最終更新日:2024/08/31
a shared boundary between two persons or systems through which information is communicated.
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元となった辞書の項目
interface
解説
1. 基本情報と概要
単語: interface
品詞: 名詞・動詞
意味(英語)
- 名詞: A point where two systems, subjects, organizations, etc. meet and interact.
- 動詞: To connect or interact with another system or component.
意味(日本語)
- 名詞: 2つのシステムや分野、組織などが接触・交流する接点や境界面のこと
→ たとえば、コンピュータのソフトウェアとハードウェアがやりとりする部分を指すことがあります。日常会話ではあまり使われませんが、IT分野や科学技術分野でよく見られる重要な単語です。 - 動詞: 他のシステムや要素と接続する、連携する
→ システム同士が「連携する」「相互作用を行う」というときに使われます。
活用形
- 名詞: interface (単数) / interfaces (複数)
- 動詞: interface - interfaced - interfaced / interfacing (進行形)
他の品詞形
- 形容詞形はあまり一般的ではありませんが、「interfacing」という形で形容詞・動名詞的な役割を果たすことが稀にあります。
CEFRレベルの目安
- C1(上級)レベル
→ 一般的な日常会話では頻繁に登場しませんが、専門領域などではよく使われる語彙です。システムの接続などの文脈をしっかり理解する必要があるため、やや上級レベルです。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- inter- (接頭語): 「相互の、間の」などの意味を持つ接頭語
- face (語幹): 「面」「顔」などを意味する単語
「inter-」 + 「face」で、本来は「二つの面が向かい合うところ」というイメージです。
関連語・派生語
- interfacing (動名詞・現在分詞): システム同士をつなぐ行為
- interface card: (コンピュータの) インターフェースカード
- user interface (UI): ユーザーインターフェース
- graphical user interface (GUI): グラフィカルユーザーインターフェース
コロケーション(共起表現)10選
- user interface → 「ユーザーインターフェース」
- graphical interface → 「グラフィカルなインターフェース」
- software interface → 「ソフトウェアのインターフェース」
- hardware interface → 「ハードウェアのインターフェース」
- interface design → 「インターフェースデザイン」
- command-line interface → 「コマンドライン形式のインターフェース」
- seamless interface → 「シームレスなインターフェース」
- interface compatibility → 「インターフェースの互換性」
- programming interface → 「プログラミングインターフェース」
- network interface → 「ネットワークインターフェース」
3. 語源とニュアンス
語源
- interfaceは、19世紀頃にラテン語由来の「inter-(間)」と「face(面)」が結びついて生まれました。当初は物理学や科学の分野で「境界面」「媒介面」という意味で使われており、その後コンピュータサイエンスの発展とともに広く普及しました。
ニュアンス・使用時の注意
- 「システム間の接触面」という技術的な響きが強い
- ITや科学技術の文脈では頻出の語彙
- ビジネスや日常会話で使う場合は、視覚的・機能的な「やりとりの接点」を強調するニュアンスになる
使用シーン
- カジュアル: あまり口語で登場しませんが、ITやテクノロジー好きな人は日常でも使用することがあります。
- フォーマル / ビジネス: システム仕様書、技術書、プレゼンテーションなどで頻出。
4. 文法的な特徴と構文
名詞として
- 可算名詞 → 通常「an interface」「multiple interfaces」のように使われます。
- 例: “Please check if there is an interface between the two modules.”
- 可算名詞 → 通常「an interface」「multiple interfaces」のように使われます。
動詞として
- 「interface with (〜と接続する)」という形で他動詞・自動詞的に使うことがある
- 例: “These two programs interface well with each other.”
- 「interface with (〜と接続する)」という形で他動詞・自動詞的に使うことがある
よくある構文
- “X interfaces with Y” → 「XがYと接点を持つ / 連携する」
- “the interface between A and B” → 「AとBの間のインターフェース」
- “X interfaces with Y” → 「XがYと接点を持つ / 連携する」
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “My new computer has a really intuitive user interface.”
- 「新しいパソコンのユーザーインターフェースはとても直感的だよ。」
- 「新しいパソコンのユーザーインターフェースはとても直感的だよ。」
- “I like how our smartphones interface with home devices automatically.”
