最終更新日:2024/06/11

ごめんなさい、でも私の意味することを誤解していると思います。

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I'm sorry, but I think you misunderstand what I meant.

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元となった辞書の項目

misunderstand

動詞

〈自〉〈他〉誤解する

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ごめんなさい、でも私の意味することを誤解していると思います。

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: misunderstand

品詞: 動詞 (Verb)


  • 英語の意味: To fail to understand something or someone correctly.

  • 日本語の意味: 誤解する(正しく理解できない)。

「misunderstand」は「understand(理解する)」に否定的な要素を付ける “mis-” がついた形で、「しっかりと理解せずに、誤解してしまう」というニュアンスの単語です。人の意図や言葉の意味を取り違えるシーンで使われます。

活用形


  • 原形: misunderstand

  • 三人称単数現在形: misunderstands

  • 現在分詞/動名詞: misunderstanding

  • 過去形: misunderstood

  • 過去分詞形: misunderstood

また、過去分詞が形容詞的に「misunderstood(誤解された)」という意味で使われることもあります。

CEFRレベルの目安


  • B1(中級): 日常会話で意図を誤解する場面が頻繁に出てくるため、中級レベルでも比較的よく目にする・耳にする単語です。


2. 語構成と詳細な意味

接頭辞・語幹の解説


  • 接頭辞 “mis-”: 「誤って〜する」「間違って〜する」という意味を持ちます。例: misread(読み間違える)、mistake(間違える)。

  • 語幹 “understand”: 「理解する」。

他の品詞や関連する形


  • 名詞形: misunderstanding(誤解)

  • 形容詞的用法: misunderstood(誤解された)

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. completely misunderstand …「完全に誤解する」

  2. misunderstand someone’s intentions …「人の意図を誤解する」

  3. be misunderstood by others …「他人に誤解される」

  4. a grave misunderstanding …「重大な誤解」

  5. misunderstand the question …「質問を誤解する」

  6. I’m sorry for the misunderstanding. …「誤解してごめんなさい」

  7. frequently misunderstood …「しばしば誤解される」

  8. deliberate misunderstanding …「意図的な誤解」

  9. misunderstand instructions …「指示を誤解する」

  10. This can be easily misunderstood. …「これは簡単に誤解されうる」


3. 語源とニュアンス

語源


  • “mis-”: 古英語で「悪い・間違った」という意味を持つ接頭辞。

  • “understand”: 古英語の “understandan” に由来し、「下(根源)をしっかりと把握する」というニュアンスから「理解する」という意味へと発展。

誤解を含むニュアンスのため、ネガティブなトーンや少し残念な印象を与える場合があります。ただし、謝罪や訂正をする際などにも重要な動詞です。

使用シーン・注意点


  • 口語/文章: 日常会話でもビジネス文書でも使われる、比較的一般的な表現。

  • カジュアル/フォーマル: 誤解を述べるときに割とカジュアルにも使われますが、誤解を指摘するビジネスシーンでも問題なく通用するためフォーマル度もある程度高いです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 他動詞 (transitive verb): 誰かや何かを目的語として、誤解する対象を示します。

    例: “I misunderstood him.”(私は彼を誤解しました。)

  • 過去分詞 “misunderstood” を形容詞のように使って、「He is misunderstood(彼は誤解されている)」という表現も可能です。

一般的な構文・イディオム


  • “misunderstand 〜 (object)” : 〜を誤解する

  • “be misunderstood” : 誤解される

  • “a misunderstanding between A and B” : AとBの間の誤解(名詞形での表現)


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “I’m sorry, I misunderstood what you were trying to say.”

    (ごめんなさい、あなたが言おうとしていたことを誤解していました。)

  2. “Did you misunderstand the directions?”

    (道案内を誤解しちゃったの?)

  3. “I often feel misunderstood by my parents.”

    (両親にしばしば誤解されていると感じます。)

ビジネスでの例文


  1. “We misunderstood the client’s requirements and delivered the wrong product.”

    (顧客の要件を誤解してしまい、間違った製品を納品しました。)

  2. “Please clarify your instructions so that there is no misunderstanding.”

    (誤解のないよう、指示をはっきりと教えてください。)

  3. “I need to apologize for misunderstanding your email.”

    (あなたのメールを誤解していたことをお詫びしなければなりません。)

学術的/フォーマルな文脈の例文


  1. “Some students misunderstand the fundamental principles behind this theory.”

    (一部の学生は、この理論の根本的な原則を誤解している。)

  2. “It is crucial not to misunderstand the historical context when analyzing these documents.”

    (これらの文書を分析する際、歴史的文脈を誤解しないことが重要です。)

  3. “The data was often misunderstood due to a lack of clear definitions.”

    (定義が明確でなかったために、そのデータはしばしば誤解されていました。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. misinterpret(誤解・誤訳する)


    • 「誤って解釈する」ニュアンスが強く、特に文書や言葉の解釈に焦点を当てるときに使う。


  2. misread(読み間違える、誤解する)


    • 「読み間違え」から発展して「誤解する」という意味でも使われる。


  3. misconstrue(誤解して解釈する)


    • フォーマルな文脈で使われることが多い。


  4. mistake(誤解する)


    • 「間違った認識をする」という広い意味で使われる。


反意語


  • understand(理解する)

  • comprehend(理解する)

「misunderstand」は、確実で正しい理解が欠けていることを強調するため、他の「間違える」系の単語と比べても相手や物事を誤って捉えてしまうニュアンスが強いです。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ˌmɪsʌndərˈstænd/

  • アメリカ英語(U.S.): ミス・アンダー・スタンド (/mɪs-ʌn-dər-stænd/)

  • イギリス英語(U.K.): ミス・アンダ・スタンド (/mɪs-ʌn-də-stænd/)

  • 強勢(アクセント)は “stand” の部分に来るイメージ: mis-under-STAND

  • しばしば “mis-” の部分を弱く発音しすぎて聞き取れない場合があるので注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリングミス: “misunderstand” の “understand” 部分は通常の “understand” と同じつづりですが、 “mis-” をつけ忘れたり、 “under” を混同することがあります。

  • 同音異義語との混同: とくに似た発音の “mistake,” “misinterpret” などと混乱しやすいので、意味の違いを意識するとよいでしょう。

  • 試験対策: TOEICや英検などでも “misunderstand,” “misunderstood,” “misunderstanding” の区別を問われる場合があります。特に文法穴埋め問題で時制や形容詞用法(be misunderstoodなど)に注意が必要です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “mis-” = “誤って” と意識する:ほかの “mis-” から始まる単語(misread, mistake, misjudgeなど)とまとめて覚えると効率的です。

  • イメージ: 「相手が言ったことを耳に“mis-”フタをしてしまった…」など、自分なりのストーリーを作り、「誤解」のネガティブなイメージとセットで覚えると印象に残りやすいです。

“misunderstand” は日常でもビジネスでも便利に使えるため、活用形や意味の違いをしっかり押さえておくと、誤解を解消したり相手に誤解を指摘したりするときに役立ちます。

意味のイメージ
misunderstand
意味(1)

誤解する

意味(2)

…‘を'誤解する,思い違いをする

ビジネス英単語(BSL)/ 例文 / 英訳 / フラッシュカード

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