最終更新日:2024/06/11

山の頂上からの景色は本当に驚嘆すべきものだった。

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The view from the top of the mountain was absolutely marvelous.

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元となった辞書の項目

marvelous

形容詞

『驚嘆すべき』,信じがたい / 優秀な,すばらしい

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解説

形容詞「marvelous」の詳細解説


1. 基本情報と概要

英語: marvelous

日本語: 素晴らしい、驚くべき

“marvelous”は「驚くほど素晴らしい」「信じられないほど優れている」というニュアンスを持つ形容詞です。ポジティブな感情を強く表す言葉で、驚きや感嘆の気持ちを伝える際に使われます。


  • 品詞: 形容詞 (adjective)

  • 活用形: 形容詞のため活用はありません。比較級・最上級は “more marvelous”, “most marvelous” として扱われます。

  • 他の品詞に派生する例:


    • 名詞形: “marvel” (驚くべきこと、驚異)

    • 副詞形: “marvelously” (素晴らしく)


CEFRレベル: B2(中上級)

日常的な「素晴らしい」としては “wonderful” や “great” などのほうが頻度は高いですが、ニュアンスを強めたいときや、より印象的な言い回しをしたいときに用いられる傾向があります。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: “marvel” …「驚くべきこと」、語源的には “mirari (ラテン語で驚く)” に由来。

  • 接尾語: “-ous” …「〜の性質を持つ」「〜に満ちた」を意味する接尾語。

関連する派生語や類縁語


  • marvel (名詞): 驚異、驚くべきもの

  • marvelously (副詞): 素晴らしく、見事に

  • marvellous (英): 同じ意味だがイギリス英語でよく使われるスペル

よく使われるコロケーション(関連フレーズ)10選


  1. a marvelous idea → 素晴らしいアイデア

  2. a marvelous opportunity → 素晴らしい機会

  3. a marvelous view → 素晴らしい景色

  4. a truly marvelous work → 本当に素晴らしい作品

  5. a marvelous achievement → 驚くべき功績

  6. it’s marvelous to see … → 〜を見るのは素晴らしい

  7. a marvelous sense of humor → 素晴らしいユーモアのセンス

  8. utterly marvelous → この上なく素晴らしい

  9. marvelous improvement → 驚くほどの改善

  10. a marvelous place to live → 住むのに素晴らしい場所


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の “mirari” (驚く) に由来。フランス語 “merveille” を経由して英語に入ったとされています。

  • 歴史的背景: 元々は宗教的な奇跡など、普通ではありえないような「不思議さ」や「驚異」を表す場面で使われることが多かったとされています。

  • ニュアンス・使用上の注意:


    • 非常に強い肯定的な感情を表すので、誇張を避けたい公的文章や極めてフォーマルな場面では使い過ぎに注意。

    • カジュアルな会話や驚きを込めた表現では好まれる傾向。

    • アメリカ英語では “marvelous”、イギリス英語では “marvellous” と綴られることが多い。



4. 文法的な特徴と構文


  • 品詞: 形容詞 (adjective)

  • 文中での使い方:


    • 通常は名詞を修飾する位置 (a marvelous event / The event was marvelous)

    • 補語として用いる場合もある (That sounds marvelous.)


  • 可算 / 不可算: 形容詞なので該当しません。

  • 使用シーン:


    • カジュアルな会話から、少し華やかさを出したい文章まで幅広く利用。ビジネス文書などではやや感情のこもった語感を与えるため、準フォーマル〜カジュアル寄りの場面で使われることが多いです。



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “That meal was absolutely marvelous!”

    「あの食事は本当に素晴らしかったよ!」

  2. “It’s marvelous how quickly you solved that puzzle.”

    「あのパズルをあんなにすぐ解いたなんて驚きだね。」

  3. “I had a marvelous time at your party last night.”

    「昨夜のパーティーは本当に楽しかったよ。」

(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “Your presentation was marvelous; the clients were very impressed.”

