最終更新日:2025/06/23

person, company, or object that creates things

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元となった辞書の項目

maker

名詞

〈C〉製作者,作る人,メーカー / 《複合語を作って》…製造業者,…屋 / 《the M-,our M-》造物主,神(God)

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彼は才能ある製作者です。

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解説

以下では、名詞“maker”について、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

単語: maker

品詞: 名詞 (countable noun)

意味(英語)


  • maker = “a person or company that makes something”

意味(日本語)


  • 「何かを作る人や会社」という意味です。例えば、パンを作る人であれば “bread maker” と言ったり、自動車を製造する会社は “car maker” と言います。基本的には「作り手」というニュアンスで、モノを製造・創造する主体を指します。

「maker」は、何かを生産・製造する人や会社を指す言葉として使われます。日常会話よりも、ビジネスや産業の文脈でよく見かける単語ですが、個人の手作りや職人を指す場合にも使えます。

活用形


  • 単数形: maker

  • 複数形: makers

他の品詞形


  • 動詞: make (作る)

  • “make” を使った形容詞: made-up (作り上げられた、でっち上げの) など

  • “make” は主に動詞として使われますが、直後に目的語が来る場合(他動詞)や、“make sure” のようなフレーズとして熟語的に使う場合など、活用は多様です。

CEFR レベルの目安


  • B1 (中級)


    • 基本的な会話・文章の中ではあまり難しくはありませんが、「作り手」や「製造業者」といった概念は、中級の段階で押さえておきたい単語です。



2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: make (作る)

  • 接尾語: -er (「〜する人・物」を表す一般的な接尾語)

“make” は「作る」という意味で、その動詞に “-er” がついたことで「作る人・モノ」を表す名詞になっています。

関連語や派生語


  • maker の動詞形 → make

  • mistake (同じ “-take” が入っているが全く別の意味) などと混同しないように注意

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. car maker(自動車メーカー)

  2. phone maker(携帯電話のメーカー)

  3. watch maker(時計職人/メーカー)

  4. policy maker(政策立案者)

  5. decision maker(意思決定者)

  6. bread maker(パンを作る人、またはパン焼き機)

  7. troublemaker(トラブルメーカー、問題を起こす人)

  8. filmmaker(映画製作者)

  9. gun maker(銃の製造業者)

  10. brand maker(ブランドを作り上げる人/会社)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語の “macere” に由来し、「何かを作る者」を意味する語から発展しています。もとは “make” という動詞に、人やものを表す接尾語 “-er” が付与されて誕生しました。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 単純に「作り手」「製造者」という意味ですが、ややビジネスやフォーマルな文脈で見かけることが多いです。例えば “car maker” など企業名を挙げる際によく使われます。

  • 個人的にクラフトやDIYでモノを作る人を指して “maker” と呼ぶこともあり、近年は “maker movement” などの言葉で「ものづくりに積極的に取り組む人々」を示します。

  • カジュアルからフォーマルまで使えますが、企業やブランド名などと一緒に使う場合は比較的ビジネス寄りの文脈となります。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 可算名詞


    • “a maker” / “the maker” / “makers” など、冠詞や複数形で使われることができます。


  2. 修飾句との組み合わせ


    • “He is the maker of this device.” のように、“the maker of + 名詞” という構文で「この装置の製造者」という意味になります。


  3. business/industry context


    • ビジネス文脈では “leading maker of electronics” など、前置詞 “of” を使って「〜を作る主要なメーカー」と表現することが多いです。


  4. イディオム・熟語


    • “meet your maker”:死ぬ(直訳:「作り手に会う」、神に会う→死ぬという意味の大げさな表現)


      • ただし、やや古風・文語的な表現で、日常会話で冗談めかして使われることがあります。




5. 実例と例文

ここでは日常会話・ビジネス・学術的な文脈で3つずつ、合計9つの例文を紹介します。

日常会話


  1. “I just met the maker of that handmade jewelry. She’s really talented!”

