最終更新日:2025/10/26
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元となった辞書の項目

shake

動詞

(前後・上下・左右などに)…‘を'振る,揺り動かす,揺する / (…から)…‘を'振り落とす《+名+from(out of)+名》 / 〈地震・爆発などが〉…‘を'震動される / 〈基礎・信念など〉‘を'動揺させる,ぐらつかせる / 〈人〉‘を'動揺させる,‘を'心をかき乱す / 〈ちり・病気・悪習・追っ手など〉‘を'振り払う,振り切る,除く《+off+名,+名+off》 / 揺れる,震動する / (恐布・寒さなどで)振える《+with+名》 / 揺り動かす

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敷物のほこりを払って落とそう。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: shake

品詞: 動詞 (まれに名詞として「振動」「シェイク」などの意味で使われる場合もあります)

英語での意味: to move something quickly from side to side or up and down (何かを素早く左右または上下に動かす)

日本語での意味: 「振る」「揺り動かす」「(手を)振る」「(飲み物などを)シェイクする」など。

「shake」は相手の手を握って“シェイクハンド”するときや、何かを振って中身を混ぜるときなどに使われます。


  • 活用形:


    • 原形: shake

    • 過去形: shook

    • 過去分詞: shaken

    • 現在分詞: shaking (進行形)


  • 他の品詞形:


    • 名詞: shake (例: a milkshake, a handshake)

    • 形容詞形などはありませんが、「shaky (形容詞)」は「揺れている」「不安定な」という派生語です。


  • CEFRレベルの目安: B1 (中級)


    • 「shake」は比較的基本的な動詞ではありますが、様々な慣用表現や比喩的表現も多いため、中級レベルの表現として扱われることもあります。



2. 語構成と詳細な意味

語構成: shake は大きな接頭語や接尾語を伴わない単語です。


  • 語幹: “shake”

派生語や関連語:


  • shaky (形容詞): ぐらぐらした、不安定な

  • shaker (名詞): 振るもの (例: salt shaker , cocktail shaker)

  • handshake (名詞): 握手

  • milkshake (名詞): ミルクシェイク

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ (計10個):


  1. shake hands (握手する)

  2. shake off (振り払う、振り落とす)

  3. shake up (揺り動かす、刷新する)

  4. shake a bottle (ビンを振る)

  5. shake one’s head (頭を振る、首を振る)

  6. shake with fear (恐怖で震える)

  7. shake on it (交渉成立の合図として握手する)

  8. shake out (振って外に出す、天日干しのように)

  9. shake a leg (急ぐ、カジュアルに)

  10. shake the dust off (ほこりを振り払う、しばしば立ち直るニュアンス)


3. 語源とニュアンス

語源: 古英語の sceacan(動かす、振る)が語源とされます。ゲルマン語群に由来し、古くから「急激に動かす」という意味で使われてきました。

ニュアンス:


  • 「shake」は物理的に振る動作だけでなく、感情的に動揺させる(ショックを与える)ニュアンスを持つ場合があります (例: I was shaken by the news)。

  • 日常会話や文章のどちらでも使われますが、感情的に強い影響を与える場合は、ややドラマチックに響くことが多いです。

  • カジュアルにもフォーマルにも幅広く使えます。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 他動詞 (transitive)


    • 目的語を必要とする 「振る」の意味で:


      • 例: She shook the bottle before opening it.



  2. 自動詞 (intransitive)


    • 目的語を伴わず「揺れる」という意味:


      • 例: The floor shook during the earthquake.



一般的な構文:


  • shake + 目的語 (She shook the jar.)

  • shake + 副詞句 (He shook violently.)

  • shake + 名詞 (idioms, e.g., shake one’s head: うなずかずに首を振る)

イディオム:


  • shake hands: 握手する

  • shake a leg: 急ぐ (カジュアル)

可算・不可算の区別は、動詞に当てはまるものではありませんが、名詞の「shake」で「a shake」のように使う場合は可算名詞となる例もあります。


5. 実例と例文

日常会話 (カジュアルシーン)


  1. “Could you shake the bottle for me? I need the sauce mixed well.”