- 「スマホと家のデバイスが自動的に連携するのがいいね。」
- 「スマホと家のデバイスが自動的に連携するのがいいね。」
- “The game’s interface is super easy to understand.”
- 「そのゲームのインターフェースはすごくわかりやすいよ。」
ビジネスでの例文
- “We need to develop an interface that allows customers to track their orders in real time.”
- 「顧客がリアルタイムで注文状況を追跡できるインターフェースを開発する必要があります。」
- 「顧客がリアルタイムで注文状況を追跡できるインターフェースを開発する必要があります。」
- “Our new software must seamlessly interface with the existing database.”
- 「新しいソフトウェアは既存のデータベースとスムーズに連携しなければなりません。」
- 「新しいソフトウェアは既存のデータベースとスムーズに連携しなければなりません。」
- “During the meeting, we discussed the interface requirements for the client’s project.”
- 「会議では、クライアントのプロジェクトに必要なインターフェース要件を話し合いました。」
学術的な文脈での例文
- “This study focuses on the interface between molecular biology and computational analysis.”
- 「本研究は分子生物学と計算解析の接点に焦点を当てています。」
- 「本研究は分子生物学と計算解析の接点に焦点を当てています。」
- “Researchers are investigating how different ecosystems interface with each other.”
- 「研究者たちは、異なる生態系がどのように相互に作用するのかを調査しています。」
- 「研究者たちは、異なる生態系がどのように相互に作用するのかを調査しています。」
- “Our paper explores the interface between linguistic theory and practical language teaching.”
- 「私たちの論文は、言語学理論と実践的な語学教育の接点を探究しています。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- boundary(境界)
- 「interface」はシステムや分野の間の“交流点”を特に強調するのに対し、「boundary」は単に“境界線”や“限界”を指す。
- 「interface」はシステムや分野の間の“交流点”を特に強調するのに対し、「boundary」は単に“境界線”や“限界”を指す。
- connection(接続)
- 「interface」は技術的な接続面を強調し、「connection」はより広い意味で人と人・ものとものの“つながり”を表す。
- 「interface」は技術的な接続面を強調し、「connection」はより広い意味で人と人・ものとものの“つながり”を表す。
- junction(接合点)
- 「junction」は主に物理的な“結合点”を指すことが多い。
- 「junction」は主に物理的な“結合点”を指すことが多い。
反意語
- disconnection(切断、接続解除)
- 「interface」が「接点・接続」を表すのに対し、これらは「切断や不接続」を表す。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
- アメリカ英語: /ˈɪn.t̬ɚ.feɪs/
- イギリス英語: /ˈɪn.tə.feɪs/
強勢
- 最初の音節「IN」に強勢がくる: IN-ter-face
発音時の注意点
- アメリカ英語では “[ɾ]” のように [t] が弱く発音されやすい(ごく短い “d” のように聞こえる)。
- イギリス英語では “t” の発音がはっきり。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “interface” の “r” を抜かして “inteface” と綴ってしまう誤り。
- 同音異義語: 特に同音で間違えやすい単語はありませんが、スペルミスになりやすいので注意。
- 試験での出題傾向: TOEICやIT関連の資格試験など、専門用語として出る場合があります。“user interface,” “interface with,” などの句動詞・名詞句で問われやすいです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「inter-」は「間」「相互」、「face」は「面」というイメージで「2つの面が向かい合う場所」と覚えると理解しやすいです。
- ITの設定画面を思い浮かべながら「インターフェースはつなぎ目」というイメージをつけると記憶に残りやすいでしょう。
- アプリやデバイスの「画面デザイン(UI)」を想像すると、自然と「interface」という単語の意味を思い出しやすくなります。
以上が「interface」の詳細な解説です。技術的な文脈で頻出する単語なので、実例を意識しながら学習してみてください。今後、システム同士や人と機械の接点を指すときに、ぜひ使ってみましょう。
意味のイメージ
意味(1)
中間面,界面(2物体・空間の接触面)・(異なる物の)境界面, 中間共通面; 共有領域; (コンピュータ)インタフェース