    (あの手作りジュエリーの作り手に会ったんだけど、本当に才能があるの!)


  2. “My brother is a great coffee maker; I love his cappuccinos.”

    (私の兄はコーヒーを入れるのが上手で、彼のカプチーノが大好きなんだ。)


  3. “I bought a new waffle maker for Sunday brunch.”

    (日曜のブランチ用に新しいワッフルメーカーを買ったよ。)


ビジネス


  1. “They have become one of the top car makers in the country.”

    (彼らは国内でトップクラスの自動車メーカーになりました。)


  2. “As a policy maker, she has a strong influence on the education system.”

    (教育制度に強い影響力を持つ政策立案者です。)


  3. “We are negotiating with several foreign makers to expand our product line.”

    (製品ラインを拡大するため、海外のいくつかのメーカーと交渉しています。)


学術的


  1. “The study examines how maker communities innovate and share knowledge.”

    (その研究は、メーカーコミュニティがどのようにイノベーションを起こし、知識を共有するかを調べています。)


  2. “A distinguished filmmaker curated the documentary festival.”

    (著名な映画製作者が、そのドキュメンタリーフェスティバルをキュレーションしました。)


  3. “Maker culture promotes hands-on learning and collaboration.”

    (メーカーカルチャーは、実践的な学習や協働を推進します。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. producer(プロデューサー・生産者)


    • 一般的に「生産する人・会社」を指し、映画や音楽などのプロデューサーにも使われます。

    • “maker” はより具体的に「作り手・製造者」というニュアンス。


  2. manufacturer(メーカー・製造業者)


    • 大量生産を連想させる企業などを主に指します。“maker” よりも工業的・大量生産的なイメージが強め。


  3. creator(創作者)


    • 芸術やインターネットコンテンツなどを “創作” する人。アイデアを生み出すニュアンスが強いです。

    • “maker” は手を動かして実際に何かを作っている様子が強調されます。


反意語


  • consumer(消費者)


    • 「何かを作る」側の “maker” に対して、「それを使う/買う」側である “consumer” が反意語に近い関係です。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA(アメリカ英語): /ˈmeɪkər/

  • IPA(イギリス英語): /ˈmeɪkə/

強勢(アクセント)の位置


  • “ma” の部分にストレスがあります。

  • アメリカ英語では語尾の “-er” をはっきり “アー” と発音する傾向があり、イギリス英語では “メイカ” のように “ə” で終わります。

よくある発音の間違い


  • “maker” を “marker” (/ˈmɑːrkər/ または /ˈmɑːkə/) と混同しないように注意しましょう。

  • 母音の違い(/eɪ/ vs. /ɑː/)が聞き分けポイントです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス:「make + r」に見えがちですが、正しくは “maker” (“make” + “-er”) です。

  • “marker” (マーカー) との混同:つづり・意味ともに異なる単語なので注意。

  • 同音異義語はありませんが、似た発音に注意しましょう。

  • TOEIC や英検などの試験で、製造業の話題やビジネス分野の記事中で登場しやすい単語です。“manufacturer” とセットで出ることも多いです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “make + er” = 「作る人・会社」と覚えましょう。

  • “-er” がつく名詞は「〜する人・モノ」を意味するパターンが多く、例えば “builder” (建設する人) や “teacher” (教える人) と同じ仲間です。

  • “We are makers, not just consumers.” というフレーズを覚えておくと、作り手と消費者という対比構造がイメージしやすく、記憶に残りやすいでしょう。


以上が、名詞 “maker” の詳細な解説です。「作り手」「製造者」という意味を理解した上で、ビジネス・日常会話・学術的な使い分けに応じて活用してみてください。

意味のイメージ
maker
意味(1)

〈C〉製作者,作る人,メーカー

意味(2)

《複合語を作って》…製造業者,…屋

意味(3)

《the M-,our M-》造物主,神(God)

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