最終更新日:2025/10/07

【くだけた】みんな;誰でも

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元となった辞書の項目

everybody

代名詞

【くだけた】みんな;誰でも

このボタンはなに?

すべての人が平等に扱われるべきである。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: everybody

品詞: 代名詞 (不定代名詞)

英語での意味: “all people” / “everyone”

日本語での意味: 「みんな」「全員」「誰もが」

「everybody」は、すべての人を指すときに使われます。「みんな集まれ!」のように呼びかけるときにも、「クラスのみんながそれを知っています」と、全員をざっくり指し示すときにも使われる便利な表現です。

活用形


  • 代名詞なので、一般的な動詞のように活用する形はありません。

  • 三人称単数扱いなので、動詞の形は「is / does / has」など単数形に合わせます。

他の品詞への変化例


  • 「everybody」は派生的に他の品詞になることはありません。ただし、同じ意味を持つ「everyone」という語(これも不定代名詞)と同様の機能を果たします。

CEFRレベルの目安: A2(初級)

日常会話などで頻繁に出てくる基本的な代名詞なので、A2(初級レベル)あたりで習得が期待されます。


2. 語構成と詳細な意味

「everybody」は「every + body」から成る複合語です。


  • every: 「すべての〜」

  • body: 本来は「体」という意味ですが、よく「人」を指す言葉として “somebody” や “anybody” などの形で使われます。

関連表現・コロケーション(10個)


  1. Hello, everybody!

    ┗「みんな、こんにちは!」

  2. Everybody knows ~

    ┗「みんな〜を知っている」

  3. Not everybody agrees

    ┗「全員が賛成しているわけではない」

  4. Everybody wants to ~

    ┗「みんな〜したがっている」

  5. Everybody says so

    ┗「みんなそう言っている」

  6. Everybody’s welcome

    ┗「誰でも歓迎です」

  7. Is everybody ready?

    ┗「みんな準備できた?」

  8. Everybody is responsible

    ┗「みんなに責任がある」

  9. Everybody makes mistakes

    ┗「誰でも間違いはするものだ」

  10. Everybody including me

    ┗「私を含めた全員」


3. 語源とニュアンス


  • 語源は、中英語の “every” と“body” の複合で、すべての(body = 人) という概念を示す表現です。

  • 古くは “every body” と二語に分けて書かれていた時代もありますが、現在では一語で「everybody」と書くのが一般的です。

ニュアンス・使用時の注意


  • 「everyone」とほぼ同義で、口語でも文章でも広く使われます。少しカジュアルな響きがあるため、フォーマルな場面でも「everyone」と同様に使えますが、フォーマルな書き言葉では「everyone」の方がやや好まれる場合もあります。

  • 使い方としては「単数」扱いです。たとえば “Everybody is happy.” のように動詞は is を使います。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算/不可算: 代名詞なので、この区別はありません。

  • 単数扱い: 「everybody」は文法上、三人称単数として扱います(動詞を “is”“does” とする)。

  • しかし、代名詞の後に続く指示代名詞や所有代名詞は「they, their」なども使われる場合があります。性差を含めず無難に表現したい場合は “Everybody did their best” のように書くことが増えています。

一般的な構文・イディオム


  • Everybody + 動詞(単数形) + ...

    例) “Everybody likes this idea.”

  • Not everybody + 動詞(単数形) + ...

    例) “Not everybody agrees with you.”


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “Hey, everybody, let’s take a group photo!”

    –「みんな、グループ写真を撮ろう!」

  2. “Everybody knows about that new café in town.”

    –「街にできたあの新しいカフェのことはみんな知ってるよね。」

  3. “Is everybody ready to go?”

    –「みんな出かける準備できた?」

ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “Everybody in the team contributed to this project’s success.”

    –「チームのみんなが、このプロジェクトの成功に貢献しました。」

  2. “Could everybody please send me their reports by Friday?”

    –「みなさん、金曜日までにレポートを送っていただけますか?」

  3. “We need to ensure that everybody follows the new guidelines.”

    –「新しいガイドラインをみんなが守るよう徹底する必要があります。」

学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)


  1. “Everybody in the seminar received a copy of the research findings.”

    –「セミナーに参加した全員が、その研究結果のコピーを受け取りました。」

  2. “The professor explained the theory so clearly that everybody understood.”

    –「教授の説明が非常にわかりやすかったので、全員が理解できました。」

  3. “Everybody is expected to follow the ethical standards in this study.”

    –「本研究においては、誰もが倫理規範に従うことが求められています。」


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. everyone (みんな)

    – 意味・用法はほぼ同じ。若干「everyone」の方がフォーマル寄り。

  2. all (すべて・全員)

    – 「all」は「すべての人」「全員」という意味を名詞的に使用できる形でもあるが、文法上は「all of us」「all of them」などの形を取ることが多い。

  3. people (人々)

    – 単に「人々」という意味だが、文脈によっては「みんな」というニュアンスで使う場合もある。

反意語


  • nobody (誰も〜ない)

    – 「nobody is ~」で「誰も〜でない」と逆の意味になります。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA)


  • アメリカ英語: /ˈɛvriˌbɑːdi/ または /ˈɛvriˌbʌdi/

  • イギリス英語: /ˈɛvriˌbɒdi/

アクセントの位置


  • 「é・vry・bò・dy」のように、最初の “e” に近い部分を強く発音し、後ろの “bo” の部分にもやや強さが残るイメージです。

  • よくある間違いとして “eve-ry-bo-dy” の音節分けで、一つひとつをはっきり発音しづらいため、速く話すときに「エヴリバディ」のようになります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. 三人称単数か複数か


    • 文法上は単数扱いなので、動詞は “is / has / does” になり、“are / have / do” にはならない。


  2. スペルミス


    • “every body” と二語に分けてしまう例がありますが、正しくは “everybody” と一語。


  3. “everyone” との混同


    • 意味は同じだが、スペルが異なるだけ。使い分けは文体や好みにより。


  4. TOEIC・英検などでの出題傾向


    • 文法問題で “Everybody are ~” などの誤用を選ばせる質問が出題される可能性あり。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “every” が「すべて」、「body」 が「体・人」と考えると「すべての人 = everybody」とイメージすると覚えやすいです。

  • “everyone” とセットで覚えておくと、フォーマル・カジュアルで使い分けがスムーズになります。

  • 発音のイメージは「エヴリバディ」。早口になると「エブリバリ」に近くなることも。ゆっくり音節を区切って練習するのも効果的です。

以上が「everybody」の詳しい解説です。普段の呼びかけや、メールの冒頭など、実に様々な場面で使える表現なので、ぜひ使いこなしてみてください。

意味のイメージ
everybody
意味(1)

すべての人,万人,だれもみな

和英選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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