    「あなたのプレゼンは素晴らしかったです。クライアントたちも非常に感銘を受けていました。」

  2. “We achieved marvelous results this quarter, exceeding our initial goals.”

    「今期は最初の目標を超えて、驚くほどの成果を上げました。」

  3. “Her marvelous leadership contributed greatly to the project’s success.”

    「彼女の素晴らしいリーダーシップがプロジェクトの成功に大きく貢献しました。」

(3) 学術的・フォーマルな文脈での例文


  1. “The scientist’s marvelous discovery opened new avenues in cancer research.”

    「その科学者の驚くべき発見は、がん研究に新たな道を切り開きました。」

  2. “It is marvelous to observe how these ecosystems maintain balance over time.”

    「長い年月をかけてこれらの生態系がどのようにバランスを保つか観察するのは驚嘆に値します。」

  3. “His paper provides a marvelous analysis of the socio-economic impacts.”

    「彼の論文は社会経済的影響に関する見事な分析を提示しています。」


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. wonderful (素晴らしい)


    • “marvelous” よりも一般的・カジュアル。幅広い場面で使える。


  2. fantastic (素晴らしい、空想的)


    • カジュアル色が強く、驚き・肯定を強く表す。


  3. magnificent (壮大な、立派な)


    • より荘厳で大きなスケールを感じさせるときに使う。


  4. splendid (華麗な、見事な)


    • ややフォーマルで、上品さを感じる言葉。


  5. superb (非常に優れた)


    • 品質や状態が非常に良いことを強調するときに使う。


反意語


  1. terrible (ひどい)

  2. awful (最悪の)

  3. dreadful (恐ろしい、ひどい)

いずれもポジティブな評価を真逆にひっくり返す強い否定や嫌悪を表す際に使われます。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA):


    • アメリカ英語 (AmE): /ˈmɑːrvələs/

    • イギリス英語 (BrE): /ˈmɑːvələs/ または /ˈmɑːv.ləs/


  • アクセント: 第一音節 “mar-” にアクセントが置かれます。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い:


    • スペル: アメリカ英語 “marvelous”、イギリス英語 “marvellous”

    • 発音: 大きな違いはないが、母音の長さや弱形でわずかな差があります。


  • よくある発音の間違い: “-ve-“ の部分を明確に発音しないで “malous” のようにしてしまうことがあるので注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “marvelous” / “marvellous” の綴りが混在するので、学習者は試験などでどちらが正しいのか迷うことがあります。アメリカ式かイギリス式かで違うだけなので、使う地域や試験の基準に合わせて覚えておきましょう。

  • 用途の誇張: ビジネス文書や論文などフォーマルな場面では、ニュートラルな語を選んだ方がよい場合があります。感情のこもった言葉として強い意味を持つため、使い過ぎに注意。

  • 資格試験などでの出題傾向: TOEICや英検などでは “wonderful” や “great” との類義関係として問われることがあります。正確なニュアンスの差を理解しておきましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: “marvelous” は “marvel” (驚嘆すべきもの) に “-ous” (〜で満ちた) がついた単語。つまり、「驚きがいっぱいに詰まっている」というイメージを持つと覚えやすいでしょう。

  • スペリングのポイントと勉強テクニック:


    • アメリカ英語: marvel + ous = “marvelous”

    • イギリス英語: marvel + l + ous = “marvellous”

    • “marvel” までは共通なので、それに “-ous” を付けるか “-lous” を付けるかで覚える。


  • 覚えやすい関連ストーリー: 「ヒーロー映画などで “Marvel Comics” を想像すると ‘驚異’ や ‘素晴らしさ’ を思い浮かべやすい → “marvelous” は「驚異的に素晴らしい」という意味」と関連付けると記憶に残りやすいでしょう。


以上が「marvelous」の詳細解説です。ぜひ活用してみてください。

意味のイメージ
marvelous
意味(1)

驚嘆すべき,信じがたい

意味(2)

優秀な,すばらしい

和英例文問題 / 基礎英単語(CEFR-J A2)

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