最終更新日:2025/02/25

特派員は抗議の現場から生中継しました。

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The correspondent reported live from the scene of the protest.

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元となった辞書の項目

correspondent

名詞

〈C〉特派員,通信員,記者 / 手紙を書く人 / 一致するもの /

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解説

名詞 correspondent の詳細解説


1. 基本情報と概要

英語の意味:

・(1) A person who writes letters to another person, especially a person who writes regular letters or emails to someone.

・(2) A person employed by a newspaper, magazine, or television station, etc., to report on a particular subject or from a particular place.

日本語の意味:

・(1) 文通相手、手紙やメールを書いてやりとりをする人のことです。

・(2) テレビ局や新聞社で働き、現地からニュースを伝える「特派員」や「通信員」のことを指します。

日本語では、「文通相手」としてのニュアンスもありますが、現在では「新聞記者」「報道特派員」「通信員」の意味で使われることが多いです。報道機関に所属して、ある地域や分野からニュースを届けるというイメージです。


  • 品詞: 名詞(n.)

  • 活用形:


    • 単数形: correspondent

    • 複数形: correspondents


  • 関連する品詞形:


    • 動詞: correspond (例: “I correspond with my friend by email.”)

    • 名詞: correspondence (例: “I enjoy our regular correspondence.”)

    • 形容詞: corresponding (例: “The corresponding page numbers can be found in the index.”)


  • CEFRレベル目安: B2(中上級)


    • ニュースやビジネスの文脈でよく登場するため、ある程度の語彙力がある中上級レベルの学習者向けです。



2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成:


    • “correspond” (動詞: 通信する、対応する)

    • + “-ent” (形容詞や名詞を作る接尾語で、「~する人・もの」というイメージを付加)


  • 派生語や類縁語:


    • “correspondence” (n.): 文通、通信、やりとり

    • “corresponding” (adj.): 対応する、相当する

    • “correspond” (v.): 一致する、文通する、通信する


  • よく使われるコロケーション(共起表現)10選:



  1. foreign correspondent

    (海外特派員)

  2. war correspondent

    (戦争特派員)

  3. political correspondent

    (政治担当の特派員)

  4. chief correspondent

    (主任特派員)

  5. staff correspondent

    (社内専属特派員)

  6. freelance correspondent

    (フリーランスの通信員)

  7. a correspondent in Paris

    (パリ駐在の通信員)

  8. regular correspondent

    (定期的に文通している相手、またはニュースを送ってくる記者)

  9. a correspondent’s report

    (特派員報告・リポート)

  10. seasoned correspondent

    (経験豊富な通信員)


3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    “correspondent”は “correspond”(ラテン語「共に応える」から)に名詞化する接尾語 “-ent” がついた形です。もともとの意味は「互いに文通する人」、そこから考えが発展し、報道会社や新聞社に所属してニュースを伝える特派員という職種の名称にもなりました。


  • 使用時の注意点・ニュアンス:


    • ジャーナリストの一形態として、「特派員」を特に指す場合はフォーマルな報道シーンで使われることが多いです。カジュアルに話すときは “reporter” や “journalist” のほうが通じやすい場合もあります。

    • 文通相手を表す場合は、やや文語的・書き言葉的な響きがあります。日常的には “pen pal” などもよく使われます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞 (countable noun)


    • 冠詞 (a/an/the) とともに使います: “a correspondent”, “the correspondent”

    • 複数形は “correspondents”


  • 一般的な構文・使い方:


    1. “He’s a foreign correspondent for the BBC.”

      (彼はBBCの海外特派員を務めています。)

    2. “My correspondent wrote to me about the latest events in her country.”

      (私の文通相手が、彼女の国での最新の出来事について手紙をくれました。)


  • イディオム:

    ・特に “correspondent” を含む定番イディオムは目立ちませんが、報道文脈では “on the ground correspondent”(現地駐在特派員)などの表現があります。



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “I used to have a correspondent in France, but we lost touch.”

