最終更新日:2025/12/01

room in a building which contains one or more toilets for public use

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元となった辞書の項目

restroom

(公共施設の)手洗所

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すみません、手洗所はどこですか?

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: restroom

品詞: 名詞 (countable noun: 可算名詞)

意味(英語): A room containing one or more toilets and sinks for public use, especially in a building such as a restaurant, office, or shopping mall.

意味(日本語): 公共の建物などにあるトイレや洗面台を含む部屋のこと。アメリカ英語では「トイレ」を婉曲的に言う際によく使われます。「休憩所」というよりは「アメリカ英語の公衆トイレ」のニュアンスが強いです。

「お手洗い」のように日本語で丁寧に言う場合によく使われる単語です。アメリカでは、“Where is the restroom?” と尋ねるのが自然で、フォーマルやカジュアルを問わず使えます。


  • 活用形: 可算名詞なので一般的に “restroom” (単数)、“restrooms” (複数) と変化します。


  • 他の品詞形: 基本的には名詞のみで使われますが、形容詞的に使う場合は「restroom facilities (トイレ設備)」のような名詞+名詞の形になることがあります。


  • CEFRレベル: A2(初級)

    → 日常生活の基本的な場面で出てくる単語で、人に道を尋ねたり、施設の場所を尋ねたりする際に必要になります。



2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成: “rest” + “room”


    • “rest” には「休む」という意味がありますが、実際の「restroom」は「休む部屋」というよりは「トイレ施設」を婉曲的に呼ぶための言葉です。

    • “room” は「部屋」を意味します。


  • 派生語・類縁語:


    • “bathroom” (アメリカ英語では「家のトイレ・お風呂のある部屋」を指す)

    • “washroom” (カナダ英語などで使われる表現)

    • “lavatory” (フォーマルかつ主に航空機や一部の公共施設で使われる表現)


  • 関連するコロケーション・フレーズ:(英語 / 日本語)


    1. public restroom / 公衆トイレ

    2. men’s restroom / 男性用トイレ

    3. ladies’ restroom / 女性用トイレ

    4. restroom facilities / トイレ設備

    5. restroom break / トイレ休憩

    6. clean restroom / 清潔なトイレ

    7. crowded restroom / 混雑したトイレ

    8. out of order restroom / 故障中のトイレ

    9. find a restroom / トイレを探す

    10. restroom sign / トイレのサイン



3. 語源とニュアンス


  • 語源

    「休む部屋 (rest + room)」という言葉が由来ですが、実際にはトイレを指す丁寧表現として長年定着しました。以前は狭義で「休憩室」の意味合いもありましたが、現代では主に「トイレ」を表します。


  • ニュアンス・使用上の注意


    • アメリカ英語で主に使われます。イギリス英語では “toilet” や “loo” などが一般的です。

    • 公の場で「トイレ」と言うのを避けたい場合に、“Where is the restroom?” と尋ねるのが丁寧です。

    • 公共の場所だけでなく、レストランやオフィス内にも “restroom” と表示されていることが多いです。

    • カジュアルからフォーマルまで幅広く使えます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 文法ポイント


    • 可算名詞: “a restroom,” “the restroom,” “two restrooms” のように使います。

    • 単複数に注意しましょう(restroom / restrooms)。


  • 一般的な構文・例


    1. “Where is the restroom?” (基本文)

    2. “I need to use the restroom.” (目的を表す)

    3. “There are restrooms on each floor.” (複数形)


  • フォーマル / カジュアル両方の例


    • フォーマル: “Excuse me, could you please tell me where the restroom is?”

    • カジュアル: “Hey, where’s the restroom?”



5. 実例と例文

(A) 日常会話での例文


  1. “Excuse me, where’s the restroom in this restaurant?”

    (すみません、このレストランのトイレはどこですか?)


  2. “I’m going to the restroom before we leave.”

