最終更新日:2024/06/13
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彼らは彼女をやっかい者と考えていた。

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元となった辞書の項目

view

IPA(発音記号)
動詞

〈他〉...を見る, を眺める

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解説

1. 基本情報と概要

単語: view

品詞: 動詞 (他に名詞としても使われます)

活用形:


  • 原形: view

  • 三人称単数現在形: views

  • 現在分詞・動名詞: viewing

  • 過去形・過去分詞形: viewed

意味 (英語・日本語)


  • 英語: to look at something or to consider something in a particular way

  • 日本語: 何かを「見る・観察する」、あるいは「〜という観点で考える、評価する」という意味です。

「view」は、目で見ることだけでなく、物事をある角度・考え方でとらえる、というニュアンスの動詞です。たとえば「問題を改善点として見る」とか「新しいアイデアをチャンスとして見る」のように、単に視覚的に見るだけでなく、心の中でどうとらえるかを表すときに使われます。


  • CEFR レベル: B1 (中級)

    「view」は日常会話からビジネスまで幅広く使われる単語ですが、熟練したニュアンスや文脈を理解するには中級程度の英語力が必要となることが多いです。

別の品詞になったときの例


  • 名詞 (a view): 「視界、見解、意見」

    例: “I like the view from this window.” (この窓からの眺めが好きです)


  • 形容詞 (viewable): 「見ることができる」

    例: “The video is viewable on any device.” (その動画はどのデバイスでも視聴可能です)


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語: なし

  • 語幹: view (ラテン語由来の vidēre「見る」が遠い起源)

  • 接尾語: なし

詳細な意味


  1. 物理的に見る

    何かを実際に目で見る・観察すること。

    例: “We viewed the art exhibition yesterday.” (私たちは昨日、その美術展を見ました)


  2. 見なす・判断する

    物事をある観点から考える・評価する場合に使います。

    例: “Many people view this policy as a step forward.” (多くの人はこの政策を前進と見なしています)


よく使われるコロケーション10選


  1. view a house 「家を見る(内覧する)」

  2. view the proposal 「提案を検討する」

  3. view the data 「データを見る/分析する」

  4. view a presentation 「プレゼンを見る」

  5. view the scene 「場面を見る/眺める」

  6. view a website 「ウェブサイトを閲覧する」

  7. view images 「画像を見る」

  8. view an issue as… 「問題を〜として捉える」

  9. view with caution 「注意深く見る/慎重に考える」

  10. view from afar 「遠くから眺める」

3. 語源とニュアンス


  • 語源: 中英語の “view” は古フランス語の “vue (見ること)” に由来し、更にラテン語 “vidēre (見る)” にさかのぼります。

  • 歴史的使用: 当初は「見ること」「視界」を表す名詞的な意味が中心でしたが、時代とともに「物事をどう見るか」「判断する」という抽象的な意味合いも持つようになりました。

ニュアンス・使用上の注意


  • 「ただ見る」というより、「ある視点・意見をもって考える」ニュアンスが強いです。

  • フォーマル/カジュアルを問わず幅広いシーンで使われますが、ビジネス文書や学術的な文章では「consider」のように置き換えてもOKです。

  • 口語で「I view it as…」というと、やや硬め・丁寧な印象を与えます。

4. 文法的な特徴と構文


  • 他動詞としての使い方: 「誰が→何を→見る/どう考える」という形。

    例: “They viewed the suspect’s statement with skepticism.”

  • 目的語は名詞・代名詞・従属節のいずれも取れる:

    例: “We view that solution as impractical.” (that solution の部分が名詞相当)

  • フォーマルで使われる構文:

    例: “It can be viewed as an opportunity to learn.”

イディオム


  • view (something) through rose-colored glasses: 「(物事を) バラ色眼鏡で見る / 楽観的に見る」

  • take a dim view of (something): 「(〜を) 好ましく思わない / 良いように考えない」

5. 実例と例文

日常会話での例文 (3つ)


  1. “I’d love to view the sunset from the beach tonight.”

    (今夜は浜辺から夕日を眺めたいな。)

  2. “Have you viewed the new movie trailer yet?”

    (新作映画のトレーラー、もう見た?)

  3. “We viewed the apartment this morning, and it looked great.”

    (今朝、そのアパートを内覧してきたけど、すごく良かったよ。)

ビジネスシーンでの例文 (3つ)


  1. “Please view the attached report and let me know your thoughts.”

    (添付のレポートをご覧いただき、ご意見をお知らせください。)

  2. “The board members viewed the proposal as too risky.”

    (取締役会メンバーはその提案をリスクが高すぎると見なしました。)

  3. “We will view your performance over the next quarter to make our decision.”

    (私たちは次の四半期を通してあなたの業績を見て、判断を下します。)

学術的な文脈での例文 (3つ)


  1. “Researchers view these results as indicative of a larger trend.”

    (研究者たちはこれらの結果を、より大きな傾向を示すものと見ています。)

  2. “From a historical perspective, some scholars view the revolution as inevitable.”

    (歴史的観点から見ると、一部の学者はその革命を必然だと考えています。)

  3. “Sociologists often view social norms as a product of collective agreement.”

    (社会学者はしばしば社会規範を共同体の合意の産物として捉えます。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. look (at) (見る)


    • 「ただ視線を向ける」という意味が強い。「view」はもう少し意識的に見るニュアンス。


  2. observe (観察する)


    • 「綿密に観察する」ニュアンスが強い。


  3. consider (熟慮する)


    • 頭の中でよく考えるという点で似ているが、視覚的な要素は薄い。


反意語


  • ignore (無視する)

    「見ない・考慮しない」という意味。

  • overlook (見落とす、見逃す)

    「目にとめない」「見過ごす」という点で、view とは反対的ニュアンスを持つ。

7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /vjuː/

  • アメリカ英語: vjuː

  • イギリス英語: vjuː

  • 強勢: 単音節語なので特に目立った強勢の違いはありません。同じ長さで [vyu] と発音します。

  • よくある間違い:


    • /uː/ の長音を短く発音して [vju] にならないよう注意しましょう。

    • “B” と混同して “biew” と誤記することや、 “vuew” などとスペルを間違えることがあるので要注意です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • 単に「見る」だけでなく「判断・評価」という意味があることを押さえましょう。

  • スペルミスとして “veiw” と書いてしまう間違いがよくあります (“i” と “e” の位置に注意)。

  • 同音異義語としては特に目立つものはありませんが、 “few” (フィュー) など似た発音との区別に注意。

  • 資格試験(TOEICなど)や英検の読解問題で、「誰が何をどう見ているか」という文脈を問う問題が出ることがあります。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “view” = “ビュッ” → “ビューティフルな景色を見る” と関連づける

    ビューティフル(beautiful) から “ビュ” のイメージを連想し、「素敵な景色を見る」というイメージで覚えると定着しやすいかもしれません。

  • 「viewpoint (視点)」など “view” が含まれる単語から「見る・考える」という意味を思い出すのも有効です。


「view」は日常からビジネス、さらに学術分野まで、非常に幅広く使える動詞ですので、単に「見る」以上の意味合いを理解しておくとより自然に使いこなせます。

意味のイメージ
view
意味(1)

...を見る, ...を眺める

意味(2)

《...であると》...を見なす, ...を考える《as ...》

英和例文問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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