最終更新日:2025/07/31

答えを推測できますか?

正解を見る

Can you guess the answer?

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

guess

動詞

(十分な根拠なしに)…を推測する / (正確な推測で)…を言い当てる / 《~ that》《米》…と思う / 《...を》推測する《at, about ...》

このボタンはなに?
このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: guess

品詞: 動詞 (主に他動詞/自動詞として使われる)、名詞としても使用可能

英語での意味: to estimate or suppose (something) without sufficient information to be certain

日本語での意味: 十分な情報のない状態で「推測する」「当てる」こと

「guess」という単語は、「何となく、あるいは手がかりに基づいて推測する」というニュアンスを持ちます。日常会話でよく使われる表現です。友だち同士やカジュアルな場面での「こうかな?」「ちょっと考えてみるね」といったイメージに近いです。

活用形


  • 現在形: guess (I/you/we/they guess, he/she/it guesses)

  • 過去形: guessed

  • 過去分詞形: guessed

  • 現在分詞形: guessing

名詞形


  • 名詞: a guess (推測、当て推量)


    • 例: “He made a guess.”(彼は推測を口にした)


CEFRレベル目安


  • A2(初級)〜B1(中級)程度


    • 初歩的な会話やテストでもよく出てくる単語で、しっかり身につけておくと便利です。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成:


    • 「guess」は接頭語や接尾語がない、単独で成立している語です。

    • 語幹: guess


  • 他の品詞との関連性:


    • 名詞形: a guess (推測)

    • 関連表現: guessable(形容詞: 推測可能な)、guesser(名詞: 推測する人) など


よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. make a guess (推測をする)

  2. take a guess (推測してみる)

  3. wild guess (当てずっぽう)

  4. educated guess (ある程度の知識や根拠に基づく推測)

  5. best guess (最善の推測)

  6. guess right (正しく推測する)

  7. guess incorrectly / guess wrong (間違って推測する)

  8. guess again (もう一度推測してみて)

  9. anyone’s guess (誰にもわからないこと)

  10. I guess so (たぶんそうだと思う)

いずれも「推測する」という意味合いで使われ、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使用されます。

3. 語源とニュアンス


  • 語源: 中英語の “gessen” が起源といわれています。同様の発音を持つ古期英語 “gētan” や古ノルド語 “geta” との関連性が考えられ、元々は「偶然に当てる、当て推量する」という意味合いだったとされています。


  • ニュアンス・使用時の注意点:


    • 口語的・カジュアル: 「guess」は日常会話やカジュアルなシーンで非常に頻繁に使われます。フォーマルなビジネス文書では “assume” や “estimate” など、もう少し落ち着いた表現を選ぶこともあります。

    • 「なんとなく分かる」「当ててみる」程度のニュアンスから、「多分そうだろう」とある程度根拠をもって言う場合まで幅があります。文脈で意味合いが変わりやすい単語です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 動詞の用法


    1. 他動詞 (transitive): “I guessed the answer.”(私は答えを推測した)

    2. 自動詞 (intransitive): “I guessed.”(私は推測した)文脈次第では対象を明示しなくても可能


  • イディオムや定型表現


    • Guess what? → 「ねえ、聞いて!(こんなことがあったよ)」と人の注意を引く表現。

    • Your guess is as good as mine. → 「私にもさっぱりわからないよ。」


  • フォーマル/カジュアルの使い分け


    • カジュアルな会話(口語)で頻繁に登場。

    • フォーマルな文書・ビジネス場面では “estimate,” “assume,” “infer” などを使うことが多い。


5. 実例と例文

(1) 日常会話


  1. “Guess what? I got tickets to the concert!”


    • 「ねえ、聞いて!コンサートのチケットが取れたんだ!」


  2. “I guess we should leave now before it starts raining.”


    • 「雨が降り始める前に、もう出たほうがいいんじゃないかな。」


  3. “Can you guess how old I am?”


    • 「私の年齢を当てられる?」


(2) ビジネス


  1. “I guess the sales figures will improve next quarter, but I need more data.”


    • 「次の四半期の売上は伸びると思いますが、もっとデータが必要です。」


  2. “Let’s make an educated guess about our competitors’ strategy.”


    • 「競合他社の戦略について、根拠をもとに推測してみましょう。」


  3. “Anyone’s guess at this point might be risky without solid evidence.”


    • 「今の段階だと、確固たる証拠なしでの推測はどれも危険です。」


(3) 学術的な文脈


  1. “Researchers can only guess at the long-term effects of this chemical.”


    • 「研究者たちは、この化学物質の長期的影響を推測しかできない。」


  2. “It’s not enough to just guess; we need empirical data to support our hypothesis.”


    • 「ただ推測するだけでは不十分です。仮説を裏付ける実証データが必要です。」


  3. “Some historians guess that the artifact dates back to the 14th century.”


    • 「一部の歴史学者は、この遺物が14世紀のものだと推測しています。」


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語 (Synonyms)


    1. estimate(見積もる・概算する)


      • 「数字や量などをおおよそ考える」という意味に強み


    2. speculate(憶測する・推測する)


      • ややフォーマルで、根拠のない推測をするニュアンス


    3. suppose(~と仮定する・思う)


      • 日常でもよく使われるが「~だと思う」という含みが強い


    4. assume(仮定する・想定する)


      • 何かを証拠なく前提として受け入れるイメージ


    5. predict(予測する)


      • 将来のことをある程度の根拠をもって予測する



  • 反意語 (Antonyms)


    1. know(知っている)


      • 確証があり「知っている」と断言できる状態


    2. confirm(確認する)


      • 推測ではなく事実として裏付ける行為



これらの単語と比べると、“guess” は比較的カジュアルかつ根拠が弱い推測を表しやすいです。

7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ɡes/

  • アメリカ英語・イギリス英語ともに概ね同じ発音

  • アクセント: 単音節で明確なアクセント位置はありませんが、単語全体を一拍で「ゲス」と発音

  • よくある間違い: “guess” は “guest”(/ɡest/)とスペル・発音が似ていますが、“guess” は “u” の後ろに “e” があり、/ɡes/ という音になります。混同しないように注意が必要です。

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “gess” や “guese” などと書かないように注意してください。

  • 同音異義語との混同: “guessed” (推測した) と “guest” (客) は見た目・音が似やすいので要注意。

  • 試験対策: TOEIC®や英検などの日常会話問題で“guess”は頻出。特に「提案」「あいさつ」「質問」で使われる “Guess what?” などはよく出るフレーズです。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • スペリングのポイント: 「g + u + e + s + s」で「ゲス」と覚えると良いです。

  • イメージ: 直感で「当てる」イメージ。クイズをするイメージと一緒に覚えると定着しやすいかもしれません。

  • 勉強テクニック: クイズ形式の質問「Guess what?」を友だち同士で交わしてみると、自然と身に付きます。


以上が、動詞「guess」の詳細な解説です。「なんとなく推測する」という軽い意味合いから、ある程度根拠を持って「~かな?」と推測する場面まで、様々なシーンで使われる便利な単語なので、ぜひ覚えてみてください。

意味のイメージ
guess
意味(1)

guess+that節》《米》…‘と'思う(think, suppose),信じる(believe)

意味(2)

(…を)推測する《+at(about)+

意味(3)

(十分な根拠なしに)…‘を'推測する,推量する

意味(4)

(正確な推測で)…‘を'言い当てる,判断する

和英例文問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★