最終更新日:2024/06/14

〈C〉《おもに米》(列車などの)時間表,時刻表 / (時間によって定めた) 予定

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

schedule

名詞

〈C〉《おもに米》(列車などの)時間表,時刻表 / (時間によって定めた) 予定

このボタンはなに?
このボタンはなに?
解説

名詞 “schedule” を徹底解説


1. 基本情報と概要

意味(英語・日本語)


  • 英語: A plan of things that need to be done and the times when they will be done.

  • 日本語: 予定表・スケジュール。やるべきこととその実施時間をまとめて記した計画表のことです。

「schedule」は、「いつ、どのような順番で行うか」を示す場面で使われる単語です。たとえば「1日の仕事の流れ」を示したいときや「会議の予定」を並べるときなどに用います。

品詞


  • 名詞 (noun)

活用形


  • 名詞としては基本的に数の変化のみ → schedule-s (複数形)

  • 動詞として使われる形 → (to) schedule, schedules, scheduled, scheduling

他の品詞になる例


  • 動詞: “to schedule” で「予定を立てる、スケジュールする」という意味になります。

    例: “We scheduled a meeting for next Monday.”(次の月曜日に会議を予定しました。)

CEFRレベルの目安


  • B1(中級)

    予定や計画を管理する場面でよく出てくるため、英語学習の中盤あたりからしっかり使いこなせるようになると便利です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語: なし

  • 語幹: “sched” (ラテン語系の “schedula” が由来)

  • 接尾語: “-ule”(小さなものや文書などを示すことがある)。

関連語や派生語


  • reschedule (動詞): 再度予定を組む

  • scheduler (名詞): スケジュールを管理する人・ソフトウェア

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. make a schedule — スケジュールを作る

  2. follow the schedule — スケジュールに従う

  3. stick to the schedule — スケジュールを守る/崩さない

  4. tight schedule — 余裕のない(詰まった)予定

  5. busy schedule — 忙しい予定

  6. schedule an appointment — アポイントを入れる

  7. set the schedule — スケジュールを設定する

  8. behind schedule — 予定より遅れて

  9. ahead of schedule — 予定より早く

  10. on schedule — 予定通りに


3. 語源とニュアンス

語源


  • Middle English で「書きつけ(小さな紙)」を意味する “schedule” が語源。

  • Late Latin の “schedula” (= 小さな紙切れ) から来ています。

かつては「小さな紙に書かれた短い文書」を意味しましたが、そこから転じて「時間や仕事の予定をまとめた表」を表すようになりました。

ニュアンス・使用時の注意


  • ビジネスやフォーマルな場面でも頻繁に使われます。

  • 日常会話でも「予定」を示す要としてよく使われます。

  • 口語で「I have a busy schedule」というと「忙しい予定があるんだ」といった、少しカジュアルな響きにもなります。


4. 文法的な特徴と構文

可算 / 不可算


  • 「schedule」は可算名詞 (a schedule / schedules) です。

  • 「予定」という意味で使うときは “a schedule” や “the schedule” のように冠詞や複数形を取ります。

一般的な構文・イディオム


  1. to be on schedule: 予定通り進んでいる

  2. to be behind schedule: 予定に遅れている

  3. to keep to a schedule: スケジュールを守る

  4. schedule conflict: 予定が重なる・バッティングする

フォーマル / カジュアルの違い


  • 「I will check my schedule and get back to you.」 → 丁寧/ビジネス寄り

  • 「Let me see if my schedule’s free.」 → カジュアルより


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “I always write my chores in my schedule to stay organized.”

    (私は整理整頓のために、家事はいつもスケジュールに書き込んでいます。)

  2. “My schedule is packed this weekend. I can’t go to the party.”

    (今週末のスケジュールは詰まっていて、パーティーに行けないんだ。)

  3. “Let’s make a schedule for our trip to ensure we don’t miss anything.”

    (旅先で何も見逃さないように、予定を立てようよ。)

ビジネスシーンでの例文


  1. “Could you send me your schedule for next week, so we can coordinate the meeting?”

    (来週のスケジュールを送っていただけますか?ミーティングの日程を調整したいので。)

  2. “We’re running behind schedule; let’s speed up the discussion.”

    (予定より遅れているので、議論を早めましょう。)

  3. “The project must be finished on schedule to meet our client’s deadline.”

    (クライアントの締め切りに間に合うように、プロジェクトは予定通り終わらせる必要があります。)

学術的な文脈での例文


  1. “The conference schedule lists all the keynote speakers and workshop sessions.”

    (学会のスケジュールには、基調講演者やワークショップのセッションがすべて載っています。)

  2. “Students should carefully plan their study schedule for the semester.”

    (学生は学期の学習スケジュールをしっかり計画するべきです。)

  3. “We need to finalize the testing schedule before releasing the new software.”

    (新しいソフトをリリースする前に、テストスケジュールを確定させる必要があります。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)


  1. timetable(時刻表、予定表)


    • 学校や交通機関など、特定の時間が固まっている場合によく使われる。


  2. agenda(議題、協議事項)


    • 会議で扱われるトピック一覧を指すことが多く、ビジネス文脈で使われやすい。


  3. program(プログラム、予定)


    • イベントや式典などの流れを示す時に用いることが多い。


反意語(Antonyms)


  • unscheduled(予定外の)


    • 「予定されていない」というニュアンスが強い。


ニュアンス・使い方の違い


  • schedule は全般的な「予定表」

  • timetable は主に「授業・交通機関」など時刻が定まっているイメージ

  • agenda は「会議などの議題リスト」のイメージ

  • program は「イベン トなどの進行表(式次第含む)」のイメージ


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA)


  • アメリカ英語: /ˈskɛdʒuːl/ (スケジュール)

  • イギリス英語: /ˈʃɛdjuːl/ (シェジュール)

アクセント


  • 先頭の “sche” の部分にアクセント(ストレス)が置かれます。

よくある発音ミス


  • イギリス英語とアメリカ英語で発音の違いが大きいので、片方を覚えていてもうまく伝わらない場合があるかもしれません。

  • “k” の音を発音し忘れたり、 /ʃ/ を /s/ としてしまう間違いが起こりやすいです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリングミス: “scdule” や “schedual” のように拼写を間違えることが多いので要注意。

  • 動詞として使うときは「to schedule an event」のような形を忘れがち。名詞との使い分けを明確にしましょう。

  • テストで出題される場合、名詞と動詞の用法の区別や、時制に合わせた動詞の形〔scheduled, scheduling〕が問われることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語源の “schedula” = “小さな紙” と覚えると、「スケジュール=何かを書き連ねた予定表」とイメージしやすいです。

  • また、頭文字 “sch” のスペルに注目すると、似たような始まりの単語 “school” (学校) などと混同しないように注意しましょう。

  • 発音は “sk” (米) と “sh” (英) の2パターンでイメージすると頭に残りやすいです。


以上が、名詞 “schedule” の詳細解説です。

「予定表」以外に、動詞として「予定を組む」という使い方もできるので、ぜひマスターして日常会話からビジネスまで活用してみてください。

意味のイメージ
schedule
意味(1)

《おもに米》(列車などの)時間表,時刻表;(授業などの)時間割り

意味(2)

(時間によって定めた)予定,計画,スケジュール

意味(3)

(料金などの)一覧表,細目表

語彙を覚えるための辞書問題

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★