…‘を'申し出る,すすめる,提供する / …‘を'企てる / (品物に)〈値段〉‘を'つける《+名〈値段〉+for+名〈品物〉》 / (ある金額で)…‘を'売りに出す《+名+for+名〈金額〉》 / (神に)…‘を'ささげる《+up+名+to+名》 / 〈機会などが〉現れる,起こる(occur) / (神に)ささげ物(祈り)をささげる / (女性に)求婚する
offer
…‘を'申し出る,すすめる,提供する / …‘を'企てる / (品物に)〈値段〉‘を'つける《+名〈値段〉+for+名〈品物〉》 / (ある金額で)…‘を'売りに出す《+名+for+名〈金額〉》 / (神に)…‘を'ささげる《+up+名+to+名》 / 〈機会などが〉現れる,起こる(occur) / (神に)ささげ物(祈り)をささげる / (女性に)求婚する
以下では、英単語「offer」を詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
- 英語: “offer” – to present or propose something for someone to accept or reject.
- 日本語: 「(何かを)提供する、申し出る、提案する」
「offer」は「相手に何かを差し出す・提供する・提案する」というニュアンスの動詞です。たとえば、「手伝いを申し出る」や「割引を提供する」といった場面で使われる、とてもよく出てくる単語です。
品詞
- 主に「動詞 (Verb)」として使われます。
- 「offer」は「申し出」などを表す名詞 (Noun) としても使用されます。
活用形
- 原形: offer
- 三人称単数現在形: offers
- 現在分詞: offering
- 過去形・過去分詞: offered
他の品詞になったときの例
- 名詞形: an offer (「申し出」、「提供」)
- 例: “He made me a great offer on the car.”(彼はその車について、とても良いオファーをしてくれた。)
CEFRレベル
目安としてはB1(中級)レベルです。
- A1: 超初心者
- A2: 初級
- B1: 中級 ←「offer」はここ
- B2: 中上級
- C1: 上級
- C2: 最上級
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- “of-” という明確な接頭語はないですが、ラテン語系の語根に由来しています。
- “-er” は名詞を作るときに使われる接尾語として認識されることもありますが、ここでは動詞自体が “offer” です。
関連語や派生語
- Offering (名詞・動名詞): 「提供物」、「捧げ物」、または「申し出」を指す。
- Offered (過去形・過去分詞形): 「提供した、申し出られた」という意味。
コロケーション(よく使われる共起表現)10選
- offer help(助けを申し出る)
- offer a discount(割引を提供する)
- offer a suggestion(提案をする)
- offer a job(仕事のオファーをする)
- offer hospitality(おもてなしを申し出る)
- offer an apology(謝罪を申し出る/表明する)
- offer assistance(援助を申し出る)
- offer a solution(解決策を提示する)
- offer support(支援を提供する)
- offer a ride(車に乗せることを申し出る)
3. 語源とニュアンス
語源
- ラテン語の “offerre”(差し出す、提供する)に由来します。
- 元々は「何かを(神仏に)捧げる」という宗教的な意味合いも含んでいました。
ニュアンスや使用上の注意
- 「offer」は相手に対して何かプラスになる行為やものを差し出すイメージがあります。
- かしこまった場面から日常会話まで幅広く使われます。文章表現でも口語表現でも幅広く使用可能です。ただし、フォーマルな場面では “propose” と似たニュアンスとして使われる場合もあります。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
- offer + 目的語 + (to + 人)
- 例: “I offered my help to her.”(彼女に私の助けを申し出た。)
- 例: “I offered my help to her.”(彼女に私の助けを申し出た。)
- offer + (to 不定詞)
- 例: “I offered to help her.”(彼女を手伝おうと申し出た。)
- 例: “I offered to help her.”(彼女を手伝おうと申し出た。)
- offer + 人 + もの
- 例: “He offered me a ride.”(彼は私を車に乗せてくれると申し出た。)
- 例: “He offered me a ride.”(彼は私を車に乗せてくれると申し出た。)
イディオム
- “offer (someone) one’s hand” - 結婚を申し込む、または相手に手を差し伸べる(比喩的に手助けを申し出る)などの表現。
ただし、現代の会話ではあまり頻繁には使われないため、文脈に応じて理解が必要です。
使用シーン
- フォーマル: ビジネスメールで “We would like to offer a special discount for our long-term customers.”
