最終更新日:2025/09/13

に突き当たる / 《…に》を突き当てる《on / against ...》 《…に》突き当たる《into / against ...》 / (車が)ガタガタ揺れて通る

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元となった辞書の項目

bump

動詞

に突き当たる / 《…に》を突き当てる《on / against ...》 《…に》突き当たる《into / against ...》 / (車が)ガタガタ揺れて通る

このボタンはなに?

私はうっかりテーブルにぶつかった。

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: bump

品詞: 動詞 (他に名詞としても使用される)

英語での意味


  • “to collide with something or someone accidentally” (何かまたは誰かに偶然ぶつかる)

  • “to move or jump with a sudden motion” (急に動いたり跳ねたりする)

日本語での意味


  • 「ぶつかる」「衝突する」

  • 「急にガタガタ動く・揺れる」

日常会話では、「誰かにうっかりぶつかってしまう」「道を走っていて車が揺れる」ような場面を表すときによく使われる単語です。相手にぶつかってしまった「軽めの衝突」や、「でこぼこ道を車がガタガタ進む」ニュアンスを出したいときに便利です。

活用形


  • 原形: bump

  • 三人称単数現在形: bumps

  • 現在分詞: bumping

  • 過去形: bumped

  • 過去分詞: bumped

他の品詞形


  • 名詞: a bump (「突起」や「こぶ」、「軽い衝突」などを指す)

  • 形容詞: bumpy (「でこぼこの、ガタガタする」)

CEFRレベルの目安


  • B1:中級

    簡単な単語ではありますが、さまざまな文脈で使われるため、ある程度英語に慣れた学習者向けの単語です。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹:bump

    特別な接頭語・接尾語を含む複合形はありませんが、「bumpy」(形容詞) や「bumping into」(ぶつかり合う) などへの変化があります。

他の単語との関連性


  • bumper (名詞): 車のバンパー、衝突を和らげる部分

  • bumpy (形容詞): でこぼこの、ガタガタする

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. bump into someone/something →(人・物に)ぶつかる

  2. bump along →(ガタガタ揺れながら)進む

  3. bump up the price → 価格を引き上げる

  4. bump into an old friend → 古い友達に偶然出会う

  5. bump off (slang) →(人を)消す、殺す(スラング・口語)

  6. take a bump →(頭などに)たんこぶを作る・衝撃を受ける

  7. minor bump → 軽い衝突

  8. feel a bump in the road → 道の凸凹を感じる

  9. bump one's head → 頭をぶつける

  10. bump around →(いろいろ)ぶつかりながら移動する


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 中英語*の時代から「衝突音」や「ドスンという音」を表す擬音語的な由来・感覚があるとされています。

  • 歴史的用法: 古い文献でも衝突音やぶつかる動作を「bump」という擬音語で表した例が見られます。

  • ニュアンスと使用上の注意:


    • 「bump」は大きすぎない衝突をニュアンスとして持ちます。「crash」ほど深刻ではない軽い衝突です。

    • 口語的にもフォーマルな文書でも使えますが、砕けたシーンでのほうが頻度が高い表現です。



4. 文法的な特徴と構文


  • 他動詞/自動詞:


    • 他動詞として: “I bumped my elbow on the table.”(テーブルにひじをぶつけた)

    • 自動詞として: “The car bumped along the rough road.”(その車はでこぼこ道をガタガタ進んだ)


  • 主な構文:


    1. bump + [目的語] + on/against + [物]: (…を…にぶつける)

    2. bump into + [人/物]: (…に偶然ぶつかる、偶然出会う)

    3. bump along: (ガタガタ進む)


  • フォーマル/カジュアル: 基本的にはカジュアル寄りですが、レポートなどでも「衝突する」の意味を端的に言いたい場合に使われることがあります。



5. 実例と例文

日常会話 (カジュアルな場面)


  1. “Watch out, you might bump into that door.”

