最終更新日:2025/10/21
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元となった辞書の項目

eighty

数詞

〈C〉(数の)80,80の記号(80,LXXXなど) / 〈U〉80歳 / 〈U〉《複数抜い》80人,80個 / 《the eighties》(世紀の)80年代; / 80の,80人の,80個の;《補語にのみ用いて》80歳で

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クラスには80人の生徒がいます。

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解説

以下では、英単語「eighty」について、9つの観点から詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

・意味(英語/日本語)


  • 英語: “eighty” — the cardinal number that represents the value of 80.

  • 日本語: 「80」を表す基数の数字です。たとえば「80個のリンゴ」のように言いたいときに使われます。割と早い段階で学ぶ数詞ですが、数字の聞き間違いや書き間違いに注意する必要があります。

・品詞と活用形


  • 品詞: 基数詞 (cardinal number)

  • 活用形: 基数詞のため、動詞や名詞のように変化はありません。語尾に -s がつく形(eighties)で十の位の年代を表すことはあります(例:“the 1980s” 「1980年代」)。


    • eighties = 80年代、または70〜89歳くらいの年齢層を示すこともある表現です。


・他の品詞形


  • 基本的に「eighty」は基数詞なので、品詞が変わることはあまりありませんが、形容詞的に「80の〜」を修飾する場合にもそのまま “eighty” を用います (例 “eighty people” 等)。

・CEFRレベル


  • A1(超初心者)〜A2(初級)レベルで扱われる単語

    数字に関しては初学者レベルから習い始めるため、比較的初期段階で登場します。


2. 語構成と詳細な意味

・語構成


  • 語幹: “eight” (8)

  • 接尾語: “-ty” は10の塊を意味する古英語由来の要素です。

    この “eight + -ty” で “80” になります。

・関連語


  • “eighteen” (18): “eight” + “-teen”(10に8を足した18を表す)

  • “eight” (8):元の数字

・よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. eighty years old → 80歳

  2. eighty dollars → 80ドル

  3. eighty percent → 80パーセント

  4. eighty kilometers per hour → 時速80キロ

  5. eighty people → 80人

  6. in the eighties → 80年代に

  7. reach eighty → 80に達する

  8. around eighty → 約80(程度)

  9. eighty times → 80回

  10. eighty-point score → 80点のスコア


3. 語源とニュアンス

・語源


  • “eight” は古英語の “eahta” にさかのぼり、「8」を意味するゲルマン系の単語でした。

  • “-ty” は古英語 “tig” (10の十倍を表す)から来ています。

  • 結果として “eight” + “-ty” = “eighty” で「80」を指すようになりました。

・ニュアンス


  • 特に感情的なニュアンスはなく、数や年齢、年代を表す際に使う基本的な数字の単語です。

  • 口語・文章ともに幅広く使われ、カジュアルからフォーマルまで場面を問わず利用されます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞として使うときは「80個(の何か)」とシンプルに数量を示します。

  • 複数形の “eighties” で「80年代」(the 1980s) や「80歳代」を指す表現がよく使われます。

  • 基数詞なので可算・不可算の区別などの概念はありません。

  • 例:“Eighty people have arrived.”(80人が到着した)

  • 口語でも文章でも、そのままの形で使用します。


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “I need eighty plates for the party.”

    (パーティーのためにお皿が80枚必要です。)

  2. “He is turning eighty next month.”

    (彼は来月80歳になります。)

  3. “There are about eighty flowers blooming in the garden.”

    (庭にはおよそ80輪の花が咲いています。)

(2) ビジネスでの例文


  1. “We shipped eighty units today.”

    (本日、80個の製品を出荷しました。)

  2. “The budget was cut by eighty thousand dollars.”

    (予算が8万ドル削減されました。)

  3. “Please prepare eighty copies of the report before the meeting.”

    (会議前に、そのレポートを80部用意してください。)

(3) 学術的な文脈での例文


  1. “Eighty participants completed the survey.”

    (80名の参加者がその調査を完了しました。)

  2. “The temperature fluctuated around eighty degrees Fahrenheit.”

    (気温は華氏80度あたりを上下しました。)

  3. “These eighty samples were analyzed under controlled conditions.”

    (これら80のサンプルは、管理された条件下で分析されました。)


6. 類義語・反意語と比較


  • 数を示す基数詞なので、一般的な「同義語」はありません。

  • 反意語としては数詞的に全く違う「zero」や「one hundred」などが挙げられますが、“eighty”自体の反意語というのはありません。

・類似数字表現との違い


  • “eighteen” (18) と発音を混同しがち: “eighty (ˈeɪti)” と “eighteen (ˈeɪˈtiːn)” で強勢部分や末尾が異なる。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA(国際音声記号):


    • アメリカ英語(GenAm):/ˈeɪt̬i/

    • イギリス英語(RP):/ˈeɪti/


  • アクセントは最初の音節「eigh-」に置かれます。

  • 「ティー」の部分が強めに発音される “eigh*ty” と、「ティーン」の部分が長めに引っ張る “eighteen*” をしっかり区別すると混同を防げます。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • “eighteen” (18) と “eighty” (80) の綴り・発音の混同が多いので要注意。

  • スペル:eight + y で “eighty” になるが、後ろに “teen” をつけない点を確認。

  • 試験対策(TOEIC・英検)でも、リスニングで数字を聞き分ける問題がよく出題されるため、発音の区別をしっかり身につけましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「eight + ty = 80」と単純に覚えると便利です。

  • “teen” (13〜19) と “ty” (10の倍数) の使い分けを視覚的にイメージして2つをしっかり区別する。

  • 聞いたときの長さ(ティー/tEEと、ティ/ty)で違いを認識すると混同しにくいです。


以上が、英単語「eighty」の詳細解説です。数字を表す最も基本的な単語の一つなので、発音やスペルを正しく覚え、会話や文書で自在に使いこなせるよう練習してください。

意味のイメージ
eighty
意味(1)

〈C〉(数の)80,80の記号(80,LXXXなど)

意味(2)

〈U〉80歳

意味(3)

〈U〉《複数抜い》80人,80個

意味(4)

《the eighties》(世紀の)80年代;

意味(5)

80の,80人の,80個の;《補語にのみ用いて》80歳で

英和選択問題 / 入門英単語(CEFR-J A1)

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