最終更新日:2025/11/19
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元となった辞書の項目

recruiter

名詞

〈C〉採用担当者;新人採用担当者;新兵を募集する人

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採用担当者はその仕事のために数人の候補者を面接した。

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解説

名詞「recruiter」の徹底解説


1. 基本情報と概要

単語: recruiter

品詞: 名詞 (可算名詞)

活用形: 単数形 recruiter / 複数形 recruiters


  • 英語の意味: A person whose job is to find new employees for a company or organization.

  • 日本語の意味: 採用担当者、リクルーター


    • 「会社や組織に新しい人材を募集・採用する担当の人」というニュアンスです。

    • 新しい従業員を探して面接をセッティングしたり、採用活動を行う人、または企業に代わって採用サポートをする人を指します。


CEFRレベル: B2 (中上級)


  • B2:中上級レベル。日常会話からビジネスの文脈まで幅広く使われる単語ですが、専門領域(採用や人事)にかかる語彙としてやや上級な印象もあります。

他の品詞への派生形


  • recruit (動詞/名詞)


    • to recruit (動詞): (人を)募集する

    • a recruit (名詞): 新入社員、新兵



2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • re-: もとのラテン語・フランス語派生において「再び」や「繰り返し」を示す接頭語 (ただし、recruit の場合は由来が複合化しており、「再び育てる」→「補充する」といった成り立ちがあります)。

  • cruit: 「育てる」「成長させる」というニュアンス (ラテン語の “crescere” に由来)。

派生語・類縁語


  • recruitment (名詞): 採用活動、募集活動

  • recruitable (形容詞): (潜在的に)募集に応じられる、採用可能な

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. recruiter's advice


    • リクルーターのアドバイス


  2. internal recruiter


    • 社内リクルーター


  3. external recruiter / agency recruiter


    • 外部リクルーター / 人材紹介会社のリクルーター


  4. talk to a recruiter


    • リクルーターに相談する


  5. job fair recruiter


    • 就職フェアのリクルーター


  6. recruiter contact information


    • リクルーターの連絡先


  7. headhunter or recruiter


    • ヘッドハンターあるいはリクルーター


  8. campus recruiter


    • 大学などで新卒採用を担当するリクルーター


  9. corporate recruiter


    • 企業担当のリクルーター


  10. recruiter's screening process


    • リクルーターによる選考プロセス



3. 語源とニュアンス

語源


  • 「recruit」はフランス語 “récruter” に由来し、さらにラテン語の「成長する」を意味する “crescere” に遡ると言われています。

  • 「re-(再び)」と「crescere(成長する)」が合わさり、「補充する」「新しい人員を加える」という意味が生まれました。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 「recruiter」はビジネスシーンでよく使われる、フォーマル寄りの単語です。

  • ただし、普段の会話でも「採用担当者」という意味で自然に使うことができます。

  • 「採用担当者」という職務を指すので、丁寧なトーンが求められる場面で使われることが多いです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞 (可算名詞)


    • 不可算としては使わず、通常「a recruiter」「the recruiter」「recruiters」などと可算で扱います。


  • 構文例


    • “I spoke with a recruiter about a position.”

    • “The recruiter is reviewing my resume.”


使用シーン


  • フォーマル: ビジネスのメールや会議で「recruiter」を使用。

  • カジュアル: 「I got a call from a recruiter.(リクルーターから電話があったよ)」などと話すとき。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “I got a call from a recruiter who found my profile online.”


    • 「オンラインのプロフィールを見つけてくれたリクルーターから電話をもらったんだ。」


  2. “A recruiter invited me to an interview next week.”


    • 「来週、リクルーターが面接に招待してくれたよ。」


  3. “I’m a bit nervous to meet the recruiter for the first time.”


    • 「初めてリクルーターに会うから、少し緊張しているの。」


ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “Our recruiter will schedule your second interview for next Tuesday.”


    • 「当社の採用担当者が、来週火曜日に二次面接を設定します。」


  2. “Please send your CV directly to our in-house recruiter.”


    • 「履歴書は社内のリクルーターに直接送ってください。」


  3. “Consult with the recruiter to clarify the hiring process and timeline.”


    • 「採用プロセスとスケジュールを明確にするため、リクルーターに相談してください。」


学術的・専門的な文脈での例文(3つ)


  1. “The study analyzes the impact of the recruiter’s communication skills on candidate retention.”


    • 「この研究は、リクルーターのコミュニケーションスキルが候補者の定着に及ぼす影響を分析しています。」


  2. “A professional recruiter must also possess knowledge of labor laws and market trends.”


    • 「プロのリクルーターは、労働法や市場動向に関する知識も備えていなければなりません。」


  3. “Strategic staffing often involves coordination between recruiters, HR professionals, and department heads.”


    • 「戦略的な人材配置には、リクルーター、人事担当者、各部門の責任者との連携がしばしば必要となります。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. headhunter (ヘッドハンター)


    • 意味: 主に上級職や専門職に特化して候補者を探し出し、企業に紹介する人。

    • 違い: 「recruiter」よりも転職のプロフェッショナル寄りのイメージが強い。


  2. talent acquisition specialist (採用担当スペシャリスト)


    • 意味: 企業や組織の採用戦略を総合的に担う人。

    • 違い: 「recruiter」より包括的に組織の採用を管理する役割に近い。


  3. hiring manager (採用責任者)


    • 意味: 実際に採用決定権を持つ部門責任者など。

    • 違い: 「recruiter」とは別で、リクルーターが候補者を集め、hiring manager が最終決定を下す。


反意語


  • candidate (候補者)


    • 「recruiter」の反対の立場で、採用される側、応募する側を指します。



7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA)


  • アメリカ英語: /rɪˈkruːtər/

  • イギリス英語: /rɪˈkruːtə/

アクセント・強勢


  • 第二音節 “-cruit-” に強勢が置かれます: re-CRUIT-er

よくある発音の間違い


  • “re” を弱く /rə-/ と読む場合があるが、正しくは /rɪ/ に近い発音に。

  • 日本語の「リクルーター」とほぼ同じニュアンスでOKですが、/uː/ の母音をしっかり伸ばすことが大切です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “recruiter” で “i” を抜かして “recruter” と綴るミスに注意。

  • 同音異義語との混同: 似た音の単語はあまりありませんが、「recruit(動詞/名詞)」との混同に注意しましょう。

  • 試験対策: TOEIC、英検などのビジネス/就職に関するトピックで出題されることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語源のイメージ: “re-” + “crescere(育つ/成長する)” → 人材を再補充・育成する担当者。

  • スペル暗記のコツ: “re + CRU + i + TER” と塊で覚える。

  • イメージストーリー: 「会社の成長を、もう一度(re)育てる(crescere)人が“recruiter”」と想像すると定着しやすいです。

以上が「recruiter」の詳細解説です。ぜひ覚えて、ビジネスの場面を中心に使いこなしてください。頑張ってくださいね!

意味のイメージ
recruiter
意味(1)

採用担当者;新人採用担当者;新兵を募集する人

TOEIC英単語(TSL)/ 英英選択問題 / 英単語⇨英定義

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