最終更新日:2025/08/11

To use words to tell information, express thoughts

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元となった辞書の項目

speak

動詞

話す,しゃべる,物を言う,口をきく / 話をする,うわさをする / 演説する,講演する,スピーチをする / 〈物事が〉表す,物語る / 〈楽器・大砲などが〉音を出す,鳴る / 〈言葉・意見など〉‘を'言う,話す,述べる / 〈言語〉‘を'話す,使う / 〈物事が〉…‘を'表す,物語る,示す / (海で)〈他船〉‘と'通信する,通話する / …を表す,であることを示す

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解説

以下では、英単語「speak」について、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

意味(英語・日本語)


  • 英語: “to speak” = to use your voice to talk or say words

  • 日本語: 「話す」「しゃべる」「言葉を使って伝える」という意味です。

    「speak」は、人や言語に対して使われる一般的な「話す」という動作を表します。「友達と話す」「英語を話す」「意見を述べる」といったシチュエーションで使われる、日常的で基本的な動詞です。

品詞


  • 動詞(Verb)

活用形


  • 原形: speak

  • 過去形: spoke

  • 過去分詞形: spoken

  • 現在分詞形: speaking

  • 三人称単数形: speaks

他の品詞になった時の例


  • 名詞: speaker(話す人、スピーカー)、speech(スピーチ、演説)

  • 形容詞: (派生形はあまり一般的ではありませんが) speakable(話せる、話題にして差し支えない などの意味で使われる場合がある)

CEFRレベル


  • A2(初級)程度で学習する単語です。

    A2は基本的なコミュニケーションができるようになり、自己紹介や簡単な受け答えのできるレベルを指します。「speak」は早い段階で頻繁に出てくる動詞です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成

「speak」は短い単語で、はっきりした接頭語や接尾語をもたないため、語幹のみで構成されています。

派生語や類縁語


  • speaker(名詞)

  • speech(名詞)

  • unspeakable(形容詞;言葉にできないほどの、ひどい など)

よく使われるコロケーション(共起表現・関連フレーズ)10選


  1. speak English → 英語を話す

  2. speak up → はっきり話す / 声を大きくする

  3. speak out → 公に意見を述べる

  4. speak one’s mind → 自分の考えを率直に言う

  5. speak highly of someone → 〜を高く評価する / ほめる

  6. speak ill of someone → 〜の悪口を言う

  7. speak volumes about ~ → 〜を雄弁に物語る

  8. speak to someone about something → 〜(人)と〜(話題)について話す

  9. can’t speak for + 人 → 〜については責任をもって言えない

  10. speak in public → 人前で話す


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語の「specan (speak)」や「sprǣc (speech)」が語源とされます。

  • 元々は「言葉を発する」や「発言する」という意味で使われてきました。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 「to speak」には「単に声を出す」というよりも、「自分の意思や意見を伝える」というニュアンスが強いです。

  • 口語・文章どちらでも非常によく使われる基本動詞ですが、「speak to」「speak with」「speak about」など前置詞の使い分けに注意する必要があります。


    • “speak to/with someone” → ある人と話をする

    • “speak about something” → ある話題について話す


  • カジュアルからフォーマルまで幅広く使うことができますが、改まった場面では “address” のような動詞を使うこともあります。


4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文


  1. speak + 目的語(言語など)


    • 例: I speak English. (英語を話せます)


  2. speak to/with + 人 + about + 話題


    • 例: I spoke to my boss about the new project. (新しいプロジェクトについて上司と話した)


  3. speak out / speak up(句動詞)


    • 例: She decided to speak out against injustice. (彼女は不正に対して声を上げることにした)


他動詞/自動詞の使い分け


  • 自動詞としても他動詞としても使われます。


    • 自動詞: “I’m speaking.” → 「私が話しています」

    • 他動詞: “I speak English.” → 「私は英語を話す」


使用シーン(フォーマル/カジュアルなど)


  • 日常会話(カジュアル)

  • ビジネスや公式スピーチ(フォーマル)

    幅広く使用可


5. 実例と例文

日常会話(カジュアル)


  1. “Can you speak more slowly, please?”

