元となった辞書の項目
gardening
IPA(発音記号)
解説
1. 基本情報と概要
単語: gardening
品詞: 名詞 (gerund/動名詞の形でもあります)
意味(英語): the practice or activity of growing and maintaining the plants in a garden.
意味(日本語): 「庭仕事」「園芸」を指し、花や野菜、ハーブなどを育てたり、庭を整えたりする作業のことをいいます。家庭の庭だけでなく、公園などの公共の場で植物を育てる場合にも使われます。趣味としても楽しめる、ややカジュアルな単語です。
CEFRレベルの目安: B1(中級)
- B1(中級):ある程度の語彙を身につけた人が日常会話でよく使う単語です。英語で日常生活の範囲を表現するのに役立ちます。
活用形
- 名詞なので、通常は複数形をとりません(不可算名詞として扱います)。
- 動詞 “to garden” の現在分詞/動名詞形が “gardening” です。
- 動詞形例: “I garden every weekend.”(週末は毎週ガーデニングをします)
- 動名詞: “Gardening is my hobby.”(ガーデニングは私の趣味です)
- 動詞形例: “I garden every weekend.”(週末は毎週ガーデニングをします)
他の品詞の例
- 動詞: garden(“I like to garden on weekends.”)
- 名詞: gardener(ガーデニングをする人)
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹(garden): 「庭」を意味する “garden”
- 接尾語(-ing): 「~すること」「行為」を表す動名詞・現在分詞化
関連語や派生語
- garden (n.): 庭
- gardener (n.): ガーデニングをする人、庭師
- gardening tools (n.): ガーデニング道具(シャベル、熊手など)
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10選)
- gardening tools → ガーデニング用具
- gardening gloves → ガーデニング用手袋
- gardening club → ガーデニングクラブ/同好会
- vegetable gardening → 野菜作り
- flower gardening → 花を育てること
- enjoy gardening → ガーデニングを楽しむ
- gardening tips → ガーデニングのコツ
- indoor gardening → 室内ガーデニング
- community gardening → コミュニティガーデン活動
- sustainable gardening → 持続可能なガーデニング
3. 語源とニュアンス
- 語源: “garden” は古フランス語の “jardin” やゲルマン系の単語に由来し、元々は「囲まれた場所」を意味する言葉とされています。それに動名詞を表す “-ing” がついて、「庭での作業」という意味を持つようになりました。
- ニュアンス: 主にカジュアルな場面で使われ、「リラックスしながら花や野菜を育てる」という穏やかな印象があります。フォーマルな文書でも使用できますが、専門用語というよりは一般に広く使われる日常語です。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞(不可算): 「ガーデニング」という行為全体を指す場合は不可算扱いです。
- 例: “Gardening is good for stress relief.”
- 例: “Gardening is good for stress relief.”
- 動名詞・現在分詞としての機能: 動詞 “garden” を “-ing” にすることで、行為を名詞化して表現します。
- 使用シーン: カジュアルにもフォーマルにも使えますが、どちらかというと日常的な趣味を語るシーンで用いられることが多いです。
5. 実例と例文
① 日常会話
- “I spent the morning gardening.”
(朝は庭仕事をして過ごしたよ。) - “Gardening helps me relax after a busy day.”
(忙しい一日のあとにガーデニングをするとリラックスできるんだ。) - “Do you need any help with gardening this weekend?”
(今週末の庭仕事、何か手伝おうか?)
② ビジネス
- “Our company is promoting gardening projects to improve the office environment.”
(当社ではオフィス環境を向上させるため、ガーデニングプロジェクトを推進しています。) - “We are looking for a landscaping expert with knowledge of sustainable gardening.”
(私たちは、持続可能なガーデニングに詳しい造園の専門家を探しています。) - “Gardening can enhance employee well-being, according to recent research.”
(最近の研究によると、ガーデニングは従業員の健康状態を向上させる可能性があります。)
③ 学術的な文脈
- “Recent studies suggest that urban gardening can contribute to biodiversity.”
(近年の研究は、都市部のガーデニングが生物多様性に貢献しうることを示唆しています。) - “Gardening has been examined as a therapeutic activity in clinical psychology.”
(ガーデニングは、臨床心理学の分野で治療的活動として研究されています。) - “The concept of community gardening has gained prominence in urban planning literature.”
(コミュニティガーデニングの概念は、都市計画の文献で重要性を増しています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- horticulture (園芸学)
- より学術的・専門的な印象。植物の栽培全般を指す。
- より学術的・専門的な印象。植物の栽培全般を指す。
- landscaping (造園)
- デザイン性や景観作りに重きを置く。個人の趣味よりもプロ・ビジネス寄り。
- デザイン性や景観作りに重きを置く。個人の趣味よりもプロ・ビジネス寄り。
- farming (農業)
- 大規模な農業活動を指し、個人の趣味というよりは産業としての要素が強い。
- 大規模な農業活動を指し、個人の趣味というよりは産業としての要素が強い。
反意語
- ガーデニングそのものを否定する直近の反意語は特にありませんが、「工業化(industrialization)」「都市化(urbanization)」「荒廃(neglect)」など、植物を育てない・放置する文脈では対比的に扱われることがあります。
7. 発音とアクセントの特徴
- 国際音声記号(IPA): /ˈɡɑːr.dən.ɪŋ/(アメリカ英語), /ˈɡɑː.dən.ɪŋ/(イギリス英語)
- アクセント位置: 最初の音節 “gar-” に強勢があります。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな違いはほとんどなく、/r/ の発音の仕方が地域によって変わる程度です。
- よくある発音ミス:
- “ガーデニン” ではなく、母音をしっかり入れて “ガー・ドゥ・ニング” と発音するように意識する。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “gardenning” と n を重ねすぎる誤りがあるので注意しましょう。正しくは “gardening” です。
- 混同注意: “gardener” と混同しないように。 “gardener” は「庭師」や「ガーデニングをする人」を指します。
- 試験での出題傾向: TOEICや英検などでは、職業や趣味に関する話題のパートで登場しやすい単語です。リスニングで “gardening” が出た場合、趣味や仕事の内容として把握できるようにしましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ: “garden” という言葉から「お花畑や野菜畑で作業するシーン」を思い浮かべると覚えやすいでしょう。
- スペリングのポイント: “garden” + “-ing” で “gardening” 。簡単に見えますが、n の重複がない点に注意。
- 勉強テクニック:
- 自分が庭仕事をしている写真やイラストと一緒に単語カードを作るとイメージしやすいです。
- “I love gardening” という簡単なフレーズを音読して発音を確認するとともに、動名詞の用法にも慣れるとよいでしょう。
- 自分が庭仕事をしている写真やイラストと一緒に単語カードを作るとイメージしやすいです。
以上が “gardening” の解説になります。ガーデニングは日常会話でとても親しみやすく、リラックスやストレス解消のイメージが強い単語です。ぜひ生活の中に取り入れて、単語と意味を一緒に覚えてみてください。
意味のイメージ
意味(1)
造園,園芸