最終更新日:2024/06/13
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to go

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元となった辞書の項目

to go

【形】(レストランの)持ち帰りの, 持ち帰り用の / (時間・距離・物が)残って,残されている

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レストランに行って持ち帰りをしたいです。

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解説

以下では「to go」という表現を、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

英語での意味

“to go” は主に「行く」という意味の動詞 “go” を不定詞で表した形です。

また、アメリカ英語の口語・ビジネス環境などでは、「テイクアウト(お持ち帰り)」の意味で使われることもあります(例: “Coffee to go, please.”)。

日本語での意味

「行く」という意味で、単純に「どこかへ移動する/向かう」という感覚です。

また、お店で「テイクアウト」の注文時に “to go” と言う場合は、「持ち帰り用です」というニュアンスがあります。例えば、カフェなどで「コーヒーを持ち帰りで」というときに使われます。

「to go」はいろいろな場面で使われますが、主に「行く」という動作を示すとき(あるいはお持ち帰りを示すとき)に使われる非常に基本的な表現です。

品詞と活用形


  • “go” は動詞 (Verb) です。

  • “to go” は動詞 “go” の不定詞形 (Infinitive) です。

  • “go” の活用形


    • 現在形: go

    • 過去形: went

    • 過去分詞: gone (または口語的に been と言う場合もあり “I have been to …”)

    • 現在分詞: going


「to go」が他の品詞になる例:


  • 名詞的用法の不定詞: “To go alone can be scary.”(行くことは怖い場合もある)

  • 形容詞的用法の不定詞: “I have something to go over.”(検討すべきことがある) など

CEFRレベルの目安: A1


  • A1(超初心者): 「go」「to go」は英語学習の早い段階で学ぶ、非常に基礎的な表現です。


2. 語構成と詳細な意味


  • “to” : 不定詞のマーカー。動詞の原形を引き連れる役割。

  • “go” : 「移動する」「進む」「向かう」という動詞の語幹。

他の単語との関連性(派生語・類縁語など)


  • “going” (現在分詞・形容詞的にも使われる)

  • “goer” (名詞形・「行く人」というやや限定的な用法)

  • “to-go” (形容詞的表現。「お持ち帰り用の」という意味で使われることが多い)

よく使われるコロケーション(10個)


  1. go home(家に帰る)

  2. go abroad(海外に行く)

  3. go shopping(買い物に行く)

  4. go on a trip(旅行に出かける)

  5. go for a walk(散歩に行く)

  6. have a long way to go(まだ先が長い)

  7. time to go(出発する時間/帰る時間)

  8. good to go(準備完了/問題なし)

  9. food to go(テイクアウト用の食べ物)

  10. to go order(持ち帰り注文)


3. 語源とニュアンス

語源

古英語の “gān” に遡ります。多くのゲルマン諸語で似た形を持ち、移動を意味するもっとも基本的な動詞の1つです。

ニュアンス・使用時の注意点


  • “to go” は「行く」という動作を非常にカジュアルに表すと同時に、不定詞としては未来志向(意志)や目的を表しやすい表現です。

  • カフェやファストフード店で “to go” と言えば「持ち帰り」という意味になります。ややカジュアルから日常的な場面に適しており、“takeout” という表現ともほぼ同じ意味です。

  • フォーマルな書き言葉の中で「持ち帰り用」という意味はそこまで多用されませんが、日常の口語的表現としては非常に一般的です。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 一般的な構文


    • “I need to go now.”(私は今行く必要がある)

    • “I want to go home.”(家に帰りたい)


  2. 日常的イディオム


    • “to go for it” → 「やってみる/挑戦する」

    • “go for a spin” → 「ひとっ走りする」など


  3. フォーマル/カジュアル


    • “to go” は比較的カジュアルな口語表現としてよく使われます。

    • ビジネスメールなどでは「to leave」「to depart」などを使うこともありますが、“need to go” などシンプルな表現はあまりフォーマルすぎず一般的に使えます。


  4. 可算・不可算や他動詞・自動詞


    • “go” は自動詞です。「行く」動作を表すので、目的語を直接取らない点が特徴です。

    • “to go” も不定詞形であり、自動詞としての動詞を含んでいるため、目的語は取りません(ただし前置詞を用いて “to go to the store” のように目的地を指定できます)。



5. 実例と例文

日常会話(カジュアル)での例文(3つ)


  1. “I’m going to the gym. Want to come?”

