principal
以下では、名詞“principal”について、可能な限り詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語での意味
• “principal” (noun): the person in charge of a school or other educational institution; the most important or leading person in a group; the original sum of money invested or lent (especially in finance).
日本語での意味
• 「学校の校長」「主要な人」「主要人物」「元金(金融での用法)」といった意味で使われます。
たとえば、「A school principal」と言えば「学校の校長」を指しています。「principal」は人や物事の中でも「いちばん上に立つ人物」や「最も重要な部分」を表します。日常会話では特に「学校の校長」という意味で使われやすいです。
品詞
• 名詞 (noun)
活用形
名詞の場合は、複数形に変える際に “principals” となります。
• 単数形: principal
• 複数形: principals
※ 形容詞形になると “principal” (主要な、最も重要な) となり、
副詞形は “principally” (主に、大部分は) となります。
他の品詞例
• 形容詞 “principal” : 「主要な / 重要な」
- 例: “The principal cause of the accident was driver error.” (事故の主な原因は運転者のミスだった)
CEFRレベルの目安:B2(中上級)
・B2(中上級): 日常会話は問題なくこなせるが、多少複雑な語彙も必要とするレベルです。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
“principal” は特定の接頭語・接尾語を含む複合語というより、ラテン語に由来する語源を基に作られています。
• “prin-” には「第一の、最高位の」などのニュアンスが含まれています。
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- school principal(学校の校長)
- principal dancer(主役ダンサー)
- principal amount(元金)
- principal officer(主要役員・幹部)
- principal objective(主要な目的)
- principal reason(主要な理由)
- principal sponsor(主要スポンサー)
- principal branch(本店・主要支店)
- principal shareholder(主要株主)
- principal author(主著者)
3. 語源とニュアンス
語源
“principal” はラテン語の “principalis”(主要な、第一の)から来ています。語源的には “princeps”(第一の人、統治者)に由来し、そこから「最上位の人」「中心となるもの」を指すようになりました。
ニュアンス
- 学校の校長というイメージが強いですが、他にも「最上位」「主要な部分」を指すため、ビジネスや金融分野でも「元金(principle of the loan のように誤解されがちだが正しくは principal)」の意味があります。
- 一般的にはフォーマルとカジュアルのどちらでも使われますが、「学校の校長」を指すときはわりと日常的に登場します。
4. 文法的な特徴と構文
名詞として使う場合
- 可算名詞です。
例: “The school principal is retiring next year.” (その学校の校長は来年退職します) - 複数形は “principals” になります。
例: “All the principals from the local schools attended the conference.” (地域のすべての学校の校長たちが会議に出席しました)
- 可算名詞です。
形容詞として使う場合
- 「主要な」「最も重要な」の意味を表す。
例: “Our principal goal is to increase sales by 20%.” (私たちの主要な目標は売上を20%増やすことです)
- 「主要な」「最も重要な」の意味を表す。
イディオム・構文例
- “the principal of the thing”: 「物事の本質・真髄」のような抽象的ニュアンスで使われることもありますが、やや古風です。
- “principal element / factor”: 「主要な要素/要因」
- “the principal of the thing”: 「物事の本質・真髄」のような抽象的ニュアンスで使われることもありますが、やや古風です。
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
- “I just met the new principal at my daughter’s school, and she seems really nice.”
(娘の学校の新しい校長先生に会ったんだけど、とても感じが良かったよ。) - “My friend works as an assistant to the principal.”
(友達は校長先生のアシスタントとして働いています。) - “The principal made an announcement about the upcoming cultural festival.”
(校長先生が今度の文化祭についてアナウンスをしました。)
(2) ビジネスシーンでの例文
- “He is one of the principals in the new project team.”
(彼は新しいプロジェクトチームの主要メンバーの一人です。) - “The principal amount of this loan is $10,000.”
(このローンの元金は1万ドルです。) - “Our principal objective this quarter is to expand our market share.”
(今四半期の主要な目標は、市場シェアを拡大することです。)
(3) 学術的な文脈での例文
- “The principal investigator will present the findings at the conference.”
(主任研究員が学会で研究結果を発表する予定です。) - “A principal thesis of this paper is that climate change affects local ecosystems significantly.”
(この論文の主要な主張は、気候変動が地域の生態系に大きな影響を与えるということです。) - “The principal author of this textbook is a renowned scholar in linguistics.”
(この教科書の主著者は言語学で有名な研究者です。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- “head” (日本語: 長, 責任者)
- 学校「head teacher」として使われることもある。ただし“principal”ほど「トップに立つ」という表現に特化していない場合も多い。
- “chief” (日本語: 首長, チーフ)
- 「最も重要な人」という意味で似ているが、学校の校長に対しては普通 “principal” を使う。
- “leader” (日本語: リーダー, 指導者)
- 「人を導くポジション」という意味で汎用的。ただし、学校の校長に限定する語ではない。
反意語
“subordinate” (日本語: 下位の人、部下) は対比的な立場をとる言葉ですが、「principal」の直接的な反意語というよりは上下関係を表す文脈で比較されることが多いです。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
• アメリカ英語: /ˈprɪn.sə.pəl/
• イギリス英語: /ˈprɪn.sɪ.pəl/
アクセント(強勢)
第1音節 “prin-” にアクセントがあります。
発音時の注意
- “prin-ci-pal” と3音節で発音します。
- 同スペルで形容詞のときも発音は同じですが、名詞の “principal” のほうが「人」や「主要部分」を意味するときに使います。
- “principle”(原則)との混乱が起きやすいので綴りと発音に気をつけましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペリングミス: “principal” と “principle” はよく混同されます。
- “principal” → 校長、主要なもの、元金など
- “principle” → 原則、信条 (名詞のみ)
- “principal” → 校長、主要なもの、元金など
- “principal” が形容詞としても名詞としても使われる点に注意。
- 金融関連で “principal and interest”(元金と利息)という表現があるので、TOEICなどのビジネス問題でも見かけることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “principal” は “prince” + “-pal” のイメージで「一番偉い人、上に立つ人」を連想すると覚えやすいかもしれません。
- “principle” は “-ple” が理論・抽象概念(例えば “multiple”, “simple” など語尾 “-ple” のイメージ)に近いので、「抽象的な原則」という感覚で区別すると良いでしょう。
- スペリングに注意するためには、名詞の “principal” は「人がかかわるケース(校長や主要人物)」で使うと覚えておくと区別がしやすいです。
以上が、名詞“principal”に関する詳細な解説です。学校の校長として最もよく聞く単語ですが、金融の元金や最も重要なものを示すときにも使われる、意外と幅広い意味を持つ単語ですので、しっかりと使い分けを覚えてください。
長,かしら;重要人物,主役
《しばしばP-》(小・中学校,高校の)校長;(特に《英》でcollegeの)学長,(時に)学寮長
《単数形で》(interest(利子),revenue(運用収益)と区別して)元金,基本財産