最終更新日:2024/06/12

彼女は手首に香水をふりかけた。

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She sprayed some perfume on her wrist.

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元となった辞書の項目

perfume

IPA(発音記号)
名詞

〈U〉『香り』,よいにおい,芳香 / 〈C〉〈U〉『香水』,香料 / …‘に'香水をつける / …‘を'いい香りでいっぱいにする

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解説

1. 基本情報と概要

単語: perfume

品詞: 名詞 (場合によっては動詞としても使用される)

意味


  • 英語: A fragrant liquid typically made from essential oils extracted from flowers and spices, used to give a pleasant smell to one’s body or clothes.

  • 日本語: 香水、あるいは香りの良い液体のことです。服や体につけて香りを楽しむときに使います。

    「いい香りを身にまとう」というようなニュアンスで、日常的にもフォーマルな場面でも使える単語です。

活用形


  • 名詞としては「perfume」が基本です。複数形は「perfumes」になります。

  • 動詞として使う場合には「perfume something(何かを良い香りで満たす)」という形で用いられ、“perfumed, perfuming”などの形に変化します。


    • 例) “She perfumed the room with lavender oil.”(彼女はラベンダーオイルで部屋を香らせた。)


別の品詞例


  • 動詞形: to perfume(〜を香りで満たす、〜に香りをつける)

  • 関連名詞: perfumery(香水の製造・販売業、香水店)

難易度(CEFRレベルの目安)


  • B1(中級): 香水というアイテムは日常会話に登場しやすいですが、詳しい説明になるともう少し語彙レベルが求められるため、中級レベルを想定しています。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成


    • 「per-」: ラテン語由来の接頭辞で「通して、完全に」などの意味を持つことが多い

    • 「fume」: 「煙、香り」を意味するラテン語 “fumus” が語源

    • 結果的に “perfume” は「(良い)香りを通して満たすもの」というイメージになります。


  • 関連・派生語


    • perfumery: 香水の製造や販売のお店、または産業のこと

    • perfumer: 香水調合者


  • よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


    1. wear perfume(香水をつける)

    2. put on perfume(香水をつける)

    3. spray perfume(香水を吹きかける)

    4. a bottle of perfume(1本の香水)

    5. strong perfume(強い香りの香水)

    6. scented with perfume(香水で香りづけられた)

    7. perfume counter(香水売り場)

    8. perfume sample(香水の試供品)

    9. subtle perfume(ほのかな香水の香り)

    10. perfume industry(香水産業)



3. 語源とニュアンス


  • 語源


    • ラテン語の “per fumum”(煙を通して)という言葉が由来で、元々は香を焚いて匂いを出すことを指しました。


  • 歴史的背景


    • 古代エジプトやギリシャなど、様々な文化で香油や香を焚く習慣があり、そこから香りを楽しむ目的の「香水」が発展していきました。


  • ニュアンス・使用時の注意


    • 「perfume」は芳香性のある液体として香水を指す場合が大半です。

    • 「scent」や「fragrance」はより広く、「香り全般」というニュアンスを持つ場合があります。


  • フォーマル / カジュアル


    • 「perfume」はフォーマルシーンでもカジュアルでも広く使われます。特に、商品の説明や贈り物の場面などで使用されやすい単語です。



4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞としての使い分け


    • 可算名詞と不可算名詞の両方の用法があります。

    • 可算: 「香水」という「種類」を指す場合 (“He creates different perfumes.”)

    • 不可算: 「香り」という概念的な使い方 (“I love the perfume in this room.”)


  • 動詞としての使い方


    • 「to perfume + 目的語」という形で、「〜を香りで満たす」という意味になります。


  • イディオム・一般的な構文例


    • “perfume the air” = 空気を香りで満たす

    • より口語的になると “the air is perfumed with 〜” などの表現もあります。



5. 実例と例文

日常会話 (カジュアル)


  1. “I love the new perfume you’re wearing! Where did you get it?”