    (ジムに行くけど、一緒に来る?)

  2. “Do you want this coffee to go, or for here?”

    (このコーヒーはお持ち帰りですか、それとも店内ですか?)

  3. “I have to go pick up my sister from the station.”

    (駅に妹を迎えに行かなきゃ。)

ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “I need to go over the report before the meeting.”

    (ミーティングの前にレポートを確認する必要があります。)

  2. “Let’s schedule a call to go through the details.”

    (詳細を検討するための電話をスケジュールしましょう。)

  3. “I have to go to the conference in New York next week.”

    (来週はニューヨークでの会議に行かなければなりません。)

学術的な文脈(フォーマル寄り)の例文(3つ)


  1. “Before proceeding, we need to go through the methodology in detail.”

    (進める前に、方法論を詳細に検討する必要があります。)

  2. “This research aims to go beyond the conventional approach.”

    (本研究は従来のアプローチを超えることを目指しています。)

  3. “We decided to go ahead with the experiment after careful consideration.”

    (慎重な検討の結果、その実験を進めることに決定しました。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. “move”(動く)


    • より物理的な動作、ちょっとした移動も表す。


  2. “travel”(旅行する)


    • 距離を伴う移動や旅のイメージが強い。


  3. “proceed”(続行する、進む)


    • フォーマルやビジネスでの「進める」というニュアンス。


反意語


  • “stay”(とどまる)


    • どこかに留まる、移動しないことを表す。


“go” はとにかく移動するイメージを強くもつ動詞ですが、“move” のように対象を動かす意味はなく、自らの意思や主体が「行く」ことを示唆します。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /tu ɡoʊ/ (アメリカ英語) /tə ɡəʊ/ (イギリス英語)

  • アクセントは一般的に “go” の部分に自然に落ちます。

  • アメリカ英語とイギリス英語で母音が異なり、アメリカ英語では「ゴウ」、イギリス英語では「ゴウ or ゴー」に近い音です。

  • “to” の部分は弱形で「トゥ」よりも「トゥ(ə)」や「トゥ(ʊ)」に近い発音になることが多いです。

  • よくある間違いとして、 “go” を「ゴ」単音で省略してしまう人がいるが、実際の英語では母音をしっかり発音することが重要です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “go” は非常に短い単語ですが、覚えやすいがゆえに “g” を書き忘れたり、別の文字に混同しないよう注意。

  2. 同音異義語: “gow” のようなスペルは別の単語ではないので、特に紛らわしいものは少ないですが、発音が短いぶん早口だと聞き誤りが起きることも。

  3. “gone” と “went” の混同: 過去分詞と過去形を区別できずに “I have went” のような誤用をする学習者が多いです。本来は “I have gone” です。

  4. 試験対策: 基礎動詞なので、TOEIC や英検などの初級〜中級問題で “go” を使った熟語や短いフレーズがよく出題されます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • パッと“行く”イメージを思い浮かべるように、「五」をイメージして「(5)秒で行く→‘go’」と覚えるなど、語呂合わせを作っても良いでしょう。

  • “to go” と “for here” のセットで覚えると、カフェやレストランでとても便利です。

  • “go” は基本的に「目的地へ向かう」と覚えると様々な構文で役に立ちます。前置詞 “to” とセットになりやすい (go to the store, go to work, go to school) ため、一緒に覚えるのがおすすめです。


以上が “to go” の詳細解説です。基本的な動詞 “go” の不定詞形として、また日常の「テイクアウト/持ち帰り」の定番フレーズとして、幅広く使われる重要表現なので、ぜひマスターしてみてください。

意味のイメージ
to go
意味(1)

【形】(レストランの)持ち帰りの, 持ち帰り用の

意味(2)

(時間・距離・物が)残って,残されている

頻出英熟語500 / リスニング問題

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