最終更新日:2025/12/07
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元となった辞書の項目

our

限定詞

我々の,私たちの / 《社説・評論などでmyの代りに用いて》我々の,我が社の;当…の / 《話題の人を指して》例の,我が / 《君主が公式の場でmyの代りに用いて》我が,余の

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こちらは私たちの家です。

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解説

1. 基本情報と概要


  • 単語: our

  • 品詞: 限定詞 (Possessive Determiner)

  • 意味(英語): belonging to us

  • 意味(日本語): 「私たちの」という所有を表す言葉です。私たちが共有しているもの・ことを指すときに使います。たとえば「これは私たちの家です」「私たちの計画は〜」のように、自分を含む複数人が持っているものを示します。

活用形

「our」は限定詞として変化形はありません。基本的に常に「our」です。ただし、以下のように関連する代名詞・限定詞には活用形があります。


  • we (主格代名詞)

  • us (目的格代名詞)

  • ours (所有代名詞)

  • ourselves (再帰代名詞)

※CEFRレベルの目安: A1(超初心者向け)

日常会話で頻繁に登場する非常に基本的な単語です。

2. 語構成と詳細な意味

「our」は「we」の所有形で、前に接頭語や接尾語はありません。シンプルに「we → our」という関係です。同じように「I → my」「they → their」などが存在します。

派生語や類縁語


  • we (主格)

  • ours (所有代名詞)

  • ourselves (再帰代名詞)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. our house (私たちの家)

  2. our family (私たちの家族)

  3. our team (私たちのチーム)

  4. our environment (私たちの環境)

  5. our responsibility (私たちの責任)

  6. our future (私たちの未来)

  7. our relationship (私たちの関係)

  8. our company (私たちの会社)

  9. our goals (私たちの目標)

  10. our journey (私たちの旅)

3. 語源とニュアンス


  • 語源: 古英語の「ūre」から派生し、さらに遡るとゲルマン祖語の「*unsaraz」に由来します。

  • ニュアンス: 共通の所有・所属を示します。使う際は「自分も含めた集団のもの」であることを示すため、場面によっては親近感やチームの一体感を強調できます。

  • 使用シーン: 日常会話からビジネス文書まで幅広く使われます。カジュアルな会話でもフォーマルな文書でも問題ありません。

4. 文法的な特徴と構文


  • 限定詞 (Determiner): 名詞の前に置いて「私たちの〜」という所有関係を示します。

  • 形態の使い分け:


    • 「our → 名詞」の形で使う (例: our car)

    • 「ours」は名詞の代わりに使う所有代名詞 (例: This car is ours.)


  • 可算・不可算: 「our」は名詞に可算・不可算の区別なく使えます (our idea / our water など)。

  • フォーマル / カジュアル: どちらでも可能ですが、ビジネスレターやアカデミックな文脈でも問題なく使用できます。

5. 実例と例文

それぞれ3例ずつ提示します。

日常会話


  1. “This is our dog. We adopted her last week!”

    (これは私たちの犬です。先週、引き取ったんですよ!)


  2. “Our friends are coming over for dinner tonight.”

    (今夜、私たちの友達が夕食に来ます。)


  3. “We need to clean up our room before we go out.”

    (外出する前に、自分たちの部屋を片付けなきゃね。)


ビジネス


  1. “Our team will finalize the project by Friday.”

    (私たちのチームは金曜日までにプロジェクトを最終仕上げします。)


  2. “We should revisit our budget plan for the next quarter.”

    (次の四半期の予算計画を再検討する必要があります。)


  3. “Our client requested additional data by tomorrow.”

    (顧客は明日までに追加のデータを求めています。)


学術的な文脈


  1. “Our research indicates a strong correlation between these variables.”

    (私たちの研究は、これらの変数間に強い相関があることを示しています。)


  2. “We based our hypothesis on previously published studies.”

    (私たちは、先行研究に基づいて仮説を立てました。)


  3. “Our findings contribute to the broader understanding of climate change.”

    (私たちの研究結果は、気候変動のより広範な理解に貢献します。)


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語: 直接の類義語は存在しませんが、同じカテゴリーの所有限定詞として以下があります。


    • my (私の)

    • your (あなたの / あなたたちの)

    • his / her / its (彼の / 彼女の / それの)

    • their (彼らの / 彼女らの / それらの)


使い方を間違えると、誰の所有物か混乱してしまいますので注意が必要です。


  • 反意語: 明確な反意語はありません。あえて言えば「someone else’s」(他人の) が対比になる場合はあります。

7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA):


    • アメリカ英語: /aʊər/ または /ɑːr/ /aʊr/ と発音されることもあります。

    • イギリス英語: /aʊə/


  • アクセント: 通常は最初の音節(aʊ)にやや強勢が置かれます。

  • よくある発音ミス: “our” と “are” (/ɑːr/) や “hour” (/aʊər/) が似ているため、区別がつきにくいことがあります。文脈で混同しないように気をつけましょう。

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “our” は “are” と間違いやすいので注意しましょう。

  • アポストロフィーの問題: “our’s” は間違いで、正しい形は “ours” (所有代名詞) です。アポストロフィーは不要です。

  • 試験対策: TOEICや英検などの試験では、「our」と「ours」や「we」と「us」などの使い分けを問う問題が出ることがあります。文脈をしっかり読み取って答えることが重要です。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「わたしたち(we)」+「所有(’s)」のイメージで覚えてください。実際はアポストロフィーは入りませんが、「we」をさらに所有形で使う、とイメージすると混乱しにくくなります。

  • 「our」は「私たちが共に持つもの」という感覚で、人や物事を一気にまとめて示す、というイメージを持つと使いやすいです。


以上が「our」の詳細な解説です。日常からビジネス、学術的な場面まで幅広く使う表現なので、しっかり身につけておきましょう。

意味のイメージ
our
意味(1)

我々の,私たちの

意味(2)

《社説・評論などでmyの代りに用いて》我々の,我が社の;当…の

意味(3)

《話題の人を指して》例の,我が

意味(4)

《君主が公式の場でmyの代りに用いて》我が,余の

英和選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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