最終更新日:2025/10/07

〈C〉(数の)17,17の記号(17,XVIIなど) / 〈U〉(24時間制の)17時;17分;17歳 / 〈U〉《複数扱い》17人,17個 / 17の,17人の,17個の / 《補語にのみ用いて》17歳の(で)

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元となった辞書の項目

seventeen

数詞

〈C〉(数の)17,17の記号(17,XVIIなど) / 〈U〉(24時間制の)17時;17分;17歳 / 〈U〉《複数扱い》17人,17個 / 17の,17人の,17個の / 《補語にのみ用いて》17歳の(で)

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解説

以下では、英単語 seventeen(数詞)を、学習者向けにできるだけ分かりやすく、詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

英語・日本語での意味


  • 英語: seventeen

  • 日本語: 17(数を表す「17」という意味)

    「“17”という数を表す単語です。年齢について “I’m seventeen years old.” のように言うと、17歳というニュアンスになります。基本的には数を数える時に使う、シンプルで頻出の単語です。」

品詞


  • 数詞(numeral)

    ※英語では名詞や形容詞のように扱われることもあります。

活用形


  • 数詞なので動詞のように活用はしません。

  • 名詞的用法・形容詞的用法で使われる際にも形は変わりません。

他の品詞になった時の例


  • 「seventeenth (形容詞・序数詞)」:第17番目の、17番目の人・ものを表す(例:the seventeenth century = 17世紀)。

CEFRレベルの目安


  • A1(超初心者)

    日常で数を数える最も基本的な単語の一つで、A1レベルから学ぶ単語といえます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • seventeen = seven + teen


    • seven = 7

    • teen = 10代を表す接尾要素/10を含む数詞を示す部分(thirteen, fourteen, etc.と同様)。


よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. seventeen years old(17歳)

  2. seventeen people(17人)

  3. seventeen minutes(17分)

  4. seventeen dollars(17ドル)

  5. seventeen times(17回)

  6. a group of seventeen(17人/17個のグループ)

  7. seventeen-member team(17名のチーム)

  8. seventeen-year-old student(17歳の学生)

  9. in total seventeen(合計で17)

  10. seventeen floors(17階建て/17階)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語の “seofontēne” に由来するとされ、“seofon” (7) + “tēne” (10) が組み合わさったものです。

  • その後、中英語を経て現在の “seventeen” という形に落ち着きました。

使用時のニュアンス・注意点


  • “seventeen” はあくまでも「17」という数のみを指すため、感情的な響きはありません。年齢や数量を伝える上で、ごく日常的に使うカジュアル〜フォーマルまで幅広い場面で使用されます。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 数詞としての用法(名詞的用法)


    • “Seventeen is my lucky number.”

    • 「17は私のラッキーナンバーです。」


  2. 形容詞的用法


    • “He has seventeen cats.”

    • 「彼は猫を17匹飼っています。」


  3. 可算・不可算の区別


    • 数詞としては特に可算・不可算の区別を考える必要はありませんが、名詞や形容詞として「いくつあるか」を示す役割を持ちます。


  4. イディオム・慣用表現


    • 数詞自体はイディオムとしてはあまり使われませんが、「turn seventeen(17歳になる)」などはよく見られます。



5. 実例と例文

日常会話(3例)


  1. “I turned seventeen last month.”

    (先月17歳になったよ。)

  2. “It’s already seventeen minutes past eight!”

    (もう8時17分だよ!)

  3. “We need seventeen more plates for the party.”

    (パーティーのために皿があと17枚必要です。)

ビジネスシーン(3例)


  1. “The company hired seventeen new employees this month.”

    (今月、その会社は新たに17人採用しました。)

  2. “We’ve received seventeen orders so far.”

    (今のところ17件の注文を受けています。)

  3. “There are seventeen items on the agenda.”

    (議題が17項目あります。)

学術的な文脈(3例)


  1. “Seventeen participants were selected for the study.”

    (その研究では、17名の参加者が選ばれました。)

  2. “The survey was conducted over seventeen days.”

    (その調査は17日間にわたって実施されました。)

  3. “Out of one hundred samples, seventeen showed abnormal results.”

    (100のサンプルのうち17が異常値を示しました。)


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語(同じ数詞としての置き換え)

    同じカード数字を指す「17」に書き換える以外、実際には類義語という意味合いはほとんどありません。

  • 反意語

    数字には「反意語」が特にありませんが、文脈に応じて「zero」(0) や「minus seventeen」(-17) などが反対の意味合いになる可能性はあります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˌsɛvənˈtiːn/ (アメリカ英語・イギリス英語共通)

  • アクセント: “se-ven-TEEN” のように、最後の “teen” の部分に強勢があります。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな違いはありませんが、アメリカ英語では「ヴ」の音がやや曖昧母音気味に発音される場合もあります。

  • よくある発音ミス: “seventy” (/ˈsɛv(ə)n.ti/) との混同に注意してください。


    • “seventeen”: /ˌsɛvənˈtiːn/

    • “seventy”: /ˈsɛv(ə)nti/



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. “seventeen” と “seventy” の混同


    • “seventeen” = 17

    • “seventy” = 70

      発音やスペルが似ていますが、意味が大きく異なるので注意。


  2. スペルミス


    • “seventeen” の綴りを “seventen” などと間違えやすいので気をつけましょう。


  3. 試験対策


    • 数詞はリスニングやリーディングの問題で数の聞き取りを問われることが多いです。TOEICや英検などでも数字の書き取りやリスニングでは定番です。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “seven (7)” + “-teen (10台を意味する接尾要素)” と覚えるとわかりやすいです。

  • “ティーン (teen)” が入っているので、13歳から19歳までの年齢を示す “teenager” の感覚で「10を超えた数の一つ」とイメージすると覚えやすいでしょう。

  • “seventy” (70) とはスペルや音がかなり似ているので、繰り返し発音して脳内にリズムを作ると定着しやすいです。


以上が、数詞 “seventeen” の詳細な解説です。年齢や数量など、日常生活でも頻繁に登場する数の一つですので、ぜひ正しく発音・スペルを書けるように意識してみてください。

意味のイメージ
seventeen
意味(1)

〈C〉(数の)17,17の記号(17,XVIIなど)

意味(2)

〈U〉(24時間制の)17時;17分;17歳

意味(3)

〈U〉《複数扱い》17人,17個

意味(4)

17の,17人の,17個の

意味(5)

《補語にのみ用いて》17歳の(で)

和英選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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