最終更新日:2024/06/11

新聞の見出しに私の注意が引かれました。

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The headline of the newspaper caught my attention.

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元となった辞書の項目

headline

名詞

(新聞などの)見出し,表題 / 《複数形で》(ニュース放送の)おもな項目

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解説

以下では、英単語 “headline” について、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

単語: headline

品詞: 名詞 (時に動詞としても使用される)

活用形:


  • 名詞: headline (単数), headlines (複数)

  • 動詞: headline, headlines, headlined, headlining (「メインアクトを務める」「見出しとして大きく報じる」などの意味)

英語での意味

“Headline” は、新聞・雑誌・ウェブ記事などの「見出し」や「大見出し」を指します。

日本語での意味

「見出し」「記事のタイトル」を意味します。主に新聞や雑誌、ウェブメディアなどのタイトル部分を指す単語です。読者の注意を引くために大きな文字で書かれることが多く、「要点を簡潔に伝える」ニュアンスがあります。

難易度(CEFR レベルの目安)


  • B1 (中級)

    大体中級レベル以上の学習者であれば、新聞やニュースを読む際に自然に出会う単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • head + line


    • “head” は「頭」「先頭」や「主要な部分」を意味します。

    • “line” は「線」「列」「文章の一行」などを意味します。

    • 二つを合わせて “headline” は「重要な概要を示す文章(一行)」「最初に目が行く部分」を表します。


他の品詞形


  • 動詞 “to headline”

    例: “The band will headline the music festival.”(そのバンドがその音楽フェスティバルの主役を務める)

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. make headlines(ニュースになる)

  2. grab headlines(注目を集める、見出しを飾る)

  3. front-page headline(一面の見出し)

  4. headline news(トップニュース)

  5. headline story(主要な記事)

  6. banner headline(大きな見出し)

  7. headline writer(見出しを書く担当者)

  8. headline-grabbing(注目を集めるような)

  9. run a headline(見出しを掲載する)

  10. screaming headline(目立つように大きくてショッキングな見出し)


3. 語源とニュアンス

語源

“Headline” は、印刷物が主流だった時代に、記事の「頭(head)」に書かれた「一行(line)」を指す言葉として使われるようになりました。当初は新聞の上部に太字で載せられる大見出しをこう呼んでいました。

使用上のニュアンスと注意点


  • 新聞などのメディアで使われる場合は、もっとも注目を集めたい情報を伝える、インパクトの強い文言として位置づけられます。

  • カジュアルな会話でも “That made headlines!” のように、「ニュースになったね」と伝えたいときに使われます。

  • ビジネスイングリッシュでも “headline numbers” のように、重要な統計や大見出しになるような数字を指す場合があります。

フォーマルかカジュアルか


  • “headline” 自体は比較的どちらにも使われますが、新聞・雑誌の文脈ではフォーマルよりも中立的な文脈で日常的に登場します。

  • 動詞として使う場合 (“to headline (an event)”) は、ややカジュアルよりですが、業界用語としてビジネス文脈でも見られます。


4. 文法的な特徴と構文

名詞としての使用


  • 可算名詞(a headline / several headlines)

  • “headline” を直接修飾する形容詞や名詞(例: “catchy headline”「人目を引く見出し」)

動詞としての使用


  • 他動詞: “The band headlined the festival.”(バンドがフェスの主役を務めた)

  • 意味としては「主役を務める」「メインとなる」「~を見出しで報じる」のニュアンスが含まれます。

イディオム・構文例


  • “to grab / make headlines” = 「(あるニュースが)見出しを飾る」「世間の注目を集める」

  • “to be in the headlines” = 「ニュースの見出しに載る」


5. 実例と例文

日常会話(カジュアル)での例文


  1. “Did you see the headline about the new movie?”

    (新しい映画の見出し、見た?)


  2. “That story made headlines all over the internet.”

    (その話題はネット中の見出しになったよ。)


  3. “I can’t believe that well-known celebrity is in the headlines again!”

    (あの有名人がまた見出しを飾ってるなんて信じられない!)


ビジネスシーンでの例文


  1. “We need a compelling headline for our product launch press release.”

    (商品発表のプレスリリース用に、説得力のある見出しが必要です。)


  2. “Let’s see if we can grab the headlines with our new advertising campaign.”

    (新しい広告キャンペーンで、見出しを飾れないか検討してみましょう。)


  3. “The headline numbers look promising for this quarter’s sales.”

    (今四半期の売上の主要数値は前向きに見えます。)


学術的な文脈での例文


  1. “The newspaper’s headline oversimplified the scientific findings.”

    (その新聞の見出しは、科学的研究結果を単純化しすぎていた。)


  2. “When writing a journal article, make sure the headline accurately reflects your study.”

    (学術論文を書くときは、見出しが研究内容を正確に反映していることを確認しましょう。)


  3. “The sensational headline caused confusion among readers of the research.”

    (その煽情的な見出しは、研究の読者たちから混乱を招きました。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. “title” (タイトル)


    • “headline” はニュース記事やウェブ記事の見出しに特化しているのに対し、“title” は書籍や映画、論文全般のタイトルを指すことが多い。


  2. “heading” (小見出し、項目見出し)


    • “headline” よりも小規模な段落見出しなどを指す場合に使われる。


  3. “caption” (写真・画像の説明文)


    • “headline” は記事本文の上にある見出しであるのに対し、“caption” は写真やイラストの下などに短く説明が書かれたもの。


反意語 (Antonyms)


  • “body text”(本文)

    ニュース記事で言えば、見出し (headline) に対して本文 (body text) はすべての内容が含まれる部分。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˈhɛd.laɪn/

  • アクセント: “head” の部分に強勢が置かれます。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな差はありませんが、アメリカ英語では /ˈhɛd.laɪn/ と読み、イギリス英語でも同様に発音されることが多いです。

  • よくある発音の間違い:


    • “head” の母音を /iː/ や /eɪ/ にしない(“へッド” ではなく “ヘッド”)。

    • “line” の後半をしっかり /aɪn/ と発音する。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • 「head」のあとに“line”を書くスペルは比較的明快ですが、たまに “headlin” で止めてしまうなどのミスがある。


  2. 同音異義語との混同


    • “head line” と分けてしまうと単に「頭の線」のようにも見えてしまうので注意。


  3. 試験対策・資格試験


    • TOEIC や英検などでは “make headlines” や “headline news” といったイディオム表現が出題されることもある。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「head(頭) + line(線) = 顔となる一行」というイメージで覚えましょう。

  • ニュース記事などで最初に目に入る「一行」が “headline” だとイメージすると頭に残りやすいです。

  • 音読や実際に新聞やウェブ記事の「見出し」を意識して読むことで定着を図りやすくなります。


以上が、名詞 “headline” の詳細解説です。単語の由来と構造を意識しながら覚えると、印象にも残りやすく、いろいろな文脈で正しく使えるようになるでしょう。ぜひ “headline” を使った表現を身近なニュースに当てはめて練習してみてください。

意味のイメージ
headline
意味(1)

(新聞などの)見出し,表題

意味(2)

《複数形で》(ニュース放送の)おもな項目

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