最終更新日:2024/06/14

〈U〉勉強, 学習すること 〈U〉〈C〉《…の》綿密な調査《of ...》 / 〈C〉書斎, 勉強部屋 /

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元となった辞書の項目

study

名詞

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ウィルス学はウイルスの研究です。

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解説

名詞 “study” の詳細解説


1. 基本情報と概要

英語での意味: “study” は、主に「学習・研究・検討」といった意味を持つ名詞です。

日本語での意味: 「勉強」「研究」「検討」「調査結果(研究対象)」などを指します。

「study」は「何かを学ぶ」「何かを深く調べる」というニュアンスを含んでいて、個人的な勉強から学術的な研究まで幅広く使われる単語です。日常的にもビジネスや学問の場でもよく目にします。


  • 品詞: 名詞 (noun)

  • 活用形: 名詞なので複数形は「studies」、冠詞を付けて 「a study」としたり「the study」とする場合もあります。

  • 他の品詞形: 動詞「to study」(勉強/研究する)、形容詞「studied」(学問的に習得された、意図的な)など。


  • CEFRレベル目安: A2(初級)


    • A2(初級): 日常的なテーマの語彙が増え、短い文章でのやり取りが可能になるレベルです。



2. 語構成と詳細な意味

“study” は特定の接頭語や接尾語を含んだ複雑な構成ではありませんが、「stud-」という語幹から発生する「student(学生)」や「studio(スタジオ、元々は芸術制作の場)」などの単語と関連を持っています。

関連表現・派生語


  • to study(動詞): 勉強する、研究する

  • student(名詞): 学生

  • studio(名詞): スタジオ(芸術、音楽、放送制作などを行う場所)

  • studied(形容詞): 熟考された、意図的な

よく使われるコロケーションと関連フレーズ (10例)


  1. case study(ケーススタディ)

    → ある特定の事例を詳細に検討する研究

  2. field of study(学習分野/研究分野)

    → 研究や学習の領域

  3. study group(勉強会/勉強グループ)

    → 一緒に勉強するグループ

  4. study room(勉強部屋/書斎)

    → 勉強や読書をする部屋

  5. study skills(学習スキル)

    → 勉強を効果的に進めるための技術

  6. study break(勉強の休憩)

    → 勉強中に取る休憩時間

  7. independent study(独立学習)

    → 先生やクラスに頼らず自分で進める学習

  8. study abroad(留学)

    → 海外で学習すること

  9. in-depth study(詳細な研究)

    → 深く掘り下げた調査・研究

  10. study plan(学習計画)

    → どのように勉強を進めるかの計画


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の “studium” (熱意、努力、学問)を由来とし、フランス語経由で中英語に入り「学習・研究」の意味をもつようになりました。

  • ニュアンス・使用時の注意点:


    • 「study」は日常の勉強から学術研究まで幅広い場面で使えますが、「a study」とすると「研究」や「調査結果」の意味が強くなります。

    • 口語でもフォーマルな文脈でも幅広く使われますが、「学術論文」などでは「assessment」「analysis」「research」など他の単語と使い分けると表現がより正確になります。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算/不可算: 「study」は主に可算名詞として使われます(例: “a study on climate change” など)。ただし、場合によっては「study as a concept(学習そのもの)」のように、抽象的に使われるときは不可算的な扱いがされる場合もあります。

  • 他動詞/自動詞の使い分け(動詞の “study”): 動詞の “study” は基本的に他動詞として目的語を取ります (“study English” “study history”) が、学習という行為を言う場合には自動詞的に “I am studying right now.” とも使われます。

  • 一般的な構文:


    • “do a study on + 対象” → 「~に関する研究を行う」

    • “conduct a study of + 対象” → 「~の研究を実施する」

    • “a study shows/indicates that …” → 「研究は~ということを示している」



5. 実例と例文

ここでは、さまざまな場面における自然な用例を示します。

日常会話 (3例)


  1. “I usually take a short walk after my study sessions to clear my head.”

