最終更新日:2025/12/05
編集履歴(0)
元となった辞書の項目

laboratory

名詞

実験室,研究室(所),試験室(所);(薬品などの)製造所

このボタンはなに?

私は一日中実験室で働いていました。

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: laboratory

品詞: 名詞 (countable noun)

活用形: 単数形 – laboratory / 複数形 – laboratories


  • 英語での意味: A room or building equipped for scientific experiments, research, or teaching.

  • 日本語での意味: 科学的な実験や研究、教育を行うための設備がある部屋や建物のこと。


    • 研究や実験を行う「実験室」という意味合いで使われます。「ラボ(lab)」と略されることも多いです。


CEFRレベルの目安: B2(中上級)


  • 日常会話よりも少し専門的な文脈で出てくることが多い単語です。しかし、学校や大学での理科の実験などにも使われるため、日常でも比較的よく目にします。

※ ほかの品詞形:


  • 「laboratory」は主に名詞としてだけ使われるのが一般的です。形容詞化したい場合は「laboratory-based」(実験室ベースの〜)のような複合語を作る形で使われます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • labor: 「労働」や「仕事」を意味するラテン語由来の要素。

  • -atory: 「〜に関する場所」を意味する接尾語(特にラテン語系で「場所」を表す語構成)。

派生語・関連語


  • lab (略語): 「実験室」をよりカジュアルに言うときに使われます。

  • labor: 「労働」「仕事」。

  • laborious: 「骨の折れる、手間のかかる」。

  • collaborate: 「共同で働く、協力する」。

よく使われるコロケーション(共起表現)10個


  1. research laboratory(研究室)

  2. clinical laboratory(臨床検査室)

  3. chemistry laboratory(化学実験室)

  4. biology laboratory(生物実験室)

  5. computer laboratory(コンピュータ実習室)

  6. laboratory equipment(実験室の装置/器具)

  7. laboratory environment(実験室の環境)

  8. laboratory experiments(実験室で行う実験)

  9. laboratory technician(実験室の技術者)

  10. state-of-the-art laboratory(最新設備を備えた実験室)


3. 語源とニュアンス

語源


  • ラテン語の “laboratorium” から派生し、「仕事をする場所」という意味を持ちます。

  • 中世に科学研究の場としての意味が定着し、英語にも取り入れられました。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 大学や研究所など、学術・専門的研究のイメージが強い言葉です。

  • 口語で略す場合は「lab」と言うのが一般的です。ビジネス文書や正式文書では「laboratory」を使うとよりフォーマルな印象です。

  • 主に「実験・研究が行われる場所」というニュアンスがあるため、工房や制作スタジオとは区別されることが多いです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞 (countable noun): 「one laboratory, two laboratories」のように複数形があります。

  • 主に使われる構文例


    • “work in a laboratory” (実験室で働く)

    • “conduct experiments in the laboratory” (実験室で実験を行う)

    • “set up a new laboratory” (新しい実験室を設置する)


フォーマル/カジュアル


  • フォーマル: “laboratory”

  • カジュアル: “lab”


5. 実例と例文

A. 日常会話での例文


  1. “I have a chemistry class in the laboratory today.”


    • 「今日は実験室で化学の授業があるんだ。」


  2. “Our school’s laboratory is well-equipped, so doing experiments there is fun.”


    • 「うちの学校の実験室は設備が整っていて、実験をするのが楽しいよ。」


  3. “He forgot his notebook in the laboratory yesterday.”


    • 「彼は昨日、実験室にノートを忘れてしまったよ。」


B. ビジネスシーンでの例文


  1. “Our company is investing in a new research laboratory to develop advanced materials.”


    • 「当社は先進素材開発のために新しい研究所に投資しています。」


  2. “The laboratory will be operational by the end of the year.”


    • 「その実験室は年末までに稼働する予定です。」


  3. “We have partnered with a cutting-edge laboratory to improve our product testing process.”


    • 「当社は製品テスト工程を改善するため、最先端の実験室と提携しました。」


C. 学術的な文脈での例文


  1. “The research findings were verified in the laboratory under controlled conditions.”


    • 「研究結果は管理された条件下で実験室で検証されました。」


  2. “Students must follow strict safety protocols in the laboratory.”


    • 「学生は実験室で厳密な安全規則を守らなくてはなりません。」


  3. “Laboratory analysis revealed significant data supporting the hypothesis.”


    • 「実験室での分析が仮説を裏付ける重要なデータを示しました。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. lab (ラボ): 「laboratory」の略。よりカジュアル。

  2. research facility (研究施設): 広義で研究を行うための設備全般。

  3. testing center (試験センター): 実験・検査を行う施設の総称。

これらは、どれも「実験や研究を行う場所」を指しますが、


  • “laboratory” は最も一般的かつ正式。

  • “lab” は口語表現。

  • “research facility” は研究機関や大規模施設を指す場合に使われる傾向。

  • “testing center” は検査や試験に特化した場所を指す。

反意語


  • Stricto sensu(厳密な意味で言うと)“laboratory” に明確な反意語はありませんが、研究・実験ではなく「自然環境フィールド」などを対比で使う場合があります。例: “field research” (野外調査) は実験室内とは反対の概念。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA(主にイギリス英語): /ləˈbɒr.ə.t(ə)r.i/

  • IPA(アメリカ英語): /ləˈbɔːr.ə.tɔːr.i/ または /ˈlæb.rə.tɔːr.i/

アクセント位置


  • 一般的に「luh-BOR-uh-tor-ee」のように第2音節 “bor” にアクセントがきます。

  • アメリカ英語では母音が slightly 違い、“lab-er-uh-tor-ee” と発音されることもあり、地域によってもバリエーションがあります。

よくある発音ミス


  • “labor-” の後ろに “a” を入れず「ラボラトリ」と日本語的に一気に言ってしまうケース。

  • 英語では syllable が多いため、音節を意識して発音する必要があります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “laboratory” の “o” の位置を間違えて “labaratory” と記述してしまうことがよくあります。

  • 略語 “lab” との混同: 英語のスピーキングでは「ラボ」と短く言いたくなりますが、「laboratory」を使うときはフォーマルな文脈かどうかを考慮しましょう。

  • 試験対策: TOEIC や英検でも、会社や工場、研究関連の話題の長文中に “laboratory” が登場しやすいです。スペルや意味をしっかり覚えておくと有利です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語源をイメージ: “labor” = 「労働・仕事」と -ory = 「場所」がくっついて、「仕事(研究・実験)をする場所」と覚えましょう。

  • スペリングチェックのコツ: “labor + a + t + ory” と区切るか、「ラボ-ラ-トリ」と3パートで意識して書くと間違いにくいです。

  • 関連ストーリー: 「科学者が“labor(労働・作業)”に励む場所」というストーリーで覚えるとイメージしやすいでしょう。


以上が 「laboratory」 の詳しい解説です。実験室や研究室をイメージしながら、しっかり使い分けを押さえてみてください。

意味のイメージ
laboratory
意味(1)

実験室,研究室(所),試験室(所);(薬品などの)製造所

基礎英単語(NGSL) / 和訳 / 4択問題

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★