    (そのビンを振ってくれない?ソースをよく混ぜたいんだ。)

  2. “I always shake my head when I disagree with someone.”

    (誰かと意見が合わないとき、いつも首を振るんだ。)

  3. “Let’s shake hands and make up.”

    (握手をして仲直りしよう。)

ビジネス (ややフォーマル)


  1. “He firmly shook my hand to greet me.”

    (彼はしっかりと握手をして挨拶してくれた。)

  2. “The CEO’s speech really shook the employees; they seemed deeply affected.”

    (CEOのスピーチは社員たちに衝撃を与え、彼らは大きく影響を受けたようだった。)

  3. “Please shake the document holder to ensure no papers are stuck inside.”

    (書類ホルダーを振って、中に引っかかっている紙がないか確認してください。)

学術的・専門的 (少し硬め)


  1. “The experiment required the researcher to shake the test tube at precise intervals.”

    (その実験では、研究者が一定の間隔で試験管を振る必要があった。)

  2. “Seismic activity can shake large structures, testing their resilience.”

    (地震活動は大きな建造物を揺らし、それらの耐久性を試す。)

  3. “The hypothesis was shaken by discrepant data discovered in the recent survey.”

    (最新の調査で食い違うデータが発見され、その仮説は揺らいだ。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  1. tremble (小刻みに震える)

  2. quiver (震える、特に弱く細かく…)

  3. vibrate (振動する)

  4. rattle (ガタガタ鳴らす、振って音を立てる)


  • shaketremble の違い:


    • shake は自分の意思や衝撃によって物を振る/自分が揺れる際にも使う。

    • tremble は寒さや恐怖など、自然に体が震えてしまうニュアンスが強い。


反意語:


  • still (動かない)、steady (安定させる) などが挙げられます。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA):


  • 米: /ʃeɪk/

  • 英: /ʃeɪk/

両地域とも同じ発音ですが、イギリス英語では少し [ʃeɪk] の母音が若干短く聞こえる場合があります。

強勢: 「shake」の一音節単語のため、単語全体にストレスがあります。

よくある間違い: 「sh」(シュ) と 「s」(ス) を混同してしまうことがありますが、「shake」は「シュ」から始めます。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “shake” を “shack” や “sharke” と書き間違えるケース。

  • 同音異義語はありませんが、「shake」と「shame」「shape」など音が似た単語との混同に注意。

  • TOEICや英検では、shake handsshake offといったフレーズで出題されることが多いです。特にイディオム表現に注意しましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「シェイク・シェイク」とリズミカルに思い浮かべると覚えやすいでしょう。音で覚えてしまうのも一つの手です。

  • 日本語でも「シェイク」とカタカナで表記されることが多いので、そこから発音とスペルをリンクさせると覚えやすいでしょう(“sh-”の部分を意識)。

  • 何かを振って混ぜるイメージ(シェーカーを振る、マラカスがシャカシャカ鳴る)を思い浮かべると定着しやすいです。

以上が、動詞「shake」の詳細です。日常からビジネスまで広く使える便利な動詞なので、いろいろなイディオムやコロケーションも合わせて覚えましょう。

意味のイメージ
shake
意味(1)

揺り動かす

彼女は恐怖で震えていた。

このボタンはなに?
意味(2)

(前後・上下・左右などに)…‘を'振る,揺り動かす,揺する

意味(3)

(…から)…‘を'振り落とす《++from(out of)+

意味(4)

〈地震・爆発などが〉…‘を'震動される

意味(5)

〈基礎・信念など〉‘を'動揺させる,ぐらつかせる

意味(6)

〈人〉‘を'動揺させる,**‘を'心をかき乱す

意味(7)

〈ちり・病気・悪習・追っ手など〉‘を'振り払う,振り切る,除く《+off+名,++off

意味(8)

揺れる,震動する

意味(9)

(恐布・寒さなどで)振える《+with+

英和選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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