最終更新日:2024/06/13

この手紙を忘れずに投函しなさい。

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Remember to mail this letter.

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元となった辞書の項目

mail

動詞

《...に》〈手紙など〉を郵送する 《to ...》

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解説

1. 基本情報と概要

英語の意味

mail (動詞): to send a letter or package through the postal system or by email.

日本語の意味

mail (動詞): 「郵便やメールを送る」という意味です。「手紙や荷物をポストに投函する」「宛先へ郵送する」、あるいは「電子メールを送る」というニュアンスになります。日常的に使われるほか、ビジネスシーンでも活用されます。


  • 品詞: 動詞 (他動詞)

  • 活用形:


    • 原形: mail

    • 三人称単数現在: mails

    • 現在分詞: mailing

    • 過去形: mailed

    • 過去分詞: mailed


他の品詞になった場合


  • 名詞の “mail”: 手紙や郵便物そのものを指します。例: “I received a lot of mail this morning.”

  • 形容詞の形は特になし(形容詞として使う場合は “mail-order” のような複合語を作りますが、それは別扱いです)

CEFRレベルの目安


  • B1(中級)

    郵便やメールのやりとりに関連してよく登場し、日常生活やビジネスシーンで使用頻度が高いため、中級レベルでも十分に覚えておきたい語彙です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: mail

  • 接頭語・接尾語は特になし

派生語や類縁語


  • メール (名詞) “mail”: 手紙、郵便物、電子メール

  • 郵便 (名詞) “post”: イギリス英語では郵便に関する表現として post がよく使われる

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. mail a letter(手紙を郵送する)

  2. mail a package(小包を送る)

  3. mail an invoice(請求書を送る)

  4. mail it out(それを発送する・送付する)

  5. mail me back(返信を送る)

  6. mail the documents(書類を送る)

  7. bulk mail(大量郵便)

  8. snail mail(従来の郵便、電子メールに対して)

  9. regular mail(通常の郵便)

  10. air mail(航空郵便)


3. 語源とニュアンス

語源


  • mail は古フランス語の “male” (袋)に由来するとされており、中世からイギリスで手紙や荷物を運ぶための袋を指す言葉として用いられていました。のちに「郵便物」を指すようになり、現在は「電子的に送る」ことにも適用されるようになっています。

ニュアンス・使用上の注意


  • 口語か文章か: どちらでも使われます。カジュアルな文脈でもフォーマルな文脈でも幅広く使用可。

  • メール(電子メール)を送る意味にも使われるので、ビジネススキルとしても必須の表現です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 他動詞として用いられます。そのため、目的語(送るもの)を続けるのが一般的です。例: “I mailed the letter.”

  • フォーマル/カジュアル問わずに使えますが、イギリス英語では “post” もよく用いられます。

  • アメリカ英語では “mail (something) to (someone)” という構文がポピュラーです。例: “I mailed the documents to my boss.”

イディオムや一般的な構文


  • mail (something) to (someone): (何かを誰かに郵送・送信する)

  • mail out (something): (一斉に何かを郵送する/送る)


5. 実例と例文

日常会話での例文 (3文)


  1. “Could you mail this letter for me when you go out?”


    • (外出するときに、これをポストに投函してくれない?)


  2. “I need to mail my mom a birthday card before Friday.”


    • (金曜日までに母に誕生日カードを送らないと。)


  3. “Let me just mail these invitations to our friends.”


    • (友だちに招待状を送るから、ちょっと待ってね。)


ビジネスでの例文 (3文)


  1. “Please mail the signed contract back to our office.”


    • (署名済みの契約書を当社宛に送ってください。)


  2. “We’ll mail out the product samples to potential clients next week.”


    • (来週、潜在顧客に商品サンプルを発送します。)


  3. “I’ll mail you the updated report by the end of the day.”


    • (今日中に最新レポートをメールで送ります。)


学術的な文脈での例文 (3文)


  1. “Researchers often mail survey forms to participants residing in different cities.”


    • (研究者は、異なる地域に住む参加者にアンケート用紙を郵送することが多い。)


  2. “Please mail your completed application to the university admissions office.”


    • (記入済みの願書を大学の入学事務局に郵送してください。)


  3. “In academic correspondence, scholars typically mail hard copies of their manuscripts for peer review.”


    • (学術的なやり取りでは、研究者はしばしば原稿の印刷物を査読のために郵送する。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. post (動詞) – 郵送する


    • 主にイギリス英語で用いられます。アメリカ英語では “mail” を使う場面でも、イギリスでは “post” が自然です。


  2. send (動詞) – 送る


    • 一般的に「送る」という意味で幅広く使えますが、郵便に限定しない。


  3. dispatch (動詞) – 発送する


    • どちらかというとフォーマルで、物や人を素早く送るニュアンス。


反意語


  • この場合、はっきりした反意語は存在しませんが、送る行為の反対としては “receive (受け取る)” が一番関連する対義語です。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 国際音声記号(IPA): /meɪl/

  • アメリカ英語: [メイル] と発音し、しっかり [eɪ] の二重母音を伸ばします。

  • イギリス英語: 基本的に同じ発音ですが、音の伸びやイントネーションがやや異なる場合があります。

  • よくある間違いとして、 [mɪl] や [mʌɪl] など母音を短く発音してしまうケースがありますが、正しくは [meɪl] となります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: 「male」(男性)と間違えやすいですが、スペルが異なりますので注意してください。

  • 同音異義語: 基本的に “mail” と “male” は同音(ホモフォン)ですが、文脈次第で意味が全く違うため注意が必要です。

  • TOEICなどでも「資料を送付する」「問い合わせに返信する」などの表現で頻出します。時には “post” の用法との違いを問われたり、“mail it to me” のような目的語の位置を問う問題が出ることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “メール(mail)” は日本語の「メール」から派生したカタカナ語としても定着しているため、思い出しやすいです。

  • スペルは “m-a-i-l” で “male”(男性)ではないと意識すると、混同を防げます。

  • 「手紙を書く絵」や「封筒をポストに入れるシーン」をイメージすることで覚えやすくなります。

以上が動詞 “mail” についての詳細な解説です。アメリカ英語でよく使われる表現ですが、ビジネスや日常シーンでも欠かせない重要な単語なので、しっかりマスターしておきましょう。

意味のイメージ
mail
意味(1)

(…に)〈手紙など〉‘を'郵送する(《英》post)《++to+

和英例文問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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