最終更新日:2024/06/13
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私は本を取りに階上へ行きました。

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元となった辞書の項目

upstairs

副詞

階上へ(で) / 2階へ(で)

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解説

1. 基本情報と概要

単語: upstairs

品詞: 副詞 (ただし形容詞や名詞としても使われる場合があります)

英語での意味: on or to a higher floor of a building

日本語での意味: 建物の上の階で、または上の階へ

「上の階へ行く」「上の階にいる」と言いたいときに使う副詞です。例えば、家の1階から2階へ移動する際に go upstairs と言います。日常会話でよく使う表現なので、住居やオフィスなど、複数階がある場所で「上の階」を指し示すときの基本語彙です。

活用形: 副詞なので、形そのものは変化しません。ただし以下のように形容詞として使うときは the upstairs room のように名詞を修飾したり、名詞として使うときは the upstairs(上階)という表現をすることがあります。

CEFRレベル: B1 (中級)

→ 一般的な日常生活の中で出てくる語彙であり、実際によく使われます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • up: 上へ

  • stairs: 階段(複数形)

「up」と「stairs」が結びついて「upstairs」となり、「階段を上る先」→「上の階」という意味を表すようになりました。

派生語・類縁語


  • downstairs (副詞/形容詞/名詞): 下の階へ/の/下の階

  • indoors (副詞): 室内に/で

  • outdoors (副詞): 屋外に/で

よく使われるコロケーション(関連フレーズ)10選


  1. go upstairs(上の階に行く)

  2. walk upstairs(階段で上の階へ歩いて行く)

  3. run upstairs(階段で駆け上がる)

  4. head upstairs(上の階に向かう)

  5. take something upstairs(何かを上階へ運ぶ)

  6. live upstairs(上の階に住む)

  7. upstairs neighbor(上の階の隣人)

  8. upstairs bedroom(上階の寝室)

  9. move upstairs(上の階に引っ越す/移動する)

  10. get upstairs(上の階へ行く/到着する)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「up」は古英語「ūp」から来ており、「上に」を意味します。

  • 「stairs」は中英語で「(階段)の段」を意味する「steyres」から派生しています。

  • 「upstairs」は文字通り「階段を上に進んだ先」という意味で、比較的直接的に作られた語です。

ニュアンスや使うときの注意点


  • 「upstairs」は「上の階へ」「上の階で」の両方の意味を持つ副詞として使われます。

  • カジュアル/フォーマルな区別なく広く使えます。日常会話で最もよく聞かれる表現で、文章でも違和感なく使えます。

  • アメリカ英語・イギリス英語問わず「上の階」という意味合いで使われる、非常に一般的な語です。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 基本的な構文例


    • “(動詞) + upstairs”: たいてい動詞の直後に「upstairs」が続きます。

      例: “Go upstairs.” / “She ran upstairs.”


  2. イディオム的表現


    • 特に決まったイディオムというよりは、自動詞/他動詞の動詞と組み合わせて意味を成すことが多いです。

    • “Upstairs, downstairs” というセットで「上の階と下の階」という表現もあります。


  3. フォーマル/カジュアル


    • フォーマル度合い: どちらかといえばカジュアル寄り

    • ただし、文章やビジネス文書で物理的な位置を示す場合でも普通に使われます。


  4. 名詞・形容詞用法について


    • 名詞例: “The upstairs is being renovated.” (上の階は改装中だ)

    • 形容詞例: “I’m looking for the upstairs office.” (上階にあるオフィスを探しています)



5. 実例と例文

以下、日常会話・ビジネス・学術的な文脈で、それぞれ3つずつ例文を挙げます。

日常会話


  1. “I’m going upstairs to change my clothes.”

    (着替えをするために上の階に行くね。)


  2. “Could you bring the laundry basket upstairs?”

    (洗濯物かごを上の階に持ってきてもらえる?)


  3. “Your phone is upstairs on the couch.”

    (電話は上の階のソファにあるよ。)


ビジネス


  1. “Please head upstairs to the conference room on the third floor.”

    (3階の会議室に行ってください。)


  2. “The manager’s office is located upstairs at the end of the hallway.”

    (部長室は廊下の突き当たりの上階にあります。)


  3. “We keep all archived files upstairs in the storeroom.”

    (保管資料はすべて上階の倉庫に置いてあります。)


学術的な文脈


  1. “Participants were instructed to move upstairs for the second phase of the experiment.”

    (被験者は、実験の第2段階を行うために上の階へ移動するよう指示された。)


  2. “The university library has additional reference materials upstairs.”

    (大学図書館の上階に追加の参考資料があります。)


  3. “Researchers will conduct interviews upstairs to avoid interruptions.”

    (研究者たちは邪魔が入らないように上の階でインタビューを行う予定です。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  • “above” (上方に):建物内に限らず、より上方を示す場合に使用。物理的、抽象的どちらでも可。

  • “on the upper floor” (上階で/へ):より説明的な表現。フォーマルに書きたいときなどに使う。

反意語


  • “downstairs” (下の階へ/で):物理的に下の階を示す。

類義語との違いとして、「upstairs」は簡潔かつ口語的で、建物の上階部分を指すのに特化している点が特徴です。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA)


  • イギリス英語: /ˌʌpˈsteəz/

  • アメリカ英語: /ˌʌpˈstɛrz/

アクセント(強勢)の位置


  • “up-STÁIRS” のように “stairs” の方にアクセントがきます。

よくある発音の間違い


  • “up” の [ʌ] と “stairs” の [steərz / stɛrz] が混ざって「app-stairs」のように聞こえることがありますが、最初の音は「ア(ʌ)」にしっかり注意します。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “upstairs” は “up” + “stairs” ですが、稀に “upstares” や “upstair” と誤記する人がいるので注意。

  2. 同音異義語との混同: 特にありませんが、「up + stairs」がしっかりセットであることを覚えておくと混乱を防げます。

  3. 試験対策: TOEICや英検などでも、建物内での位置を表現する問題で出やすいです。英語で場所を説明するときに重要な前置詞や副詞として覚えましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「up(上)+ stairs(階段)」をそのままイメージするとわかりやすいです。

  • 「上にある ‘ステアーズ’(階段)を想像すると、『上階へ』という意味が自然に頭に入るでしょう。」

  • 勉強テクニックとしては、実際に階段のある場所で「I’m going upstairs.」と言ってみるなど、体で覚えると印象が深まります。

上記を踏まえて「upstairs」は日常生活だけでなくビジネスや学術的なシーンでも使える便利な単語ですので、ぜひ積極的に使ってみてください。

意味のイメージ
upstairs
意味(1)

階上へ(で),2階へ(で)

英和例文問題 / 基礎英単語(CEFR-J A2)

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