵略する)


    • 軍事的・大規模・強制力を伴って入り込む。


  4. barge in (乱暴に割り込む)


    • カジュアルで、失礼で強引な感じ。


  5. trespass (不法侵入する)


    • 法的にも問題となり得る「不法侵入」を指す。


反意語 (Antonyms)


  1. withdraw (引き下がる、撤退する)


    • 入り込むのとは逆に、引く行為。


  2. stay out (外にとどまる)


    • バランスとして「外にいる」ことを強調する。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ɪnˈtruːd/

  • アクセント: “in-TRUDE” のように、第2音節 “truːd” に強勢があります。

  • アメリカ英語とイギリス英語: 大きな相違はなく、どちらも /ɪnˈtruːd/ で発音します。

  • よくある発音ミス: アクセントを第1音節に置いてしまい「IN-trude」と発音するケース。正しくは「in-TRUDE」。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “intrude” を “inturde” や “introude” などと打ち間違えないように注意。

  • 同音異義語との混同: 類似のスペリング “include” や “introduce” などとは意味がまったく異なるので注意。

  • 前置詞の使い方: “intrude on” か “intrude into” か迷いやすい。主に「どこに侵入するか」で “intrude on + 抽象的なもの” (会話・プライバシー) と “intrude into + 場所や領域” (部屋・空間) と使い分けが多い。

  • 試験対策: TOEICや英検では、文脈を読み取り「迷惑行為」としての “intrude” が出題される場合がある。熟語 “intrude on someone’s privacy” は定番。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “in” + “trude” (押しこむ) → “内側に強引に押し込む” イメージ。

  • 「INにTRU(ル)DE(ド)」と区切って「中にグイッ」と入るイメージを脳内再生すると覚えやすいかもしれません。

  • 語感としては “intrude” → “intrusion” → “intrusive” とセットで覚えると、名詞・形容詞・動詞の形で使い回しが身に付きます。


以上が、動詞 “intrude” の詳細解説です。プライバシーや空間を侵害するニュアンスが強いので、使う際は失礼にならないか注意しつつ、“on” や “into” などの前置詞と合わせて的確に表現するとよいでしょう。

意味のイメージ
intrude
意味(1)

(…に)侵入する,押し入る《+on(upon, into)+

意味(2)

(…に)…‘を'無理に押しつける,押し込める《++on(upon, into)+

意味(3)

(…の)邪魔をする《+onupon)+

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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