最終更新日:2025/06/24

an animal related to humans, which lives in trees

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

monkey

名詞

さる(猿)(普通小さくて尾のあるサル) / 《話》猿に似た顔つきの人(動作をする人);(特に)いたずら小僧 / 《英俗》500ポンド,500ドル

このボタンはなに?
このボタンはなに?
解説

以下では英単語「monkey」を、学習者に役立つ情報を盛り込みながら詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

単語: monkey

品詞: 名詞 (可算名詞)

意味(英語): A primate animal that typically has a long tail and is known for its agility and playful behavior.

意味(日本語): サル。多くの場合、長い尻尾を持ち、活発でいたずらっぽい性格を特徴とする霊長類。


この単語は、実際の動物の「サル」を意味するほか、時には人の行動をからかって「お調子者」というニュアンスでも使われることがあります。


活用形


  • 名詞なので、数による変化のみ:


    • 単数形: monkey

    • 複数形: monkeys


他の品詞


  • 動詞としての用法: “to monkey (around) with ~” → 「~をいじり回す」「悪ふざけをする」などの意味で使われることがあります。

CEFR レベルの目安: B1 (中級)


動物名としては早めに学習する単語ですが、イディオムや動詞としての用法はもう少しレベルが上がってから学ぶ場合が多いです。



2. 語構成と詳細な意味


  • この単語は特定の接頭語や接尾語を持つわけではありません。

  • 語幹は “monk-” ですが、語源としての分解が明確ではないため、一般に “monkey” 全体で一つの固有の形と考えられています。

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ 10 個


  1. “monkey around”


    • 日本語訳: ふざける、遊び半分でやる


  2. “monkey business”


    • 日本語訳: いかがわしい行為、不正行為/悪ふざけ


  3. “barrel of monkeys”


    • 日本語訳: (とても)楽しい状況

    • (カジュアルに “a barrel of laughs” と同じような “とても楽しいこと” の意味で)


  4. “monkey see, monkey do”


    • 日本語訳: 見たことをすぐ真似する(子どもや人が安易に真似をする様子)


  5. “monkey wrench”


    • 日本語訳: モンキーレンチ(工具)、または計画などを「台無しにするもの」の比喩として


  6. “code monkey”


    • 日本語訳: コード猿(プログラマを冗談めかしていう表現)


  7. “brass monkey”


    • 日本語訳: 非常に寒い(“cold enough to freeze the balls off a brass monkey” というイディオムから)


  8. “monkey suit”


    • 日本語訳: タキシードやフォーマルな服装(主にユーモア表現)


  9. “make a monkey out of someone”


    • 日本語訳: (人)を笑い者にする


  10. “monkey bread”


    • 日本語訳: アメリカでよく食べられる甘いパン(シナモンやバターを使う)



3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    英語の “monkey” の正確な起源は不明確です。中世ヨーロッパの劇や風刺的な文学で、猿を意味する言葉として登場したと言われています。

  • ニュアンスや使用時の注意:


    • 動物としての「猿」を単純に指すときに使われます。

    • 「いたずら好き」や「子どもっぽい」ニュアンスで人や行動を形容するときにも使われます。

    • 「monkey around」はカジュアルな表現。フォーマルな文書ではあまり使われません。



4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞 (可算名詞) として:


    • 単数形: a monkey (one monkey)

    • 複数形: monkeys (two or more monkeys)

    • 「a monkey」として「1匹のサル」を指し、「monkeys」として「複数のサル」を指す。


  • 動詞 (口語) として: “monkey around” (自動詞的表現)


    • 例: “He’s just monkeying around.” → 「彼はただふざけているだけだ。」


  • フォーマル度:


    • 動物として「monkey」を使う場合は中立的。

    • 「monkey around」はカジュアルで、親しい間柄やくだけた会話で使われる。



5. 実例と例文

日常会話での例文 (3つ)


  1. “There’s a monkey at the zoo that does funny tricks.”


    • 「あの動物園には面白い芸をするサルがいるよ。」


  2. “Stop monkeying around and help me clean up!”


