最終更新日:2025/12/04
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元となった辞書の項目

supervise

動詞

〈労働者・仕事など〉を監督する,を管理する / 監督する, 管理する

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私は労働者のチームを監督します。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: supervise

品詞: 動詞 (Verb)

活用形:


  • 現在形: supervise (三人称単数現在: supervises)

  • 過去形: supervised

  • 過去分詞形: supervised

  • 現在分詞/動名詞形: supervising

英語での意味:

“Supervise” means “to watch and direct (someone or something) in order to make sure that a job or activity is done correctly.”

日本語での意味:

「監督する」「指揮する」「指導する」という意味の動詞です。仕事や活動が正しく行われるように人やプロセスを見守って導くイメージです。たとえば「部下を監督する」「生徒を指導する」といった場面で使われます。

CEFRレベルの目安: B2(中上級)


  • A1:超初心者

  • A2:初級

  • B1:中級

  • B2:中上級 ←「supervise」は語源や文脈で理解が必要ですが、職場や学術的な文脈で登場することが多いため、中上級レベルといえます。

  • C1:上級

  • C2:最上級

他の品詞例:


  • 名詞: supervision(監督、指導)

  • 名詞: supervisor(監督者、上司)

  • 形容詞: supervisory(監督の、監督に関する)

2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • 接頭語「super-」:上に、超えて

  • 語幹「vis」:ラテン語の “vidēre” (見る)に由来

  • 接尾語は特にはっきり分かれない形ですが、「-ise/ -ize」は動詞化する際によく使われる語尾のひとつです。

「super-」 + 「vise」(元は“videre”:見る) で、「上から見る、見守る」という意味が作り出されています。

派生語や類縁語:


  • supervision(監督、管理、指導)

  • supervisor(監督者、管理者)

  • supervised(監督された)

  • supervisory(監督の、管理の)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選:


  1. supervise staff(スタッフを監督する)

  2. supervise a project(プロジェクトを監督する)

  3. supervise children(子どもを監督する)

  4. supervise the production process(製造工程を監督する)

  5. supervise training sessions(研修を監督する)

  6. supervise daily operations(日々の業務を監督する)

  7. supervise employees’ performance(従業員の業務遂行を監督する)

  8. supervise volunteers(ボランティアを監督する)

  9. supervise safety measures(安全対策を監督する)

  10. supervise test administration(試験の実施を監督する)

3. 語源とニュアンス

語源:

ラテン語の “super” (上に) と “vidēre” (見る) に由来し、「上から見る」「見守る」というイメージが元になっています。

ニュアンスと使用時の注意点:


  • 「監督する」「管理する」「指導する」といった意味で、相手やプロセスをしっかりと把握・コントロールするニュアンスがあります。

  • 主にビジネスや仕事で使われるややフォーマルな響きの動詞です。カジュアルに「見張る」というよりは、もう少し責任をもって見守るようなイメージです。

  • 場面としては、仕事で上司が部下を「監督する」、先生が学生を「監督する」、親が子供の学習を「監督する」などの文脈で使われます。

4. 文法的な特徴と構文


  • 他動詞 (transitive verb) で、直接目的語をとります。

    例: “I supervise the team.” (私はそのチームを監督しています)

  • フォーマルな文脈で多用されますが、日常会話でも責任を伴う「見守る」「管理する」情况なら使われることがあります。

  • 名詞形「supervision」は不可算名詞として使われることが多いです (例: “under supervision of 〜” 「〜の監督の下で」)。

よく使われる構文:


  • “supervise + 人/活動”: 直接人や活動を監督するとき

  • “be supervised by + 人”: 受動態で「〜によって監督されている」と表すとき

  • “under the supervision of + 人”: 監督を行う人を指定するとき

イディオムはあまり多くありませんが、「under strict supervision」(厳重な監督の下で) などがよく使われます。

5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “I need someone to supervise the kids while I cook dinner.”

