最終更新日:2025/11/26

永久に,絶えず,変わることなく,永遠に,いつも,絶え間なく

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元となった辞書の項目

eternally

副詞

永久に,絶えず,変わることなく,永遠に,いつも,絶え間なく

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その画家は、いわば永遠の少年だ。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: eternally

品詞: 副詞 (adverb)

意味(英語): forever, without end

意味(日本語): 永遠に、果てしなく

「eternally」は、「いつまでも」「永遠に」という意味を持つ副詞です。「永遠」という概念を表すときに使われ、ややフォーマル・文学的なニュアンスになることがあります。


  • 例)“I will love you eternally.”(私はあなたを永遠に愛します)

活用形としては、副詞なので形が変化しません。ただし、下記のように同根の単語には以下があります。


  • 形容詞: eternal(永遠の)

  • 名詞: eternity(永遠)

CEFRレベル目安: B2(中上級)

日常会話でも登場することがありますが、やや抽象的・文語的表現なので中上級レベルに当たります。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: “etern-”


    • ラテン語で「永遠(aeternus)」を意味する語に由来


  • 接尾辞: “-ally”


    • 形容詞を副詞化する“-ly”に、形容詞“eternal”の“-al”が含まれてできています。


よく使われる派生語・関連語


  1. eternal(形容詞: 永遠の)

  2. eternity(名詞: 永遠)

  3. eternize(動詞: 永遠のものとする、永久化する)

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. eternally grateful(永遠に感謝している)

  2. eternally yours(永遠にあなたのもの)

  3. remain eternally(永遠に留まる)

  4. love eternally(永遠に愛する)

  5. bound eternally(永遠に結ばれている)

  6. eternally young(永遠に若い)

  7. an eternally burning flame(永遠に燃え続ける炎)

  8. be eternally in debt(永遠に借りがある)

  9. linger eternally(延々と残る、永遠に続く)

  10. shine eternally(永遠に輝く)


3. 語源とニュアンス

語源: ラテン語 “aeternus” (永遠の) がフランス語を経て英語に入ったものです。もともと「いつまでも続く、期限がない」という概念を表しています。

ニュアンス:


  • 「果てしなく」「いつまでも」という、時間の終わりがないという強いイメージがあります。

  • 文学的・詩的表現や、ロマンチックな状況で使われることが多いです。

  • フォーマルな響きがあり、口語でも使われますが少し厳かな雰囲気を生み出します。


4. 文法的な特徴と構文


  • 副詞なので、主に動詞や形容詞を修飾します。


    • 例)“She felt eternally grateful for the help.”(彼女は助けに永遠に感謝していた)


  • フォーマル/文学的表現として、より感情を込めたい時に使います。

  • “forever”や“always”よりも強い、壮大・永続的なトーンを与えます。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “I will be eternally thankful if you help me move this weekend.”

    (今週末、引っ越しを手伝ってくれたら本当に助かるよ。)


  2. “She says she will be eternally loyal to her favorite band.”

    (彼女はお気に入りのバンドに一生忠誠を誓っているって言うんだ。)


  3. “He believes their friendship will last eternally.”

    (彼は、彼らの友情は永遠に続くと信じている。)


ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “We will be eternally grateful for your company’s continued support.”

    (御社の継続的なサポートに、永遠に感謝いたします。)


  2. “The partnership proved eternally beneficial, as both sides continue to profit.”

    (両社は引き続き利益を得ており、その提携は永遠に有益であることが証明されました。)


  3. “Our brand aims to create products that are eternally relevant.”

    (当社のブランドは、いつまでも時代に合った製品を作り出すことを目指しています。)


学術的・文脈での例文(3つ)


  1. “Philosophers have long debated whether the soul exists eternally.”

    (哲学者たちは、魂が永遠に存在するかどうかを長い間議論してきた。)


  2. “The concept of time being linear vs. eternally cyclical is a central theme in many cultures.”

    (時間が直線的か、永遠に循環するかといった概念は、多くの文化の中心的テーマです。)


  3. “In astrophysics, the universe was once thought to exist eternally without a beginning or end.”

    (宇宙物理学では、かつて宇宙には始まりも終わりもなく、永遠に存在すると考えられていた。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語(synonyms)


  1. forever(永遠に)


    • よりカジュアルで広く使われる表現。


  2. perpetually(永久に、絶え間なく)


    • “eternally”よりも「絶え間なく」という連続性が強調される。


  3. endlessly(果てしなく)


    • 「終わりなく続く」ニュアンスが強い。


  4. infinitely(無限に)


    • 数量的イメージを持ち、「限りなく」というニュアンスが強い。


反意語(antonyms)


  1. temporarily(仮に、一時的に)

  2. briefly(短期間、少しの間)


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ɪˈtɜːr.nəl.i/ (米: /ɪˈtɝː.nəl.i/, 英: /ɪˈtɜː.nəl.i/)


    • アクセントは “-tɜːr-” の部分にあります (e-ter-nally)。


  • アメリカ英語では “ɝ”(r音) が強めに発音される。

  • イギリス英語では “ɜː” のロングサウンドが使われる。

  • よくある間違いとしては、“長音のtɜː”部分を短くしてしまったり、最後の “-ly” を弱く発音しすぎるケースなどがある。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “eternaly”や“eternelly”など、lを一つ落としたり、nの位置を間違えたりしやすい。

  • 同音・類似スペルの混同: “internally” (内部で)や“externally” (外部で) とは語頭が似ているため混同に注意。

  • TOEICや英検などでは、文脈把握問題や読解問題で目にする可能性がある。長文中で文語的表現として出ることが多い。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “eternal” + “ly” → “eternally” と分解して覚えるとよいです。

  • “eter-”の部分から “forever + no end” のイメージを持ちやすいように、語源が「終わりのない長さ」を指していることを意識すると定着しやすくなります。

  • “forever”をより詩的かつドラマチックに言いたいときに“eternally”を使う、というイメージで覚えておくと便利です。


以上が、副詞 “eternally” の詳細な解説になります。ぜひ、例文やコロケーションを取り入れて使ってみてください。

意味のイメージ
eternally

和英選択問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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