最終更新日:2025/07/21

I was confused by the complicated instructions.

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複雑な指示に困惑しました。

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元となった辞書の項目

confused

形容詞

困惑した,まごついた / ごっちゃになった,混乱した / (思考・言葉など)支離滅裂の

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解説

1. 基本情報と概要

単語: confused

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語): Feeling or showing uncertainty; unable to think clearly or understand a particular situation.

意味(日本語): 混乱している状態、状況をはっきりと理解できずに戸惑っている様子。

「頭がごちゃごちゃしていて、何がなんだかわからない……」というような場面で使われるニュアンスを持ちます。


  • 活用形: 形容詞なので「confused」のまま使われます。比較級・最上級としては「more confused」「most confused」という形にできますが、あまり頻繁には使いません。

  • 他の品詞形


    • 動詞: confuse(混乱させる)

    • 名詞: confusion(混乱)

    • 形容詞(別の形): confusing(混乱させるような)

    • 副詞: confusedly(混乱して)


CEFRレベル: B1(中級)

一般的なやり取りや文章にもしばしば出てくる単語ですが、ネイティブがよく使う単語なので単語量の少ない初学者にはやや難しく感じるかもしれません。


2. 語構成と詳細な意味


  • 接頭語・接尾語・語幹など


    • 語幹: confus(e)

    • 接尾語: -ed(形容詞を作る過去分詞形の接尾語)

    • confuse はラテン語 confundere(混ぜ合わせる、混乱させる)に由来しています。


  • 派生語・類縁語


    • confusions(混乱〈複数形〉)

    • confuse(混乱させる)

    • confusing(混乱させるような)

    • confusedly(混乱して)


  • よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


    1. feel confused(混乱していると感じる)

    2. get confused(混乱するようになる)

    3. look confused(混乱しているように見える)

    4. remain confused(依然として混乱している)

    5. sound confused(混乱しているように聞こえる)

    6. confused by the instructions(説明に戸惑う)

    7. confused about the situation(状況について混乱している)

    8. be confused with another person(別の人と取り違えられる)

    9. a confused expression(混乱した表情)

    10. a confused state of mind(混乱した精神状態)



3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の“confundere” (con-「共に」+ fundere「注ぐ、流す」=一緒に流し込む → 混ぜ合わせる → 混乱させる) に由来します。

  • 歴史的使用: 元々は「一緒に混ぜ合わせる」という意味が強く、そこから「情報や要素がごちゃごちゃに混在して判断ができない=混乱する」という意味になりました。

  • 使用時の注意点:


    • 「混乱している」という心理的・感情的状態を表すため、ややカジュアルから日常的な文脈まで幅広く使われます。

    • フォーマルな文章でも使われますが、ビジネス文書などでは「perplexed」「baffled」など他のシノニムが用いられる場合もあります。



4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞としての使い方


    • 「S + be + confused」のように補語として使われることが多いです。

    • 「I feel confused」など、feel, look, sound などの知覚動詞と一緒に使われる場合も多いです。


  • イディオムや一般的な構文


    • “Don’t be confused about…”(~に戸惑わないで)

    • “I’m confused as to why…”(なぜ~なのか混乱しています)

    • “You seem confused.”(混乱しているようだね)


  • フォーマル/カジュアル


    • カジュアルな会話では「I’m so confused!」のように感情を強く表す場合に多用されます。

    • 書き言葉でも頻繁に使われますが、正式な報告書などではもう少し形式的な言い回しにすることもあります。


  • 可算・不可算


    • 形容詞のため、この区別はありません。

    • 元の名詞 “confusion” は不可算として使うことが多いです。



5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “I’m so confused about what to wear for the party tonight.”

    「今夜のパーティーに何を着たらいいのかわからなくて、すごく混乱しているよ。」


  2. “He looked confused when I mentioned the new plan.”

    「新しいプランの話をしたら、彼は困惑したような顔をしていた。」


  3. “Don’t get confused; it’s just a small change in the schedule.”

    「そんなに混乱しないでね。スケジュールがちょっと変わっただけだから。」


ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “Our clients are confused about how to use the new software.”

    「顧客の皆さんは新しいソフトウェアの使い方に戸惑っています。」


  2. “The team seemed confused by the sudden policy changes.”

    「チームは突然の方針変更に混乱しているようでした。」


  3. “I’m still confused about the details of the contract.”

    「契約の細かい点について、まだよくわかっていません。」


学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “Many students become confused when they encounter abstract theories.”

    「多くの学生は抽象的な理論に直面すると混乱しがちです。」


  2. “In research methodologies, similar terms can cause the data to be confused.”

    「研究手法では、類似する用語があるとデータが混同される原因になり得ます。」


  3. “The subjects were confused by the complexity of the experiment’s design.”

    「被験者たちは実験のデザインが複雑だったために混乱していました。」



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語 (Synonyms)


    1. perplexed(困惑した)

    2. puzzled(首をかしげた、同じく困惑した)

    3. bewildered(非常に混乱して途方に暮れた)

    4. baffled(当惑した)


これらはいずれも「何かを理解できずに困っている状態」を表します。


  • “perplexed” や “puzzled” は少し軽めの「首をかしげる」くらいの困惑。

  • “bewildered” はより強く、道に迷ってしまうような混乱。

  • “baffled” はさらに困惑の度合いが強いイメージです。


    • 反意語 (Antonyms)


  • clear(明確な)


  • certain(確信している)


  • understanding(理解している)



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /kənˈfjuːzd/

  • 強勢(アクセント): “confused” の “fused” の部分にアクセントがあります (con-FUSED)。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな違いはありませんが、アメリカ英語では母音がややはっきりめに発音されることが多いです。

  • よくある発音の間違い: con-fus-ed のように3音節で捉えられることがありますが、実際は /kən-fyoozd/ の2音節に近い感覚です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: confuzed / confussed などと誤って書くことがあるので注意しましょう。

  • 同音異義語との混同: 特に “confuse” や “confusing” と混乱しやすいですが、形容詞としては「-ed」なのか「-ing」なのかを区別する必要があります。


    • “confused”は「自分自身が混乱している状態」、

    • “confusing”は「混乱させるような状態・もの」になります。


  • 試験対策: TOEICや英検などで、形容詞と分詞構文の区別問題などで頻出することがあります。「I’m confused」と「This is confusing」の使い分けが出題されることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方・イメージ: “con” (一緒に) + “fuse” (溶ける・混ざる) → すべてが一緒くたになっているイメージ → 頭の中が混ざり合い、何が何だかわからない状態。

  • 勉強テクニック:


    1. “confuse” (動詞) と “confusing” (形容詞、~を混乱させる) と “confused” (形容詞、自分が混乱している) をまとめて覚える。

    2. 自分の状況に即して使える例文を作ってみる (“I’m confused about the new schedule!” など)。



以上が形容詞 “confused” の詳細解説です。混乱してしまったとき、日常生活からビジネス、学術的な場面でもよく使われる便利な単語なので、しっかりと使い分けを覚えておきましょう。

意味のイメージ
confused
意味(1)

困惑した,まごついた

意味(2)

ごっちゃになった,混乱した;(思考・言葉など)支離滅裂の

英和例文問題 / 基礎英単語(CEFR-J A2)

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