    (夕食を作っている間、子どもたちを見てくれる人が必要なんだ。)

  2. “Could you supervise the cleaning process so everything is done properly?”

    (掃除がきちんと終わるように、みんなの作業を監督してもらえる?)

  3. “My sister often supervises my homework when our mom is busy.”

    (母が忙しいときは、姉が私の宿題を見てくれるの。)

ビジネスシーンでの例文


  1. “He was hired to supervise the marketing team.”

    (彼はマーケティングチームを監督するために雇われました。)

  2. “Could you supervise this project until the new manager arrives?”

    (新しいマネージャーが来るまで、このプロジェクトを管理してもらえますか?)

  3. “We need a qualified professional to supervise the safety protocols.”

    (安全対策を監督できる有資格者が必要です。)

学術的/研究の文脈での例文


  1. “Professor Smith will supervise my thesis research.”

    (スミス教授が私の卒業論文の研究を指導してくれます。)

  2. “A licensed laboratory technician should supervise the experiments.”

    (有資格のラボ技師が実験を監督する必要があります。)

  3. “The committee will supervise all data collection to ensure accuracy.”

    (委員会は正確性を保つためにすべてのデータ収集を監督します。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms):


  1. oversee(監督する)


    • 「全体を見渡して監督する」という意味。やや広範囲や全体把握。


  2. manage(管理する、経営する)


    • 資源や人をうまくやりくりして目的を達成するイメージ。


  3. direct(指示する、指揮する)


    • より命令的、実際に行動を指示するニュアンスが強い。


  4. monitor(監視する、モニターする)


    • 状況を継続的に観察するイメージが強い。


反意語 (Antonyms):


  • ignore(無視する)

  • neglect(放置する)

「supervise」はしっかりと見守るイメージであるのに対し、反意語では「注意を払わない」「ほっておく」という意味合いになります。

7. 発音とアクセントの特徴

IPA表記:


  • アメリカ英語: /ˈsuː.pɚ.vaɪz/

  • イギリス英語: /ˈsuː.pə.vaɪz/

最初の “su” の部分に強勢(アクセント)があります。


  • アメリカ英語では第2音節が「パー (pɚ)」に近い音になり、イギリス英語だと「パ (pə)」とより弱く発音される傾向があります。

  • “vise” の部分は「ヴァイズ (vaɪz)」となるように、/vaɪz/ をしっかり発音しましょう。

  • “super” の部分を “soo-per” と発音しないように、あくまで “soo-puh/soo-per” となるように注意が必要です。

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリング: “supervise” の最後は “-vise” で、「-vise/-vize」のスペルミスに注意。

  • 同音異義語(完全に同音ではありませんが紛らわしい単語)として “supervisor (上司、監督者)” との混同に注意しましょう。

  • 「supervise of ~」のように前置詞を間違えがちですが、通常 “supervise” は他動詞なので直接目的語をとります。 “supervise + 人/モノ” を正しく使いましょう。

  • TOEICや英検などビジネス関連の英文で、人材管理やプロジェクト管理の文脈に登場する場合が多いです。文脈をしっかり押さえましょう。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 接頭語 “super-” は「上から見下ろす」というイメージがあるので、“super-” + “vise (見る)” で「上から見る(監視する)」と覚えるとわかりやすいです。

  • 「自分が上から周りを眺めてチェックしている映像」をイメージすると記憶に残ります。

  • スペルの最後 “-vise” は “vision(視覚)” と同じ “vis” ルーツと覚えると、「見る」というつながりで簡単に記憶できます。

以上が動詞 “supervise” の詳細な解説です。責任を持って見守る、監督する意味をしっかり押さえて、ビジネスや学術、日常のさまざまなシーンで使ってみてください。

意味のイメージ
supervise
意味(1)

〈労働者・仕事など〉‘を'監督する,管理する

意味(2)

監督(管理)する

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