    (出発する前にトイレに行ってくるね。)


  3. “Could you watch my bag while I run to the restroom?”

    (トイレに行ってくる間、私のバッグを見ていてくれますか?)


(B) ビジネスシーンでの例文


  1. “The nearest restroom is down the hall on your right.”

    (一番近いトイレは廊下を進んで右手にあります。)


  2. “During the meeting, feel free to use the restroom whenever you need.”

    (会議中でも、必要なときは自由にトイレに行って構いません。)


  3. “Maintenance is checking the restrooms to ensure they have enough supplies.”

    (備品が十分にあるかを確認するため、メンテナンス担当がトイレを点検しています。)


(C) 学術的・公的な文脈での例文


  1. “Public restrooms in urban areas are often maintained by the local government.”

    (都市部の公衆トイレはしばしば地方自治体によって管理されています。)


  2. “The study investigates the impact of restroom cleanliness on customer satisfaction.”

    (この研究は、トイレの清潔さがお客様の満足度に与える影響を調査しています。)


  3. “Some historical buildings feature unique designs in their restrooms that reflect earlier architectural styles.”

    (歴史的建造物の中には、過去の建築様式を反映した独特なデザインのトイレがあるところもあります。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語


    1. “bathroom” (アメリカ英語で家のトイレ・浴室。ただし公共施設の場合は “restroom” が多い)

    2. “lavatory” (よりフォーマルで、飛行機内や公共機関で見られる)

    3. “washroom” (カナダや一部の英語圏で使用される)

    4. “toilet” (イギリス英語で一般的、アメリカでは直接的な響きを持つので、レストランなどでは “restroom” が好まれる)


  • 反意語

    トイレ関連に対する直接の反意語は特にありませんが、用途が異なる“bedroom”や“living room”などは同じ「room」でも全く別の目的の部屋です。


  • ニュアンス・使い分け


    • “restroom” は公共の場で丁寧に「トイレ」を指す場合に最適。

    • “bathroom” は家庭内の浴室含むトイレを指す場合が多い。

    • “lavatory” は主にフォーマルかつ航空機などで使われる表現。

    • “toilet” はイギリス英語圏で一般的だが、米国ではやや直接的な響き。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA)


    • アメリカ英語: /ˈrɛst.ruːm/ または /ˈrɛst.rʊm/

    • イギリス英語でも同様ですが、あまり一般的に使われません。


  • アクセント


    • “REST-room” のように最初の “rest” の部分に主な強勢があります。


  • よくある発音の間違い


    • /ˈriːst.ruːm/ と /iː/で伸ばしてしまう場合。正しくは短めの /rɛst/ です。

    • “room” の部分を /ruːm/ か /rʊm/ かで揺れることがありますが、どちらもアメリカ英語では通じます。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス


    • “restroom” を “restrom” や “resroom” のように書き間違えないように注意。

    • スペースは入れず、必ず1つの単語として書きます。


  • 同音・類似表記との混同


    • “restaurant” と似ていて混乱することがありますが、全く違う意味なので注意。


  • 試験対策


    • TOEICや英検などで、場所を尋ねる会話問題に出ることがあります。

    • 特にアメリカ英語を扱う場面では “Where is the restroom?” が自然な聞き方として選択肢に出やすいです。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「休む (rest) 部屋 (room)」と覚えておくと、アメリカでは「トイレ」を指すとわかりやすい。

  • “R” で始まる“rest”と“room”の組合せでスペルも覚えやすいはずです。

  • 日本語の「お手洗い」に近い表現としてイメージすることで、公共施設で丁寧に聞きたいときに自然と口に出せるようになります。


以上が “restroom” の詳細解説になります。アメリカ英語で外出先で「トイレ」の場所を尋ねるときに欠かせない表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。

意味のイメージ
restroom
意味(1)

(公共施設の)手洗所

TOEIC英単語(TSL)/ 英英選択問題 / 英定義⇨英単語

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