最終更新日:2025/10/17

…『である』,…です(beの二人称の単数とすべての人称の複数の直説法現在形)

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元となった辞書の項目

are

動詞

…『である』,…です(beの二人称の単数とすべての人称の複数の直説法現在形)

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解説

1. 基本情報と概要

単語: are

品詞: 動詞(be動詞の現在形の一つ)

CEFRレベル: A1(超初心者レベル)


  • 英語での意味:

    “are”は、be動詞(to be)の現在形で、主語が “you” (単数・複数いずれも) や “we,” “they” 等のときに使われます。


  • 日本語での意味:

    「〜である」「〜にいる/ある」という意味を表します。

    たとえば「あなたは〜です」「私たちは〜です」「彼らは〜です」というときに使われます。とても基本的な動詞なので、自己紹介や日常会話で頻繁に使われます。


  • 活用形 (be動詞の全体像):


    • 原形: be

    • 三人称単数現在: is

    • 二人称単数 / 複数、主語が複数などの現在形: are

    • 一人称単数 現在形: am

    • 過去形: was (一人称単数・三人称単数), were (二人称単数・複数 主語・複数主語)

    • 現在分詞: being

    • 過去分詞: been


  • 他の品詞になった例:


    • “being” (動名詞・分詞): “Being on time is important.”

    • “been” (過去分詞): “I have been busy.”


“are” 単体としては「be動詞の一形態」であり、名詞や形容詞など他の品詞としては使われません。


2. 語構成と詳細な意味

“are” は 「to be」の変化形で、接頭語・接尾語などはありません。古英語の “aron,” “earun” などが由来とされ、そこから現在の形に変化しました。

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ 10選


  1. Are you ready? (準備はできていますか?)

  2. Are you sure? (本当にそう思いますか? / 確信ある?)

  3. Where are you from? (どこの出身ですか?)

  4. How are you doing? (調子はどう?)

  5. You are welcome. (どういたしまして)

  6. Here you are. (はい、どうぞ)

  7. What are we going to do? (私たちは何をする予定ですか?)

  8. Are we clear? (内容ははっきりしましたか? / 伝わりましたか?)

  9. Are they coming? (彼らは来る予定ですか?)

  10. Who are you? (あなたは誰ですか?)

これらは日常会話で非常によく目にする・耳にする表現です。


3. 語源とニュアンス


  • 語源:
    “are” は古英語の “aron,” “earun,” 中期英語の “are” などから派生し、ゲルマン祖語系統にさかのぼる言葉です。


  • ニュアンス / 注意点:


    1. 口語/カジュアルでの使い方

      日常会話で普通に使われる最も基本的な動詞の一つなので、フォーマル・カジュアル問わず必ず登場します。

    2. 短縮形が多い

      “You are” → “You’re,” “We are” → “We’re,” “They are” → “They’re” といった短縮形がよく用いられます。

    3. 目上/ビジネス

      ビジネスやフォーマルな文書でも非常に頻用されるため、あらたまった場面でも問題なく使えます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 文法上のポイント:


    • 現在形のbe動詞の一形態であり、主語が “you”“we”“they” など複数形のときに用います。

    • 可算・不可算は関係なく、主語が複数であれば “are” を使います。

    • 疑問文は “Are + 主語 + 補語(~)?” の形。

    • 否定文は “主語 + are + not + 補語(~).” もしくは短縮形 “aren’t” を使います。


一般的な構文やイディオム


  1. Are you … ? / Aren’t you … ?

    「~ですか? / ~ではないですか?」と相手に尋ねる。

  2. There are …

    「(そこに)~がある(いる)」を表す構文。

    例: “There are many people in the park.”


  • フォーマル/カジュアルの使い分け:

    「are」は文体を問わず使用でき、メールや公的な文書でも 主語に合わせて自然に使われます。カジュアルな会話では “you’re,” “we’re,” など短縮形が多用されます。


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “You are very kind. Thank you.”

    (あなたはとても優しいですね。ありがとうございます。)

  2. “Are you free this evening?”

    (今晩は空いていますか?)

  3. “We are going shopping later. Do you want to join?”

    (後で買い物に行く予定です。一緒に行きますか?)

(2) ビジネスでの例文


  1. “You are responsible for the sales reports this quarter.”

    (あなたが今期の販売報告書を担当しています。)

  2. “Are we prepared for the meeting tomorrow?”

    (明日のミーティングの準備はできていますか?)

  3. “They are working on the new project proposal.”

    (彼らは新しいプロジェクト提案に取り組んでいます。)

(3) 学術的な文脈での例文


  1. “The results are consistent with our hypothesis.”

    (その結果は私たちの仮説と一致しています。)

  2. “Are these samples correctly labeled?”

    (これらのサンプルは正しくラベル付けされていますか?)

  3. “The findings are significant in the field of biology.”

    (その発見は生物学の分野で重要です。)


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    • “exist” (存在する) ⇒ ただ「存在する」という意味合いのみで、補語や状態を示す “be” とは使い方が異なる。

    • “remain” (とどまる) ⇒ 状態として「残っている」を強調するが、“are” のように単に「~である」意味とは違う。


  • 反意語:


    • be動詞の場合、はっきりした“対義語”というより、「いない/ない」状態を表すときは “are not / aren’t” や “do not exist” などを使います。直接の単語としての反意語はありません。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA):


    • アメリカ英語: /ɑːr/

    • イギリス英語: /ɑː/ (実際には “R” の要素が弱くなる地域もあります)


  • 強勢(アクセント)の位置:

    短い単語であり、全体がひとまとまりとして発音されます。


    • アメリカ英語では “アー(r)” のように “r” の音をはっきり出す傾向があります。

    • イギリス英語(特にRPなど非中西部地域)は “アー” のように “r” がほとんど発音されません。


  • よくある発音の間違い:


    • /eər/ や /er/ のように読んでしまう。

    • “our” と混同してしまう。実際に聴き取りにくい場合もあるので注意。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. “you” に対して “is” を使ってしまう

    例: “You is …” は誤りなので注意 (“You are…” が正しい)。

  2. 主語が複数でも “is” を使ってしまう

    例: “They is …” は誤り。複数なら “They are …” を使う。

  3. 短縮形の混同

    “You’re” と “Your” を混同しやすい。スペルが似ているが意味は全く異なる。

  4. 試験対策での出題

    文法問題で「主語に合わせた正しいbe動詞を選ぶ」「短縮形を適切に使う」などの基本的な問題が頻出。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “You are” は “U R” と同じ発音

    テキストチャットなどで「U R」と略すことで、耳に残して覚える手法も。

  • 写真やイメージ

    “We are happy.” → みんな笑顔のイメージ写真を思い浮かべて、主語が複数のときに “are” を使うと覚えるとよい。

  • とにかく「あなた=you」「あなたが複数でもyou」「私は英語では複数扱いでも am」 … というように丸暗記するより、日常の簡単な例文から何度も声に出して慣れると自然に覚えられます。


以上が、動詞 “are” の詳細解説になります。

主語に合わせて使い分けるbe動詞のひとつとして、初歩から頻繁に出てくるため、まずはここを確実に習得しておくことが英語学習の基礎になります。

意味のイメージ
are
意味(1)

である,…です(beの二人称の単数とすべての人称の複数の直説法現在形)

和英選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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