pretty
1. 基本情報と概要
単語: pretty
品詞: 形容詞 (場合によっては副詞や名詞としても用いられます)
活用形: pretty (原級) / prettier (比較級) / prettiest (最上級)
英語での意味: “attractive or pleasant in appearance” / “かわいらしい・きれいな”
日本語での意味: 「かわいい」「きれいな」「愛らしい」「そこそこ(強調の意味合いでも使われる)」
「pretty」は見た目などが魅力的なことを表す形容詞です。日本語では「かわいい」「きれいな」「愛らしい」というニュアンスで使われます。また、「けっこう」「割と」「かなり」という程度の強調として副詞的に使うこともあります。
- 例: “She is pretty.”(彼女はかわいい/きれいだ)
- 例: “The house is pretty big.”(その家はけっこう大きい)
CEFRレベル目安: A2(初級)
よく使われるカジュアルな単語で、基礎レベルの英語学習者にも馴染みがある単語です。
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹: “prett-”
- 語尾: “-y”
- “-y” は「〜のような性質がある」という意味合いを持つ接尾語です。
関連する品詞の例:
- 形容詞: pretty (例: a pretty dress)
- 副詞: pretty (例: He runs pretty fast.)
- 名詞: “a pretty” としてはまれですが、インフォーマルに「かわいこちゃん」的なニュアンスで使われることがあります。
よく使われるコロケーション&関連フレーズ(10個)
- pretty girl(かわいい女の子)
- pretty flower(きれいな花)
- pretty face(かわいらしい顔)
- pretty good(かなり良い)
- pretty easy(けっこう簡単)
- pretty sure(かなり確信している)
- pretty much(ほとんど)
- pretty late(けっこう遅い)
- looking pretty(きれいに見える)
- pretty cool(かなりかっこいい/すごい)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 古英語の “prættig” がもとで、「巧みな」「すばらしい」「魅力的な」などの意味を持っていました。時代を経て、「見た目が愛らしい」「魅力ある」という意味が強まりました。
- ニュアンス: 目に対して「かわいい」「きれい」というポジティブで軽い感じの表現です。人だけでなく、物や風景など、見た目が心地よいものに使われます。また、口語の中では「かなり」「そこそこ」と程度を強調する副詞的な使い方も多いです。
- 使用時の注意点: 「pretty」はカジュアルな響きがあるので、ビジネス文書などのフォーマルな場面では、もう少し正確な語(“beautiful”, “attractive”など)を選ぶ場合もあります。
4. 文法的な特徴と構文
形容詞として
- “She is pretty.”(彼女はかわいい/きれいだ)
- “That’s a pretty painting.”(その絵はきれいだ)
- “She is pretty.”(彼女はかわいい/きれいだ)
副詞として (程度を表す)
- “It’s pretty hot today.”(今日はけっこう暑い)
- “I’m pretty sure.”(私はかなり確信している)
- “It’s pretty hot today.”(今日はけっこう暑い)
可算/不可算: 形容詞なので、可算・不可算という区別は直接ありません。
他動詞/自動詞: 動詞ではないため、他動詞・自動詞の区別はありません。
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “You look pretty today!”
(今日、すごくかわいいね!) - “This cake is pretty sweet.”
(このケーキ、けっこう甘いね) - “I’m pretty tired after the long walk.”
(長い道のりを歩いたから、かなり疲れたよ)
ビジネスシーンでの例文
- “The new logo design is pretty sophisticated.”
(新しいロゴのデザインはかなり洗練されています) - “That report was pretty detailed.”
(あのレポートはかなり詳しかったです) - “We’re pretty close to finalizing the contract.”
(契約締結の最終段階にかなり近づいています)
学術的な文脈での例文
- “The statistical model is pretty accurate in predicting outcomes.”
(その統計モデルは結果の予測においてかなり正確です) - “It’s pretty evident that further research is necessary.”
(さらなる研究が必要なのはかなり明らかです) - “Her hypothesis is pretty innovative.”
(彼女の仮説はかなり革新的です)
6. 類義語・反意語と比較
- 類義語:
- beautiful(美しい)
- lovely(愛らしい)
- cute(かわいい)
- attractive(魅力的な)
- beautiful(美しい)
これらの単語より「pretty」はややカジュアルで、時に「そこそこ」「審美的にわりと良い」くらいの軽いニュアンスも持ちます。
- 反意語:
- ugly(醜い)
- unattractive(魅力的でない)
- ugly(醜い)
「ugly」は「かなり見苦しい」という強い反意、「unattractive」は「魅力的でない」という少し和らいだ反意の表現です。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /ˈprɪti/
- アクセント位置: 第1音節 “prɪ-” に強勢があります。
- アメリカ英語とイギリス英語:
- アメリカ英語: [prɪɾi](tの音がややd寄りになることが多い)
- イギリス英語: [ˈprɪt.i](tの音がはっきり発音される)
- アメリカ英語: [prɪɾi](tの音がややd寄りになることが多い)
- よくある発音ミス: “prety” と短く発音したり、 “petty”(つまらない/ささいな)と混同したりすることがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「pritty」「prety」などの誤綴り
- 同音異義語との混同: “petty” と誤解されがちですが、意味はまったく異なります。
- 試験対策での出題傾向: TOEICや英検などでは、文脈上 “pretty” が形容詞なのか副詞なのかを問われたり、類義語との比較が出る場合があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「pretty」は「プリティー」と日本語でもカタカナで馴染みがあります。
- 覚えるときは「プリティー」と小さな花やかわいいイメージをセットで思い浮かべるとよいでしょう。
- 副詞の用法「けっこう」「まあまあ」の意味でも本当によく使うので、ドラマや日常会話で耳にしたら意識してみると定着が早まります。
以上が「pretty」の詳細解説です。かわいらしさや心地よさを伝える頻出表現ですから、積極的に使ってみてくださいね。
(目・耳・心に)快い,楽しい
《名詞の前にのみ用いて》《しばしば皮肉に》みごとな,けっこうな;ひどい
《名詞の前にのみ用いて》《話》(数量・規模・範囲などが)かなり大きい,相当な
《話》《まれ》《呼びかけに用いて》かわいい子(女)
(女・子供などが)きれいな,かわいらしい;(事物・場所などが)きれいな,こぎれいな