    (勉強の合間には、頭をすっきりさせるために短い散歩をすることが多いです。)


  2. “Could you please keep the noise down? I need some quiet for my study.”

    (少し静かにしてもらえる? 勉強に集中したいから。)


  3. “My study routine includes reviewing notes every night before bed.”

    (私の勉強習慣には、寝る前にノートを見直すことが含まれています。)


ビジネス (3例)


  1. “We conducted a market study to identify potential customers.”

    (潜在顧客を特定するために市場調査を行いました。)


  2. “According to our latest study, consumer trends are shifting rapidly.”

    (最新の研究によると、消費者の動向は急速に変化しています。)


  3. “A thorough study of the competitors’ products is essential before launching our own.”

    (自社製品を発売する前に、競合製品を徹底的に調査するのは不可欠です。)


学術的 (3例)


  1. “This longitudinal study tracked the participants’ health over ten years.”

    (この縦断研究は参加者の健康状態を10年にわたって追跡しました。)


  2. “Her study on renewable energy sources has gained international recognition.”

    (彼女の再生可能エネルギー源に関する研究は国際的な評価を得ています。)


  3. “They published a groundbreaking study on gene editing in a major scientific journal.”

    (主要な科学誌において遺伝子編集に関する画期的な研究が掲載されました。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)


  1. research(研究)


    • “study” よりもやや専門的で学術的な印象が強い


  2. investigation(調査)


    • 捜査や調査などのニュアンスが強い


  3. examination(検証、試験、調査)


    • より厳密に調査するイメージがある


  4. analysis(分析)


    • 研究対象を細かく分解して考察するイメージ


反意語(Antonyms)

「study」の完全な反意語(逆の意味の単語)は明確に存在しませんが、強いて挙げれば「ignore(無視する)」「neglect(怠る)」など「学んだり調査したりしない」姿勢を表す動詞が対比として考えられます。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ˈstʌd.i/


    • アメリカ英語: [スタディ](子音 /t/ はややはっきりめ)

    • イギリス英語: [スタディ](アメリカ英語とほぼ同じ発音)


  • 強勢(アクセント)の位置: 最初の音節 “STU” にアクセントが置かれます。

  • よくある発音ミス: /stjuːdi/ のように /u/ を強く伸ばしすぎることがありますが、正しくは短めの /ʌ/(「ア」に近い音)です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “study” を “studdy” や “stady” と書いてしまう間違い。

  • 同音異義語との混同: 同音異義語は特にありませんが、動詞の “study” と名詞の “study” が同形なので紛らわしいと感じる場合があります。文脈で見分けましょう。

  • 試験対策での出題傾向:


    • TOEICや英検などで “study” は、グラフや調査結果を示す文脈で “A recent study shows…” のように出題されることがあります。

    • また、動詞と名詞の使い分けを問われる英文法問題の選択肢としてもよく出題されます。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “study” の “st-” は “student” も連想しやすく、同じ語源をもつことから覚えやすいでしょう。

  • “study” 「勉強」という行為をイメージするとき、“ステディ(しっかりと)” と思い浮かべると、「きちんと腰を据えて学ぶ」と関連付けて覚えられるかもしれません。

  • 「stud*y* = あなた(you)が学ぶ」が何となく語呂合わせになる、といった記憶フックを作る学習者もいます。


以上が名詞 “study” の詳細解説です。日常的にも学術的にも幅広く使う重要な単語なので、動詞形との使い分けや文脈によるニュアンスの違いを意識して学習してみてください。

意味のイメージ
study
意味(1)

〈U〉(一般に)勉強,学習すること

意味(2)

〈C〉(…の)勉強,研究《+of+名》

意味(3)

〈C〉〈U〉(…の)綿密な調査,検討《+of+名》

意味(4)

〈C〉研究対象(問題,事項);学科

意味(5)

〈C〉書斎,勉強部屋

意味(6)

〈C〉(美術・文学などの)習作,試作,スケッチ,(音楽の)練習曲,エチュード

語彙を覚えるための辞書問題

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