toothache
以下では、英単語 toothache
をできるだけ詳細に解説していきます。
1. 基本情報と概要
単語: toothache
品詞: 名詞 (noun)
意味(英語): A pain in or around a tooth.
意味(日本語): 歯の痛み、歯が痛むこと。
「歯の痛み」を表すカジュアルで日常的な単語です。主に「歯が痛い」という辛さを表します。
難易度 (CEFR): A2(初級)
A2レベルは「基本的な日常会話に対応できる初級レベル」です。健康や身体の状態を伝えるときに役立つ単語なので、初級の学習段階で覚えておくと便利です。
活用形:
- 「toothache」は名詞なので、動詞のように変化することはありません。
- 単数形: a toothache (I have a toothache.)
- 複数形: toothaches (複数の歯が痛い場合など、少し特殊な状況で使うことがあります)
他の品詞形:
- 「toothachy」という形容詞はあまり一般的ではありません。通常は “I have a toothache.” という表現が使われます。
- 「toothache」の他動詞・自動詞の形は存在しません。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- tooth: 「歯」
- ache: 「痛み」または「痛む」
2つの要素から構成され、「歯の痛み」という意味になります。
関連・派生語
- tooth(名詞): 歯
- ache(名詞/動詞): 痛み / 痛む
- headache (頭痛)
- stomachache (胃痛)
- earache (耳の痛み)
- headache (頭痛)
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
- have a toothache → 歯が痛い
- suffer from a toothache → 歯痛に悩む
- a severe toothache → ひどい歯痛
- persistent toothache → 長引く歯の痛み
- unbearable toothache → 我慢できない歯の痛み
- sudden toothache → 急に起こった歯の痛み
- treat a toothache → 歯痛を治療する
- relieve toothache → 歯痛を和らげる
- dull toothache → 鈍い歯痛
- throbbing toothache → ズキズキする歯痛
3. 語源とニュアンス
語源
- 「tooth」(古英語の “tōth”/”tand”) と 「ache」(古英語の “æce”) が合わさって生まれた語です。
- 古くからある単語で、身体の部分に起こる痛みを表現する際に 「(body part) + ache」の形は英語の伝統的な造語パターンです。
ニュアンスと使用時の注意点
- 「toothache」は日常会話でよく使われるカジュアルな表現です。
- 医師や歯科医との会話などでも使われ、フォーマル・カジュアルどちらでも問題ありません。
- 「I have a toothache.」のように、the ではなく a を使うのが一般的です。イギリス英語だと「I have toothache.」という言い方もします。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞: 「a toothache」「two toothaches」などのように数えられる名詞扱いができます。ただし、複数形は日常会話ではあまり頻繁には使用しません。
- よく使われる構文
- “I have a toothache.” → 「歯が痛いです。」
- “I’m suffering from a bad toothache.” → 「ひどい歯痛に悩んでいます。」
- “My toothache is getting worse.” → 「歯の痛みがひどくなってきている。」
- “I have a toothache.” → 「歯が痛いです。」
5. 実例と例文
日常会話 (3例)
“I have a terrible toothache. I might need to see a dentist today.”
- 「ひどい歯痛があるから、今日歯医者に行かないといけないかも。」
“Could you get me some painkillers for my toothache?”
- 「歯の痛み用に鎮痛剤を持ってきてもらえる?」
“My toothache went away after I used the special mouthwash.”
- 「特別なマウスウォッシュを使ったら、歯の痛みがなくなったよ。」
ビジネスシーン (3例)
“I’m sorry, I need to leave early because my toothache has become unbearable.”
- 「申し訳ありませんが、歯痛が耐えられないほどひどくなったので早退します。」
“Despite having a toothache, she presented the sales report professionally.”
- 「歯が痛かったにもかかわらず、彼女は営業報告をきちんと行いました。」
“If your toothache persists, please feel free to reschedule the meeting.”
- 「歯痛が続くようでしたら、遠慮なくミーティングのスケジュールを変更してください。」
学術的・専門的な文脈 (3例)
“A study on toothache prevalence suggests that regular dental check-ups significantly reduce chronic pain.”
- 「歯痛の発生率の研究によると、定期的な歯科検診により慢性的な痛みが大幅に減少すると示唆されています。」
“Toothache is often associated with inflammation in the pulp, leading to sensitivity and throbbing pain.”
- 「歯痛は歯髄の炎症と関連し、敏感さとズキズキする痛みを引き起こすことが多いです。」
“Recent dental innovations can treat toothache with minimally invasive procedures.”
- 「最近の歯科の革新技術によって、侵襲性を最小限に抑えた治療で歯痛を治せるようになりました。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- dental pain (歯の痛み)
- より専門用語的で、歯科医師や専門家の文脈で使われる場合が多いです。
- より専門用語的で、歯科医師や専門家の文脈で使われる場合が多いです。
- oral pain (口腔内の痛み)
- 口腔全体に関わる痛みを指すため、範囲は「歯」に限らず口内炎などにも使われる表現です。
反意語
- 直接の「反意語」はありませんが、歯関連で痛みがないことを表す場合は “no toothache” や “pain-free” (痛みなし) といった表現になります。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ˈtuːθ.eɪk/
- イギリス英語: /ˈtuːθ.eɪk/
- アメリカ英語: /ˈtuːθ.eɪk/
- アクセント: 最初の
tooth
の部分に強勢があります (TOO-thache)。 - よくある発音の間違い:
- 「トゥースエイク」とはっきり区切り気味に読むと不自然に聞こえることがあります。「トゥースェイク」とやや滑らかに繋げるのが自然です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “toothache” の “ache” が “ache” ではなく “achee” や “achea” などと間違える場合があります。
- 同音異義語との混同: “ache” は “eight” や “egg” などとの聞き間違いが起こる可能性がありますが、あまり深刻な混同は起こりにくいでしょう。
- 試験対策: TOEICや英検では、身体の症状を述べる問題や、医療の話題で出題される可能性があります。「I have a 〇〇 (痛みや病気)」の表現パターンを覚えておくと良いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「tooth + ache = 歯の痛み」という直感的な組み合わせなので、身体の部位 + ache の形をセットで覚えましょう。例: “headache”, “stomachache”, “earache” など。
- 「toothache」は、「トゥース」と「エイク」をつなげて読むイメージで覚えると発音もしやすいです。
- 絵やイラストで、歯を押さえて痛がっている人のイメージを思い浮かべると、連想して覚えやすいでしょう。
以上が toothache
の詳細な解説です。歯痛を感じたときに医師にきちんと伝えられるよう、ぜひ覚えておきましょう。
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