    (つけてる新しい香水すごくいいね!どこで買ったの?)

  2. “Could you smell my perfume? Is it too strong?”

    (私の香水の匂いわかる?きつすぎない?)

  3. “I accidentally spilled some perfume on the floor.”

    (床に誤って香水をこぼしちゃった。)

ビジネス (フォーマル / 少し改まった状況)


  1. “We plan to launch a new perfume line this summer.”

    (今夏、新しい香水のラインを立ち上げる予定です。)

  2. “Our marketing department is researching current perfume trends.”

    (マーケティング部は現在の香水トレンドを調査しています。)

  3. “We received a shipment of high-end perfumes for our VIP customers.”

    (VIP顧客向けに高級香水の入荷がありました。)

学術的 / 専門的 (論文やレポートなど)


  1. “Several factors influence the longevity of perfume on the skin, including body temperature and skin pH.”

    (香水の肌上での持続性には、体温や肌のpHなどの複数の要素が影響します。)

  2. “The chemical composition of a perfume determines its evaporation rate.”

    (香水の化学組成が、その蒸発速度を決定します。)

  3. “Advances in synthetic chemistry have transformed the modern perfume industry.”

    (合成化学の進歩は現代の香水産業を変革しました。)


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語 (Synonyms)


    1. fragrance(芳香): 「香り」全般を指す場合に使いやすい。

    2. scent(香り): 一般的に「いい香り」だけでなく、動物のにおいなどにも使用。

    3. aroma(香り): 料理や飲み物、食品の香りを指すことが多い。


  • 反意語 (Antonyms)


    • 明確な「反意語」は存在しませんが、「bad odor(悪臭)」や「stench(悪臭)」など、好ましくない匂いを表す語と対比されることがあります。


  • ニュアンスの違い


    • perfume: 一般的に体や衣類につける製品としての香水

    • fragrance: 香り全般を広く指せる、ややフォーマルな響き

    • scent: 香りに対してカジュアルで多義的に使いやすい語



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA)


    • 英国英語 (BrE): /ˈpɜː.fjuːm/

    • アメリカ英語 (AmE): /pərˈfjuːm/ または /ˈpɝː.fjuːm/ (地域により若干の差あり)


  • 強勢(アクセント)の位置


    • 英国英語では「PER-fume」、アメリカ英語では「per-FUME」と強調される場合がありますが、両方ともよく聞かれます。


  • よくある発音の間違い


    • 「パフューム」のように /pə/ の部分が曖昧になることがあります。最初の音節や第二音節の強勢に気をつけましょう。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス


    • “perfume” の “u” を忘れて “perfme” などと書いてしまうケース。


  • 同音異義語との混同


    • 目立った同音異義語は少ないですが、”per fume” など別の単語分割と混同しないように注意。


  • 試験対策


    • TOEICや英検などでは、香水のマーケティングなどビジネスの文脈や、公共の場での使用に関する話題などで出題される場合があります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「煙を通して」に由来する単語であるとイメージすると、部屋や体に「ふわっと広がる香り」を連想しやすくなります。

  • perfume の “fume” 部分は「煙や蒸気」を意味しているので、「香りが立ちのぼる」というイメージを思い浮かべると記憶に残りやすいでしょう。

  • スペリングは “per + fume” と分解して覚え、「香りが漂う・通る」というストーリーで押さえておくと忘れにくくなります。


以上が「perfume」の詳細解説です。日常生活からビジネスシーンまで、幅広い場面で使える単語なので、ぜひ香りの表現に役立ててみてください。

意味のイメージ
perfume
意味(1)

〈U〉香り,よいにおい,芳香

意味(2)

〈C〉〈U〉香水,香料

意味(3)

…‘に'香水をつける

意味(4)

…‘を'いい香りでいっぱいにする

和英例文問題 / 基礎英単語(CEFR-J A2)

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