    「もう少しゆっくり話してくれますか?」

  2. “I saw you at the party, but we didn’t get a chance to speak.”

    「パーティーで見かけたけど、話す機会がなかったね。」

  3. “Speak up, I can’t hear you.”

    「もう少し大きい声で話して、聞こえない。」

ビジネスシーン(フォーマル・準フォーマル)


  1. “Could we speak about the budget after the meeting?”

    「ミーティングの後に予算についてお話しできますか?」

  2. “I’ll speak with the manager to confirm our schedule.”

    「スケジュールの確認のため、マネージャーと話しますね。」

  3. “He was invited to speak at the international conference.”

    「彼は国際会議で講演をするよう招待されました。」

学術的・専門的な文脈


  1. “The professor will speak on the topic of quantum mechanics.”

    「教授は量子力学のトピックについて講演を行います。」

  2. “During the seminar, we will speak in detail about data analysis methods.”

    「セミナーの間に、データ分析手法について詳しく討論します。」

  3. “He spoke extensively about the historical context of the novel.”

    「彼はその小説の歴史的背景について詳しく話しました。」


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. talk (話す)


    • よりカジュアルで日常的な「おしゃべり」のニュアンス。 “speak” よりフランク。


  2. say (言う)


    • 発言内容に焦点があり、「〜と言う」という形で使われがち。


  3. discuss (議論する)


    • ある話題を深く議論したり検討したりするニュアンスがある。


  4. address (演説する、話しかける)


    • フォーマルな場で聴衆に向かって演説・話す場合に多用。


反意語


  • remain silent (黙ったままでいる)

  • keep quiet (静かにしている)


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA):


    • イギリス英語: /spiːk/

    • アメリカ英語: /spiːk/


  • アクセント: 1音節のみなので “speak” 全体に強勢がある

  • よくある間違い:


    • “speek” とスペルミスしたり、/spɪk/ のように短い母音で発音したりしないよう注意。実際の発音は「スピーク」に近い長い母音 /iː/ です。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • “speak” と “talk” を混同しがち。カジュアルな会話では “talk” の方がやや自然な場合もある。

  • 前置詞の使い分け:


    • speak to/with someone (人と話す)

    • speak about something (話題について話す)


  • TOEICや英検などでも、基本的な動詞として “speak to/with/about” が正しく使えるか問われることがあります。

  • “speak” の過去形は “spoke”、過去分詞は “spoken”。“spoke” と “spoken” を混同するケースが多いので要注意。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「スピーカー(speaker)」から「speak」を想起する:スピーカーは音を「話す」もの、というイメージで覚えやすい。

  • 「スピーク」=「すぴーく」 で長い“i”の発音を意識して覚えると通じやすい。

  • 「話す」というシンプルなイメージを常に持ちながら、 “Speak up.” や “Speak out.” などのバリエーションで前置詞や副詞を組み合わせると表現が豊かになる。


以上が動詞「speak」の詳細な解説です。日常会話からビジネス、学術場面まで幅広く使われる重要な単語ですので、活用形やコロケーションと合わせてしっかり身につけてください。

意味のイメージ
speak
意味(1)

話す,しゃべる,物を言う,口をきく

意味(2)

話をする,うわさをする

意味(3)

演説する,講演する,スピーチをする

意味(4)

〈物事が〉表す,物語る

意味(5)

〈楽器・大砲などが〉音を出す,鳴る

意味(6)

〈言葉・意見など〉‘を'言う,話す,述べる

意味(7)

〈言語〉‘を'話す,使う

意味(8)

〈物事が〉…‘を'表す,物語る,示す

意味(9)

(海で)〈他船〉‘と'通信する,通話する

意味(10)

…を表す,であることを示す

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