    • 「ふざけてないで、片付けを手伝ってよ!」


  3. “My little brother is such a monkey; he’s always climbing on everything.”


    • 「うちの弟、まるでサルだよ。どこにでもよじ登ってる。」


ビジネスシーンでの例文 (3つ)


  1. “We need to focus on the real issue instead of engaging in monkey business.”


    • 「いかがわしい行為をするのではなく、核心の問題に集中しなければなりません。」


  2. “The team can’t afford to monkey around with this new software; we need expert guidance.”


    • 「チームはこの新しいソフトを試行錯誤だけでは扱えません。専門家の指導が必要です。」


  3. “Please don’t let anyone throw a monkey wrench into the negotiation.”


    • 「交渉の邪魔をするようなことはさせないでください。」


学術的な文脈での例文 (3つ)


  1. “Studies on monkey social behavior have contributed significantly to our understanding of primate evolution.”


    • 「サルの社会的行動に関する研究は、霊長類の進化を理解する上で大きく貢献してきた。」


  2. “A group of monkeys was observed to develop unique vocalizations in response to environmental changes.”


    • 「環境の変化に応じて、サルの群れが独自の発声を発達させたことが観察された。」


  3. “Researchers have documented the use of tools by certain monkey species, challenging previous assumptions about their cognitive abilities.”


    • 「研究者たちは特定のサル種による道具の使用を記録し、それまでの認知能力に関する仮説に疑問を投げかけた。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. “ape” (類義語: 類似の霊長類、尾がないまたは短い場合が多い)


    • 日本語訳: 類人猿

    • サルよりも大型で尾がないことが多い。たとえばゴリラやチンパンジーなど。

    • “monkey” よりもヒトに近い生物学的特徴を強調したいときに “ape” が使われます。


  2. “chimpanzee” (チンパンジー)


    • サルではなく「類人猿」の一種で、より知能が高いイメージ。

    • 一般に “monkey” と区別したいときは正しく “chimpanzee” と呼ぶ。


反意語


  • 動物名への直接的な「反意語」は存在しませんが、文脈によって「~ではないもの」という扱い方がされる場合があります。例えば “monkey” と対比する対象としては “human” などが挙げられますが、厳密には動物としての正反対というわけではありません。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˈmʌŋ.ki/

  • アクセント: 最初の音節 “món-” にストレスが置かれる (món-key)。

  • アメリカ英語/イギリス英語: 大きな違いはほとんどなく、いずれも /ˈmʌŋki/(マ↗ンキー)のように発音される。

  • よくある間違い: “monkey” を “monk (僧侶)” と混同する人がいるが、語尾の -ey をはっきり発音する。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “monky” と書いてしまう。正しくは “monkey”。

  • 混同: “monk” (修道士) と発音・スペルが似ているが意味は全く異なる。

  • イディオムをそのまま直訳すると意味が分からなくなる場合あり。


    • 例: “monkey business” → “猿の仕事?” ではなく「悪ふざけ」や「いかがわしい行為」。


  • 試験対策: TOEICや英検では、イディオム形式の問題(“monkey around”や“monkey business”など)として出題されることがある。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「“monk” + “-ey” のスペルを覚える」を意識すると、間違いが減ります。

  • 「猿が動き回って “モンキー、モンキー!”」とイメージすると、つづりが頭に残りやすい。

  • イディオムやフレーズをまとめて覚えておくと、TOEICなどでもスムーズに対応できます。


以上が名詞 “monkey” の詳細解説です。動物の名称として覚えるだけでなく、イディオムや動詞的な使い方にも意識を向けると、英語の幅がぐっと広がります。ぜひ参考にしてみてください。

意味のイメージ
monkey
意味(1)

さる(猿)(普通小さくて尾のあるサル)

意味(2)

《英俗》500ポンド,500ドル

意味(3)

《話》猿に似た顔つきの人(動作をする人);(特に)いたずら小僧

学術英単語(NAWL) / 英英選択問題 / 英定義⇨英単語

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★