最終更新日:2025/11/15
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元となった辞書の項目

chat

動詞

(…について)談笑する《+away+about+名》

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彼女は野球の試合について友人達とおしゃべりをした。

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解説

動詞「chat」の詳細解説


1. 基本情報と概要

単語: chat

品詞: 動詞 (ほかに名詞としても使われる)

CEFRレベル目安: A2(初級)


  • A2 = 初級レベル:身近な話題を扱った簡単な文章や会話が理解できるレベル

意味(英語): to talk in a friendly, informal way

意味(日本語): 気軽におしゃべりをする、雑談をする

「chat」は、友達や知り合いとラフに会話する場面で使われる単語です。カジュアルに使われるので、親しい相手との軽いおしゃべりをイメージすると良いでしょう。

活用形


  • 現在形: chat

  • 三人称単数現在形: chats

  • 過去形: chatted

  • 過去分詞形: chatted

  • 現在分詞形 / 動名詞形: chatting

他の品詞形


  • 名詞: (have a) chat (“ちょっとおしゃべり”という名詞形)

    例:Let's have a chat about it.(それについて雑談しよう)


2. 語構成と詳細な意味

「chat」は短くてシンプルな単語で、はっきりした接頭語や接尾語は持ちません。


  • 語幹: 「chat」

派生語や類縁語


  • chatter (動詞・名詞): おしゃべりする人、ぺちゃくちゃしゃべる、など

  • chatty (形容詞): おしゃべり好きな、話し好きな

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. casual chat (気軽なおしゃべり)

  2. have a quick chat (ちょっとお話をする)

  3. chat over coffee (コーヒーを飲みながら雑談する)

  4. chat away (ずっとおしゃべりし続ける)

  5. chat with friends (友達とおしゃべりする)

  6. online chat (オンラインチャット)

  7. chat room (チャットルーム)

  8. chat about the weekend (週末についておしゃべりする)

  9. friendly chat (親しみやすい会話)

  10. chat informally (カジュアルに話す)


3. 語源とニュアンス

「chat」の語源は擬音語からきていると言われ、軽い音の響きから「ちょっとしたおしゃべり」を意味するようになりました。

歴史的には、15世紀頃に「おしゃべり」を意味する単語として使われ始め、その後、人々の軽い会話という意味で定着しました。

ニュアンス・使用時の注意


  • 「chat」はカジュアルやインフォーマルな会話で使われます。仕事上のフォーマルな場では「discuss」(議論する)や「talk over」(話し合う)などを使う方が好ましい場合があります。

  • 親しい相手や友人、同僚との気楽な会話に最適な表現です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 他動詞・自動詞: 「chat」は主に自動詞(目的語を取らない)として使われることが多いですが、以下のように “chat about something” のように前置詞 about を伴って使うことも一般的です。

    例:“We chatted about our plans for the weekend.”


  • イディオムや一般的な構文


    1. chat (it) up: 口語表現で「ナンパする」「おしゃべりで口説く」という意味になることがある(主にイギリス英語)。

    2. chat away: 特に終了のタイミングもなくマシンガントークのように話し続けるイメージ。


  • フォーマル/カジュアル: 非常にカジュアルで親しみやすい表現。



5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “I’m going to chat with my sister tonight about our vacation plans.”

    (今夜姉[妹]と休暇の計画について話す予定です。)

  2. “We chatted for hours about our favorite TV shows.”

    (私たちは好きなテレビ番組のことで何時間もおしゃべりしました。)

  3. “Let’s chat after class if you have time.”

    (授業のあと時間があればおしゃべりしよう。)

ビジネスでの例文(3つ)


  1. “Could we chat briefly about the new project?”

    (新しいプロジェクトについて、少し話せますか?)

  2. “I had a quick chat with my boss about my schedule next week.”

    (上司と来週のスケジュールについて少し話しました。)

  3. “Let’s chat over coffee to discuss the client’s requirements.”

    (クライアントの要件を話し合うために、コーヒーを飲みながら雑談しましょう。)

学術的文脈などでの例文(3つ)


  1. “We often chat informally at conferences to exchange ideas.”

    (学会では、アイデアを交換するために気軽に会話をしています。)

  2. “Researchers sometimes chat online to collaborate on experiments.”

    (研究者たちは時々、オンラインでおしゃべりして実験について共同作業を行います。)

  3. “During lunch breaks, colleagues chat about the latest research findings.”

    (昼休みに、同僚たちは最新の研究成果について雑談します。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語(シソーラス)


  1. talk(話す)


    • より一般的な「話す」という意味。フォームやカジュアルを問わない。


  2. converse(会話する)


    • 少しフォーマルな印象。議論、意見交換などにも使われる。


  3. discuss(議論する)


    • 具体的にテーマをもって話し合うイメージ。フォーマルな文脈に使用されがち。


  4. chatter(ぺちゃくちゃしゃべる)


    • 「chat」に比べて、より騒がしく落ち着きない感じを示唆。


反意語


  • stay silent(黙る)

  • keep quiet(沈黙を保つ)


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA)


  • イギリス英語(BrE):/tʃæt/

  • アメリカ英語(AmE):/tʃæt/

どちらもほぼ同じ発音ですが、地域や個人によって若干の抑揚の違いがあることがあります。


  • アクセント(ストレス): 単音節語なので、ひとつのまとまりとして発音されます。

  • よくある発音の間違い: 「チー」「チャー」と引き伸ばさないように注意し、 の音に気を付けましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “chat” は短い単語なのでつづりを間違えにくいですが、「chatting」の場合は「t」を重ねる点に注意 (“chatting”)。

  • 同音異義語との混同: chat と同音異義語はあまりありませんが、似た発音の chut など他言語由来の単語と混同する可能性は低いでしょう。

  • 試験対策: 日常表現やカジュアルな文章読解に出題されることが多いです。TOEICなどでは「カジュアルな会話文」で見かけるかもしれません。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「ちゃっちゃと話す」イメージで「chat」を覚えるといいかもしれません。

  • “chat” = “ちょっとした会話” として思い出してください。

  • “chat”というサウンドが“ちゃっと”に近いので、短く気軽なイメージを持ちやすいでしょう。

気軽に「チャッ」と話す感覚が覚えやすいポイントです。普段の友達同士のちょっとしたおしゃべりをイメージすると、すぐに思い浮かぶでしょう。

意味のイメージ
chat
意味(1)

(…について)談笑する《+away+about+

英和選択問題 / 基礎英単語(CEFR-J A2)

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