最終更新日:2025/07/28
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歩くことはよい運動です。

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元となった辞書の項目

exercise

名詞

〈U〉(身体の) 運動 / 〈C〉《...の》 練習 《in, for, on ...》 / 〈U〉〈C〉《the ~》 《...を》 働かせること, 《...の》 行使 《of ...》 /

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解説

1. 基本情報と概要

単語: exercise

品詞: 名詞 (countable / uncountable 両方で使われることがあります)

活用形:


  • 単数形: exercise

  • 複数形: exercises

意味(英語):


  1. Physical or mental activity that you do to stay healthy or practice a skill.

  2. A set of tasks or activities designed to train or test a skill.

意味(日本語):


  1. 健康を維持したり、スキルを練習するために行う身体的または精神的な活動のこと。

  2. スキルを訓練したり試すための課題や練習問題。

「exercise」は「運動」や「練習課題」というニュアンスで、体を鍛える時にも勉強の問題集でも使われる、とても幅広い意味を持つ単語です。

他の品詞になったときの例


  • 動詞 (to exercise): 「運動する」「発揮する」「訓練する」「行使する」などの意味を持ちます。

    例: “I need to exercise every day.”(毎日運動する必要がある)

難易度目安(CEFRレベル)

B1(中級): 日常会話や基本的な文章で頻繁に登場し、健康や学習などの文脈でよく使われます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • ex- (接頭語): 「外に」「強調」などのニュアンスが含まれる接頭語ですが、この単語の場合は語源的には「外へ」や「徹底的に」のようなイメージとなります。

  • -erc- (語幹): ラテン語の “exercēre”(忙しくさせる、鍛錬する)に由来

  • -ise / -ize (この場合は語尾/形態上の一部): 名詞や動詞の形を作る要素として使われることがあります。

派生語や類縁語


  • exercise (動詞): 運動する、訓練する

  • exerciser (名詞): 運動器具を使う人や、運動をする人

  • exercisable (形容詞): 行使可能な、実行可能な

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. do exercise(運動する)

  2. take regular exercise(定期的に運動する)

  3. breathing exercise(呼吸法の練習)

  4. exercise routine(運動のルーティン)

  5. exercise equipment(運動器具)

  6. physical exercise(身体的な運動)

  7. mental exercise(頭の体操)

  8. grammar exercise(文法問題)

  9. exercise book(練習帳)

  10. exercise class(運動クラス / レッスン)


3. 語源とニュアンス

語源: ラテン語の “exercēre”(忙しくさせる、訓練する)から派生。古フランス語 “exercier” を経て中英語で “exercice” となり、現代英語の “exercise” になりました。もともとは「継続的に行う訓練や鍛錬」というニュアンスが強い言葉です。

使用時の注意点:


  • 「運動」の意味では日常会話でカジュアルに使われることが多いです。

  • 「練習問題」の意味ではフォーマル・カジュアルともに幅広く使われます。

  • 「権利などを行使する」という比喩的な用法の場合は、少しフォーマルまたは法律関連のニュアンスを含むことがあります。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 可算名詞として:

    “I finished all the exercises in the workbook.”

    → 練習問題や課題を指す場合には可算扱いで “exercises” と複数形になります。


  2. 不可算名詞として:

    “I need more exercise to stay healthy.”

    → 「運動」の意味で、漠然とした身体活動の概念を表す場合は不可算となります。


  3. 関連構文・イディオム:


    • “get some exercise” → 「運動をする」

    • “an exercise in futility” → 「無駄な行為」(イディオム的表現)


フォーマル/カジュアルの使い分け:


  • 運動の意味ではカジュアルからビジネスまで幅広く。

  • 「権利を行使する」などの法律文脈ではフォーマル度が高まります。


5. 実例と例文

(1) 日常会話


  1. “I try to get some exercise every morning by jogging.”


    • 毎朝ジョギングをして運動するようにしています。


  2. “My doctor told me that I need more exercise to keep fit.”


    • 体を健康に保つために、もっと運動するようにお医者さんに言われました。


  3. “Let’s do a quick stretching exercise before we start.”


    • 始める前に、軽いストレッチをしましょう。


(2) ビジネス


  1. “Our team-building session included a problem-solving exercise.”


    • チームビルディングセッションには問題解決の練習が含まれていました。


  2. “The leadership workshop had a communication exercise for managers.”


    • リーダーシップ研修では管理職向けにコミュニケーションの練習がありました。


  3. “We conducted a safety exercise to prepare for emergencies.”


    • 緊急事態に備えるため、安全訓練を行いました。


(3) 学術的な文脈


  1. “Please complete the grammar exercises at the end of chapter three.”


    • 第3章の最後にある文法問題を解いてください。


  2. “This case study is an exercise in data analysis techniques.”


    • このケーススタディはデータ分析手法を学ぶ練習です。


  3. “Writing a research proposal can be a valuable exercise in critical thinking.”


    • 研究計画書を書くことは、批判的思考を鍛えるための有益な訓練となります。



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. workout(ワークアウト)


    • 体を鍛えるための運動や筋トレのニュアンスが強い。

    • “I have a daily workout routine.” → 日課の筋トレがある。


  2. practice(練習 / 実践)


    • 技能を磨くための行為にフォーカス。特定の技術習得という印象が強い。


  3. training(訓練 / トレーニング)


    • 計画的・体系的な訓練、特にプロのレベルを目指すときなどに使う。


  4. drill(演習 / 訓練)


    • 反復練習の意味合いが強い。軍隊などでの“drill”は特に整列や動作の繰り返しを指す。


反意語 (Antonyms)


  • 明確な一語の反意語はありませんが、「休息」や「安静」などは状況によって対比として使われます。

    例: “rest” (“休息”) - 運動しない状態


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˈɛksərsaɪz/ (アメリカ英語), /ˈɛksəsaɪz/ (イギリス英語ともほぼ同じ)

  • アクセント: 最初の “ex” の部分 “/ˈɛk/” に強勢があります。

  • よくある間違い: “ex-cercise” と “c” を入れすぎて発音しないように注意。また “-ize” の発音を「アイズ」にしてしまう人も多いですが、「エクササイズ」に近い発音を心がけましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “excercise” や “exersize” とつづりを間違えやすい。最初の “e-x-e-r” の並びに注意。

  • 同音異義語との混同: 同じ発音の単語はありませんが、類似する “exorcise” (悪魔祓いをする) とはスペルが似ているため注意。

  • 試験対策: 英検・TOEIC・IELTSなどの試験でも、健康に関する文章やグラフ問題などで “exercise” は頻出。練習問題(exercise)という意味や、身体活動としての意味の両方が出てくるので文脈を読み取る必要あり。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • スペリングのコツ: “ex + er + cise” と分けて覚えるとミスが減ります。

  • イメージ連想: “exercise” は “ex” + “erc” の部分が「外へ何度も出る(継続的に体を動かす)」イメージを持つと覚えやすいかもしれません。

  • 勉強テクニック: 実際に体を動かしながらスペルを声に出して言うと、身体感覚ともリンクして記憶に残りやすくなります。


以上が名詞「exercise」の詳細解説です。身体的な運動から学習のための練習問題に至るまで、場面に応じて幅広く使われる便利な単語です。ぜひ日常生活や学習で活かしてください。

意味のイメージ
exercise

英和例文問題 / 基礎英単語(CEFR-J A2)

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