- カジュアル: 日常会話で “Can I offer you something to drink?”(何か飲み物お持ちしましょうか?)
他動詞・自動詞
- 「offer」は通常他動詞として目的語を取ります。
- 自動詞としての用法は少ないですが、「申し出がある」などの受動的文脈では受け身形 “be offered” で表現します。
5. 実例と例文
日常会話 (3例)
- “Can I offer you a cup of tea?”
(お茶を一杯いかがですか?) - “I offered to pick him up from the station.”
(駅まで彼を迎えに行こうと申し出たよ。) - “She offered me some advice about studying English.”
(彼女は英語学習についてアドバイスをくれた。)
ビジネス (3例)
- “Our company is pleased to offer you a position as a project manager.”
(当社はあなたにプロジェクトマネージャーとしての職を提供できることを嬉しく思います。) - “We would like to offer a 10% discount on bulk purchases.”
(まとめ買いに対して10%の割引を提供いたします。) - “He offered a strategic proposal to improve productivity.”
(彼は生産性向上のための戦略的な提案を行った。)
学術的 (3例)
- “The professor offered new insights into the research on climate change.”
(その教授は気候変動研究に新たな見解を提示した。) - “This theory offers a comprehensive explanation of language acquisition.”
(この理論は言語習得に関する包括的な説明を提供する。) - “The data offers a foundation for further study.”
(そのデータはさらなる研究の基盤を提供する。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
- provide(提供する)
- “offer” よりも単に補給する・供給するというニュアンス。
- “offer” よりも単に補給する・供給するというニュアンス。
- propose(提案する)
- フォーマルな場面で使われ、アイデアや計画を提示するときに多い。
- フォーマルな場面で使われ、アイデアや計画を提示するときに多い。
- suggest(提案する)
- “offer” が何かを具体的に差し出すニュアンスなのに対し、“suggest” はよりアイデアベース。
- “offer” が何かを具体的に差し出すニュアンスなのに対し、“suggest” はよりアイデアベース。
- extend(申し出る)
- フォーマルな文脈での「申し出る」。特に “extend an invitation” など。
- フォーマルな文脈での「申し出る」。特に “extend an invitation” など。
- present(提示する)
- “offer” より視覚的・公式的な印象。
- “offer” より視覚的・公式的な印象。
反意語(Antonyms)
- refuse(断る)
- decline(断る)
7. 発音とアクセントの特徴
IPA表記
- アメリカ英語 (AE): /ˈɔːfər/ または /ˈɑːfər/
- イギリス英語 (BE): /ˈɒfə/
アクセント
- 頭(第1)音節 “of-” に強勢があります。
AEでは “[オーファー]” または “[アーファー]”、BEでは “[オファ]” のようなイメージです。
よくある発音の間違い
- “offer” の最初の母音を “ə” とあいまいに発音しないようにする。
- アメリカ英語では “オーファー” のイメージに近いが、地域で少し違いがある。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “offer” の “o” を “ofter” などと書かないように注意しましょう。
- 同音異義語: とくに “offer” と似た音の単語はさほど多くありませんが、語尾の “er” のスペルには注意。
- 試験対策: TOEIC や英検では「申し出る」「提供する」という意味で頻出。特にパート3、4 (リスニング) やパート5 (文法) で “offer to do something” の形がよく出ます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「相手の前に手を差し伸べる・ものを差し出す」イメージ。
- “of + fer” という語感から、何かを「手渡す」イメージを持つと覚えやすいかもしれません。
- 勉強テクニック: 「申し出」という意味の名詞形 “offer” とセットで覚えると、TOEICなどでも混乱しにくくなります。
以上が「offer」の詳細解説です。日常からビジネスまで実に幅広いシーンで使われる動詞なので、ぜひ例文をたくさん読んで、実際に使ってみてください。
…‘を'申し出る,すすめる,提供する
…‘を'企てる
(品物に)〈値段〉‘を'つける《+名〈値段〉+for+名〈品物〉》
(ある金額で)…‘を'売りに出す《+名+for+名〈金額〉》
(神に)…‘を'ささげる《+up+名+to+名》
〈機会などが〉現れる,起こる(occur)
(神に)ささげ物(祈り)をささげる
(女性に)求婚する