    (フランスに文通相手がいたんだけど、連絡が途絶えてしまったんだ。)


  2. “My grandmother told me she had a long-time correspondent in Australia.”

    (祖母は、オーストラリアに長年文通している相手がいると言っていました。)


  3. “He became my correspondent after we met at an international summer camp.”

    (国際サマーキャンプで出会った後、彼は私の文通相手になりました。)


(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “Our correspondent in China has just sent us the latest market data.”

    (中国の通信員から最新の市場データを受け取りました。)


  2. “We rely on our foreign correspondents for accurate regional analyses.”

    (正確な地域分析には海外特派員を頼りにしています。)


  3. “The chief correspondent compiled a thorough report on the economic trends.”

    (主任特派員が経済動向について詳細なレポートをまとめました。)


(3) 学術的・報道文脈での例文


  1. “The war correspondent risked his life to provide firsthand accounts.”

    (戦争特派員は、現地の第一報を伝えるために命を危険にさらしました。)


  2. “A political correspondent often covers parliamentary debates.”

    (政治担当の特派員は、しばしば議会での討論を取材します。)


  3. “My thesis cites a renowned correspondent known for investigative journalism.”

    (私の論文では、調査報道で有名な特派員を引用しています。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語 (synonyms):


    1. reporter(レポーター)


      • 主に現場で取材し情報を伝える人


    2. journalist(ジャーナリスト)


      • 報道機関全般で取材・執筆をする人


    3. columnist(コラムニスト)


      • 新聞や雑誌に定期的にコラムを書く人


    4. news writer(ニュースライター)


      • 報道記事を執筆する人



これらはすべて報道関連の職種ですが、correspondent は「現地に派遣されて報道する人」「離れた場所に情報を送る通信員」というニュアンスが強いです。


  • 反意語 (antonyms)?:


    • 厳密な反意語はありませんが、文通相手の観点でいうなら、情報を受け取るだけの “recipient” (受取人)という語は対比として挙げられます。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA):


    • イギリス英語: /ˌkɒr.ɪˈspɒn.dənt/

    • アメリカ英語: /ˌkɔːr.əˈspɑːn.dənt/ もしくは /ˌkɑːr.əˈspɑːn.dənt/


  • 強勢 (アクセント) の位置:


    • “cor-re-SPON-dent” と第3音節 “spon” に強勢が置かれます。


  • よくある発音の間違い:


    • “co-rres-pon-dent” の “r” を一つ抜かして “corespondent” と発音したり、スペルをミスしやすい点に注意しましょう。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス:


    • “correspondent” は “r” が2回出てきますが、一つ抜けて “corespondent” と書いてしまうミスが多いです。


  • “correspondent” と “correspondence” の混同:


    • “correspondent” は「(人)」を指す名詞

    • “correspondence” は「やりとり・文通・情報交換」そのものを指す名詞


  • 試験での出題傾向:


    • TOEICや英検などでは、ニュースやメール文章、ビジネスレターなどで出てくる可能性があります。特にリーディングセクションで「文脈から特派員と理解できるか」「文通相手の意味との区別ができるか」を問われることがあります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方のコツ:


    • 語根 “respond” (返事をする) と接頭語 “cor-” (共に) が組み合わさり、「互いに返事をする人=文通相手」「情報を送り合う人=特派員」とイメージすると覚えやすいです。

    • スペルの中で “respond” がしっかり入っているのを意識すると、「corre-spond-ent」と分解して混乱を防げます。


  • イメージ:


    • “correspondent” は常にどこかから誰かに情報を伝える「架け橋」のような存在です。国際ニュースや海外旅行時の特派員報道を思い浮かべると、覚えやすいでしょう。



以上が名詞 correspondent の詳細解説です。海外特派員や報道の文脈で目にする機会が多いので、ニュースを見る際などに意識してみてください。

意味のイメージ
correspondent
意味(1)

文通する人,手紙を書く人

意味(2)

(新聞・雑誌社などの)通信員,特派員

意味(3)

=corresponding

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