最終更新日:2024/06/17

I realized that I was missing a key ingredient for the recipe.

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レシピのための重要な材料がないことに気づきました。

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元となった辞書の項目

missing

形容詞

粉失した,行方不明の / 欠けている,ない(lacking) / 《the ~;名詞的に》行方不明者

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解説

1. 基本情報と概要

単語: missing

品詞: 形容詞 (adjective)

意味 (英語): not present or not able to be found

意味 (日本語): 見つからない、失われている、欠けている


「missing」は「どこかにあるはずなのに存在していない」「何かが見当たらない」というニュアンスの形容詞です。何かが行方不明であったり、欠けていたりする場面で使われます。


活用形


  • 形容詞のため直接的な活用形(動詞のような変化)はありませんが、派生形として「miss」という動詞や、「missed」という過去形の動詞、「misses」という三人称単数形動詞などがあります。

  • 「missing」は元々「miss」の進行形・現在分詞形から派生して形容詞として使われています。

他の品詞形


  • 動詞: miss (「〜を逃す」「〜が無いのを寂しく思う」「見逃す」など)


    • 例: I miss your smile. (あなたの笑顔が恋しい / 寂しい)


  • 名詞: なし(「a miss」という場合は「失敗」や「逃し」の名詞的用法を指すことがありますが、「missing」とは別扱いです)

CEFRレベルの目安


  • B1 (中級): 日常会話やニュースに登場しやすく、状況説明の際に頻繁に使われることからB1レベル程度と考えられます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: miss


    • 「いなくなる」「逃す」「欠ける」という意味合いを持つ動詞


  • 接尾語: -ing


    • 動詞を進行形にするときや形容詞化するときに付く。ここでは形容詞としての用法。


関連語・派生語


  • miss (動詞)

  • missed (動詞の過去形)

  • missing out (「機会などを逃すこと」; 句動詞 “miss out” の形)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. missing person → 「行方不明の人」

  2. missing item → 「失くなった品物」

  3. missing link → 「失われたつながり/空白を埋める要素」

  4. missing piece → 「欠けている部分、ピース」

  5. missing puzzle piece → 「パズルで足りないピース」

  6. missing data → 「欠損データ」

  7. go missing → 「行方不明になる」

  8. report someone missing → 「誰かが行方不明だと届け出る」

  9. fill in the missing details → 「不足している詳細を埋める」

  10. check for missing values → 「(データなど)欠損値の確認をする」


3. 語源とニュアンス

語源:


  • 「missing」は動詞「miss」(古英語で “missan” 「失敗する、逃す」が由来) に由来し、進行形「-ing」が形容詞的な機能を兼ねているものです。

  • 「miss」は「何かを外す」「〜に気づかない」という概念から、「いなくて寂しい」「不足」「恋しがる」など多彩な含意を持つようになりました。

ニュアンス・使用時の注意:


  • 「missing」と言うと、だいたい「本来あるはずのものがなくなっている」という少し切迫感のあるイメージがあります。いわゆる「行方不明」のニュアンスが強いです。

  • 口語・文章表現どちらでも広く使われますが、「go missing」は口語でもよく使われる定型フレーズです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 「missing」は形容詞として、名詞を修飾する置き方をします。

    例: “The missing documents have finally been found.” (その紛失していた書類がようやく見つかった)

  • 動詞 “go” と組み合わさった “go missing” はよく使われるイディオム的な表現で、「行方不明になる」「なくなる」を意味します。

可算・不可算


  • 形容詞なので、直接的に可算・不可算の区別はありません。

フォーマル/カジュアル


  • 一般的に両方の文脈で使えますが、文書では「The document is missing.」のようにフォーマルにも使われます。

  • 口語では「Something’s missing.」と軽めに使われることも多いです。


5. 実例と例文

日常会話での例文 (3つ)


  1. “My keys are missing. I can’t find them anywhere.”

    (鍵が見当たらない。どこにもないよ。)

  2. “There’s something missing from this recipe; it doesn’t taste right.”

    (このレシピ、何か足りない気がする。味がいまいちだよ。)

  3. “I just realized my phone’s missing! Did I leave it in the taxi?”

    (携帯がないことに気づいた!タクシーに置いてきちゃったのかな?)

ビジネスでの例文 (3つ)


  1. “We discovered some missing documents in the quarterly reports.”

    (四半期報告書でいくつかの書類が抜けていることが分かりました。)

  2. “Could you check if there are any missing items from the shipment?”

    (出荷分に不足している品がないか確認してもらえますか?)

  3. “We noticed missing information in the client’s feedback form.”

    (クライアントのフィードバックフォームに不足情報があることに気づきました。)

学術的な文脈 (3つ)


  1. “The researchers had to handle missing data by employing statistical imputation methods.”

    (研究者は欠損データを統計的補完手法を使って処理しなければならなかった。)

  2. “There is a missing link in the evolutionary chain, and further research is necessary.”

    (進化の過程において見つかっていない繋がりがあり、更なる研究が必要だ。)

  3. “Any missing variables in the experiment could invalidate the results.”

    (実験で足りない変数があると、結果が無効になる可能性がある。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  • absent (不在の)


    • 「その場に存在していない」という意味。学校や職場にいない場合などに使われるが、「missing」ほど「行方不明」の切迫感はない。


  • lost (失われた、道に迷った)


    • 「失った」というニュアンスが強く、「missing」と比べると「戻ってくるかどうか分からない」という印象がやや強い。


反意語 (Antonyms)


  • present (存在している)


    • 物や人がその場にある・いる。


  • found (見つかった)


    • 既に発見された状態を表す。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˈmɪs.ɪŋ/

  • 強勢 (アクセント): 第一音節「mis」にアクセント (強勢) が置かれます。

  • アメリカ英語 / イギリス英語: 発音上の大きな違いはありませんが、アメリカ英語では「ミシング」にやや近く、イギリス英語では第一音節をややはっきり /mɪsɪŋ/ と発音する傾向があります。

  • よくある間違い: 「ミッシング」と「ミッシン」を混同したり、最後の「-ing」を弱く発音しすぎて伝わりにくいことがあります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “mising” や “missin” のように -s- の数を間違えたり、「-g」を落としがちです。

  • 同音異義語との混同: “Miss-ing” と捉えて「女性に対する敬称 Miss」と混同しないように注意。

  • 試験対策: TOEIC等のリスニングで “missing” が聞き取りにくい場合があるため、発音に慣れておくと便利です。また、リーディングでも「欠損データ」や「行方不明」の意味としてビジネス文脈でよく出題されます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「missing」は「Miss + ing」で「何かをミスして欠けている、行方不明である」と覚えるとイメージしやすいです。

  • 「ゴミシング (go missing)」というフレーズで覚えると「いなくなる」という動きのニュアンスがわかりやすいかもしれません。

  • 「何かが行方不明になってミッシング」というストーリーを思い浮かべると定着しやすいでしょう。

以上が「missing」の詳しい解説です。行方不明や不足感を表すニュアンスとして覚えておくと便利です。ぜひ書き言葉・話し言葉の両方で活用してみてください!

意味のイメージ
missing
意味(1)

粉失した,行方不明の

意味(2)

欠けている,ない(lacking)

意味(3)

《the ~;名詞的に》行方不明者

英和例文問題 / 基礎英単語(CEFR-J A2)

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