最終更新日:2025/02/25
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元となった辞書の項目

collaboration

(…しの)共同,協力;共作,合作,共著《+with+名》

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解説

以下では、collaboration という英単語を、9つの観点からできるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

単語: collaboration

品詞: 名詞 (countable/uncountable で使われます)

意味(英語): the act of working together with one or more people to produce or achieve something

意味(日本語): 協力、共同作業、共同制作

「collaboration」は、複数の人や組織が力を合わせて何かを成し遂げるときに用いられる単語です。「一緒に仕事をする」というニュアンスがあり、ビジネスや学術的な文脈はもちろん、日常的な場面でも使われます。

活用形


  • collaborate (動詞) : 協力する/共同作業をする

  • collaborative (形容詞) : 協力的な/共同の

  • collaborator (名詞) : 協力者/共同作業者

CEFRレベルの目安


  • B2(中上級)

    「collaboration」はビジネスや学術的文脈でよく登場するため、中上級レベル(B2)に相当する単語と考えられます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • co-(接頭語): 「共に」「一緒に」という意味を表す接頭語

  • labor(語幹): 「働く」という意味のラテン語由来の語幹 (labor)

  • -ation(接尾語): 名詞を作る接尾語

つまり、「collaboration」は「一緒に働くこと」を意味する語構成となっています。

関連単語や派生語


  • collaborate (動詞) : 一緒に仕事をする / 協力する

  • collaborator (名詞) : 協力者、共同事業者

  • collaborative (形容詞) : 協力的な、共同の

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. close collaboration → 緊密な協力

  2. in collaboration with (someone) → (誰々)と協力して

  3. promote collaboration → 協力関係を推進する

  4. enhance collaboration → 協力を強化する

  5. a fruitful collaboration → 実りのある協力/共同作業

  6. collaboration across departments → 部門横断的な協力

  7. foster collaboration → 協力関係を育む

  8. collaboration agreement → 共同作業/協力協定

  9. effective collaboration → 効果的な協力

  10. seamless collaboration → スムーズな協力


3. 語源とニュアンス

語源

ラテン語の「collaborare(共に働く)」に由来します。「co-(共に)」+「labor(働く)」が結びついた形で、古くから「共同で行う作業」「力を合わせる行為」を意味していました。

ニュアンスと使用時の注意点


  • 「共同作業」「協力」というポジティブなニュアンスがあります。

  • ビジネス文書や学術的な場面だけでなく、カジュアルなシーンでも使われることがありますが、ややフォーマルよりな印象があります。

  • 「コラボ」という日本語外来語としても浸透しているため、クリエイティブな場面 (アーティスト同士のコラボなど) でもよく使われます。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 名詞(countable/uncountable):


    • 不可算扱い:「Collaboration is important for success.」

    • 可算扱い:「We have several interesting collaborations with universities.」


  2. よく使われる構文例


    • in collaboration with A: Aと協力して

    • a collaboration between A and B: AとBの共同作業

    • enter into collaboration: 協力関係に入る


  3. フォーマル/カジュアル


    • フォーマルな文書で好まれやすいが、カジュアルな会話でも「コラボする」という形で用いられます。



5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “We’re planning a small collaboration for our school festival.”

    (学校の文化祭でちょっとしたコラボ企画を考えているの。)


  2. “Would you like to do a collaboration on my YouTube channel?”

    (私のYouTubeチャンネルでコラボしてみない?)


  3. “Our cooking collaboration turned out really well!”

    (一緒に料理をしたら、すごく良い結果になったよ!)


ビジネスでの例文(3つ)


  1. “We believe that collaboration between departments will boost efficiency.”

    (部門間の協力が効率を高めると考えています。)


  2. “Our company is open to any form of collaboration with innovative startups.”

    (当社は革新的なスタートアップとのあらゆる協力関係を歓迎します。)


  3. “I look forward to our future collaboration on this project.”

    (このプロジェクトでの今後の協力が楽しみです。)


学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “Collaboration among researchers from different fields is crucial.”

    (異なる分野の研究者同士の協力が欠かせません。)


  2. “This international collaboration led to groundbreaking discoveries.”

    (この国際的な共同研究が画期的な発見につながりました。)


  3. “Our university encourages collaboration with foreign institutions.”

    (本学では海外の教育機関との連携を奨励しています。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. cooperation (協力)


    • 「cooperation」は相手に協力する・助け合う意味が強調され特に組織や人との協力関係を指す際に使われます。

    • 「collaboration」は「共に作り上げる」ニュアンスがやや強いです。


  2. teamwork (チームワーク)


    • 「teamwork」はスポーツやグループ活動などで特にメンバー同士が一致団結するときに使われることが多いです。


  3. partnership (パートナーシップ)


    • ビジネスやプロジェクトでの「提携関係」を示す際に多用されます。ややフォーマルより。


反意語 (Antonyms)


  • conflict (対立)

  • competition (競合)

  • discord (不和)


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA)


  • アメリカ英語 (AmE): /kəˌlæbəˈreɪʃ(ə)n/

  • イギリス英語 (BrE): /kəˌlæbəˈreɪʃ(ə)n/

アクセントの位置


  • アクセントは「ラボレイ」の「レイ」の部分 (colla*bora*tion) にあります。

  • [co-lab-o-ra-tion] の「ra」に強勢がくるイメージです。

よくある発音の間違い


  • 語尾の “-tion” は「ション」と発音します。「ティオン」にならないよう注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリングの間違い: “colaboration” のように「l」を1つだけにしてしまうミスが多いです。正しくは “collaboration” で「l」が2つ入ります。

  • 混同しやすい単語: cooperate (協力する) と collaborate (共同作業をする) は意味が近いですが、微妙なニュアンスが異なるため注意が必要です。

  • 試験対策: TOIECや英検などのビジネス英語や学術英語でも頻出。特に「in collaboration with...」などの表現が問われることがありますので、前置詞との組み合わせに注意しましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方のコツ: 「co-(一緒に)」+「labor(働く)」→「一緒に働く(こと)」というイメージで覚えると定着しやすいです。

  • 発音イメージ: 「コ(ウ)」→「ラボ」→「レー」→「ション」と区切って抑えると覚えやすい。

  • ビジュアル化: 共同制作やグループワークをしているイラストを思い浮かべると、「みんなで一つのものを作り上げる」イメージで記憶しやすくなります。


以上が、英語の「collaboration」に関する詳細解説です。ビジネス・学術・日常会話など幅広い場面で使える重要な単語ですので、ぜひ活用してみてください。

意味のイメージ
collaboration
意味(1)

(…しの)共同,協力;共作,合作,共著《+with+

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