最終更新日:2024/06/17

研究結果の信頼性が問われました。

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The credibility of the research findings was questioned.

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元となった辞書の項目

finding

名詞

〈U〉〈C〉発見すること / 〈C〉発見物;《しばしば複数形で》拾得物 / 〈C〉(裁判官による)判決,(陪審の)評決 / 《複数形で》 / (調査・研究などの)結果,結論

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解説

以下では、名詞 “finding” について、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

英語での意味

“finding” は、主に「調査や研究の結果」「発見事項」「判決(法的な結論)」などを指す名詞です。

例) “The findings of the study were quite surprising.”(その研究の結果はとても驚くべきものだった)

日本語での意味

「調査結果」「研究結果」「発見事項」「判決」などを表します。

たとえば、研究プロジェクトで新たに得られた事実や、裁判所が下す結論にも “finding” が使われます。公的な報告書や法律文書から、学術論文、ビジネス分析レポートなど、フォーマルな文脈でよく登場する単語です。

品詞


  • 名詞 (noun)

活用形


  • 単数形:finding

  • 複数形:findings

他の品詞例


  • 動詞形:find (見つける・発見する)

  • 動詞 “find” に -ing を付けることで “finding” (名詞形)となります。

CEFRレベルの目安


  • B2(中上級)レベル

    研究や仕事で使われる単語なので、ある程度学習が進んだ段階(高校生や大学生以上、もしくはビジネスで英語資料に触れる人など)で頻繁に見かけるでしょう。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹:find(見つける)

  • 接尾辞:-ing(動詞を名詞化したり、動名詞を作るときの形)

詳細な意味


  1. 調査や研究の「結果」「結論」

    例) “The findings of our survey showed a clear trend.”

  2. 法的な裁判などでの「判決」「認定事項」

    例) “The judge’s finding was in favor of the defendant.”

関連語や派生語


  • “find” (動詞):見つける

  • “finding out” (フレーズ):~を突き止める

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. scientific findings(科学的な発見)

  2. key finding(重要な発見・主要な結論)

  3. research findings(研究結果)

  4. report the findings(結果を報告する)

  5. preliminary findings(予備的な結果)

  6. unexpected findings(予想外の結果)

  7. clinical findings(臨床所見)

  8. share findings(結果を共有する)

  9. present findings(結果を発表する)

  10. confirm the findings(結果を裏付ける)


3. 語源とニュアンス

語源


  • “find” は古英語 “findan” に由来し、「(努力して)見つける」「探し当てる」という意味を持ちます。

  • そこから派生した “finding” は「見つかったもの」として、特に「研究や調査の結果」「法的結論」を指すようになりました。

使用時の注意点・ニュアンス


  • フォーマルな文脈で多用されます。公的書類や学術的文献、ビジネスレポート、法律文書などで頻出です。

  • カジュアルな会話ではあまり聞かれませんが、日常会話で使っても不自然ではありません(ただし「調査結果」「判決結果」といったフォーマルなイメージがあります)。


4. 文法的な特徴と構文

文法上のポイント


  • “finding” は可算名詞です。複数形 “findings” として使われるケースがとても多いです。

  • 主に「~の調査結果」「~の研究結果」と前置詞 “of” を後ろにつける用法がよく見られます。

    例) “the findings of the study” (その研究の結果)

一般的な構文やイディオム例


  • “the findings of …” : ~の調査/研究結果

  • “according to the findings” : その結果によれば

  • “the jury’s finding” : 陪審員(団)の判決/認定

フォーマル/カジュアル


  • 主にフォーマルな文書やスピーチ、プレゼンテーションで使う。

  • ビジネスや学術場面でよく見かけるため、カジュアルな日常会話では「発見した」という意味なら “I found out ~.” のように動詞 “find” を使うことが多いです。


5. 実例と例文

下記で日常会話・ビジネス・学術の場面それぞれ3例ずつ、計9例を示します。

日常会話


  1. “I read an article last night, and the findings were quite fascinating.”


    • 昨晩ある記事を読んだんだけど、その結果がとても興味深かったんだよね。


  2. “Her doctor explained the findings of the test in simple terms.”


    • 彼女の医者は検査結果をわかりやすく説明してくれた。


  3. “The findings from that survey actually changed my opinion.”


    • あのアンケートの結果を見て、実は自分の考えが変わったよ。


ビジネス


  1. “We will present our findings to the board next week.”


    • 私たちは来週、取締役会に調査結果を報告する予定です。


  2. “Our analysis revealed several key findings regarding market trends.”


    • 市場動向に関して、いくつかの重要な結果が分析で明らかになりました。


  3. “Could you summarize the findings so I can share them with the team?”


    • チームに共有できるように、結果を要約してもらえますか?


学術(研究・教育)


  1. “The findings in this journal article expand our understanding of quantum mechanics.”


    • この学術論文の結果は、量子力学の理解をさらに深めるものです。


  2. “According to the findings, early intervention can significantly improve outcomes.”


    • その研究結果によれば、早期介入によって成果が大幅に向上する可能性があります。


  3. “The paper’s findings challenge previously held assumptions in the field.”


    • その論文の結果は、これまでその分野で信じられてきた前提を覆すものです。



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. result(結果)


    • “finding” よりも広義で、試験や何かの結末にも使われる単語。


  2. outcome(成果・結果)


    • “finding” が調査・研究プロセスで得られる「発見事項」であるのに対し、 “outcome” はプロセスの最終的な「結末」に焦点がある。


  3. conclusion(結論)


    • “finding” は得られる事実を指すニュアンスが強いが、“conclusion” は最終的な判断を強調する。


  4. discovery(発見)


    • 直接的な「発見」を意味し、意外性・新規性が強調される。一方 “finding” は調査・研究の成果を指すことが多い。


反意語 (Antonyms)


  • 特に「反意語」として定まった単語はありませんが、文脈によっては “lack of evidence”(証拠不十分)や “ignorance”(無知)などが対照になる場合があります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA (国際音声記号): /ˈfaɪn.dɪŋ/

  • アクセント(強勢)は第1音節 “FIND” にあります。

  • アメリカ英語・イギリス英語とも大差はなく、どちらも /ˈfaɪn.dɪŋ/ と発音されます。

  • よくある誤りとして、母音をあいまいにして “fahn-ding” のようにならないように気をつけましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス “findding” “findin” などに注意。

  2. 動詞 “find” と名詞 “finding” を混同しないようにする。

  3. 意味としては堅めのニュアンスが強いので、日常会話で多用しすぎると不自然になる場合がある。

  4. TOEIC や大学受験英語、また英検準1級以上の読解問題などで、レポートやニュース記事の一部として出題される傾向がある。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “find + ing” で “発見されたもの” と考えるとわかりやすい。

  • 「何かを見つける → 見つかった“成果”・“結果”」というイメージで覚えましょう。

  • 研究論文やビジネスレポートを読むとしばしば出てくるため、実際にそうした文献を読む際に目にしてみると定着しやすいです。


以上が名詞 “finding” の詳細な解説です。実際の文脈での用例を多く読みながら、使い方に慣れていってください。

意味のイメージ
finding
意味(1)

〈U〉〈C〉発見すること

意味(2)

〈C〉発見物;《しばしば複数形で》拾得物

意味(3)

〈C〉(裁判官による)判決,(陪審の)評決

意味(4)

《複数形で》・(調査・研究などの)結果,結論

和英例文問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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