    (気をつけて、ドアにぶつかるかもしれないよ。)


  2. “I bumped my knee on the coffee table, and it really hurts!”

    (コーヒーテーブルにひざをぶつけて、めっちゃ痛い!)


  3. “We always seem to bump into each other at the grocery store.”

    (私たち、いつもスーパーで偶然会うね。)


ビジネス (オフィスや会議など)


  1. “Our production costs have bumped up lately due to material shortages.”

    (原材料不足のために、最近は生産コストが上昇しています。)


  2. “I had to bump our meeting to next week since the client requested more data.”

    (クライアントが追加データを求めてきたので、ミーティングを来週に延期しなくてはなりませんでした。)

    ※ “bump” は「予定をずらす」という口語的な使い方


  3. “We’re trying not to bump into any legal issues with this project.”

    (このプロジェクトで法的問題にぶつからないようにしています。)


学術的 (レポートや論文など)


  1. “When studying fluid mechanics, one must consider how particles bump against each other in dense environments.”

    (流体力学を研究する際には、粒子が密集した環境でどのように互いに衝突するかを考慮しなければならない。)


  2. “Small variations in voltage can cause electrons to bump out of their orbits under certain conditions.”

    (電圧のわずかな変動が、特定の条件下で電子を軌道から押し出すこともある。)


  3. “Researchers observed that collisions, or ‘bumps,’ between cells can trigger unexpected chemical reactions.”

    (研究者たちは、細胞同士の衝突、つまり「バンプ」が予想外の化学反応を引き起こす可能性があることを観察しました。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. collide (衝突する)


    • “bump” よりもややフォーマルで、衝撃が大きい印象。


  2. knock (ぶつける/ノックする)


    • “bump”同様、軽い衝突を表すが「トントンと叩く」ニュアンスもある。


  3. hit (打つ/ぶつかる)


    • 一般的な衝突表現。「bump」より少し強い印象。


反意語


  • avoid (避ける)


    • 衝突を回避する、という意味で「bump」の反対の行為になります。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /bʌmp/

  • 音節: 1音節(“bump”)

  • 強勢: “bump” の1音節だけなので、そこが強勢となります。

  • アメリカ英語とイギリス英語: 大きな差はありませんが、アメリカ英語では /bʌmp/ と発音し、イギリス英語でも同様に /bʌmp/。母音 /ʌ/ の発声にわずかな差はあっても、ほぼ同じに聞こえます。

  • よくある発音の間違い: /bamp/ と “a” に近い音で発音してしまうことがあるので注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス “bumb” と書いてしまうことがあるので、最後は “p” で終わる点に注意。

  2. 「bump into 〜」は「偶然会う」という意味合いでも使えるが、それを「ぶつける」と混同しないように文脈を確認する必要がある。

  3. 同音異義語ではありませんが、「pump」(ポンプ) と混同しやすいので注意。

  4. TOEICなどでは「予定変更」や「価格を引き上げる」文脈で “bump up” が登場する可能性があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “bump” は「ブンプ」と軽めの衝突音をイメージすると覚えやすいです。

  • “b” で始まって “p” で終わる単語なので、音の響きが「ボンッ」と弾ける感じを連想するとスペルも覚えやすくなります。

  • 「bump into someone」を「軽い衝突 or 偶然の出会い」のイメージでセットで覚えると、道で人にぶつかるシーンや思わぬ出会いのイメージが結びつきやすいでしょう。

以上が「bump」の詳細解説です。日常からビジネスのシーンまで、軽い衝突・思わぬ出会いなど多様なニュアンスで使える便利な単語なので、活用してみてください。

意味のイメージ
bump
意味(1)

《副詞[句]を伴って》〈車が〉ガタガタ揺れて通る

意味(2)

…‘に'突き当たる,ぶち当たる;(…に)…'を'突き当てる《++on(against*)+*》

意味(3)

(…に)突き当たる《+into(against)+

和英選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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