最終更新日:2025/02/25

木材のザラザラした部分を滑らかにするためにバッファを使う必要があります。

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I need to use a buffer to smooth out the rough edges of the wood.

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元となった辞書の項目

buffer

【名/C】(衝突の衝撃を弱める)緩衝器 / 間に立って争いや衝突の働撃を弱める人(物) , 和らげるもの / 物をみがく人(道具) / 【動/他】…'を'緩和する,を和らげる / …を緩衝液で処理する

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木材のザラザラした部分を滑らかにするためにバッファを使う必要があります。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: buffer

品詞: 名詞 (noun) / 動詞 (verb)

CEFRレベルの目安: B2(中上級)


  • B2(中上級)レベルになると、抽象的な話題や専門的な用語にも理解と使用が広がります。

意味(英語 / 日本語)


  • 名詞: A buffer is something that lessens or absorbs shock or impact, or that provides a protective barrier.

    (バッファーとは、衝撃や影響を和らげたり吸収してくれるもの、あるいは保護の役割を果たすものを指します。)

    「物理的・精神的な衝撃を和らげたいときや、境界を設けて緩衝地帯を作りたいときに使われるイメージです。」


  • 動詞: To buffer something means to protect it by lessening the effect of something else, or to store data temporarily (computing contexts)

    (何かをバッファーするとは、他からの影響を和らげる・保護する、あるいはコンピュータのデータを一時的に蓄えることを指します。)

    「衝撃を和らげる、データを待機させる、といった状況で使われる動詞です。」


活用形


  • 名詞: buffer (単数) / buffers (複数)

  • 動詞


    • 原形: buffer

    • 現在分詞: buffering

    • 過去形: buffered

    • 過去分詞: buffered

    • 三人称単数現在形: buffers


他の品詞へ変化する例


  • 形容詞的に使うケースはあまり一般的ではありませんが、

    “buffer state” のように「緩衝国」という言い方は形容詞的用法に近い形で使われます。


2. 語構成と詳細な意味

接頭語・接尾語・語幹


  • 語幹: “buff” (もともと衝撃をやわらげる、磨く、などのニュアンスが含まれる)

  • 「-er」は道具や役割を示す接尾語として理解できることがあります。

関連語・派生語


  • buffer zone: 緩衝地帯

  • buffer solution(化学): 緩衝液

  • buffering: (コンピュータなどで)バッファリングすること

よく使われるコロケーション10選


  1. buffer zone(緩衝地帯)

  2. serve as a buffer(緩衝役を果たす)

  3. provide a buffer(緩衝を提供する)

  4. buffer capacity(バッファー能力、あるいは緩衝能力)

  5. buffer memory(バッファメモリ)

  6. time buffer(時間的な余裕/バッファ)

  7. buffer stock(在庫を持ってリスクを緩和する緩衝在庫)

  8. buffer solution(緩衝溶液)

  9. create a buffer(余裕を作る、緩衝を作る)

  10. add a buffer(余力や緩衝要素を追加する)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「buffer」の語源は、古フランス語の “bouffer”(膨らませる、衝撃を与える)や、中英語で “buff”に遡ると言われます。最初は衝撃を受け止める「クッション」の感覚から発展し、多様な場面で使われるようになりました。

使用上のニュアンス・注意点


  • 物理的緩衝: 物理的なダメージや衝撃を和らげる目的で広く使われます。

  • 抽象的緩衝: 人間関係や感情においても、「心のバッファを持つ」ように使われることがあります。

  • コンピュータ領域: キャッシュや一時的にデータを溜めておく「バッファ」としてもよく使われます。

  • フォーマル・カジュアルどちらでも使用できますが、文脈によって技術的・専門的な響きがある場合があります。


4. 文法的な特徴と構文

名詞として


  • 可算名詞として扱われることが多いです。

    例) “We need a bigger buffer against economic downturns.” (私たちは景気後退に対して、もっと大きな備えが必要だ。)

動詞として


  • 他動詞扱い:

    “to buffer something (from/against something)” が基本構文です。

    例) “The savings will buffer us from unexpected expenses.” (貯蓄は思わぬ出費から私たちを守ってくれます。)

イディオムや構文


  • “buffer (A) from (B)”

    AをBから緩衝する、守る。

  • “act as a buffer”

    バッファ(緩衝材)として機能する。


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “I always keep some extra money as a buffer in case of emergencies.”

    (緊急時に備えて、いつも余分なお金をバッファとして持っているんだ。)

  2. “Let’s leave earlier as a time buffer so we won’t be late.”

    (遅刻しないように、時間に余裕を持って早めに出発しよう。)

  3. “Having friends around can buffer the stress of a new job.”

    (新しい仕事のストレスに対して、友達がいると気が楽になるよね。)

ビジネスでの例文


  1. “The company maintains a buffer stock to stabilize supply chain fluctuations.”

    (その企業は供給網の変動を安定させるために緩衝在庫を維持しています。)

  2. “We need a financial buffer to handle unexpected project costs.”

    (予想外のプロジェクト費用に対応するため、財務的な緩衝を用意する必要があります。)

  3. “Adding a buffer in our timeline will help us avoid delays.”

    (スケジュールに余裕を設けることで遅延を回避できます。)

学術的・専門的な文脈での例文


  1. “The buffer solution is used in this experiment to maintain the pH at a constant level.”

    (この実験では、pHを一定に保つために緩衝溶液を使用します。)

  2. “Researchers applied a buffer area around the habitat to protect endangered species.”

    (研究者たちは絶滅危惧種を守るために、生息域の周りに緩衝地帯を設けました。)

  3. “The operating system uses a buffer to temporarily store incoming data.”

    (オペレーティングシステムは、入ってくるデータを一時的に保存するバッファを使用します。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. cushion(クッション)


    • 衝撃を和らげる点ではほぼ類似するが、物理的なクッションのイメージが強い。

    • 例) “A cushion for financial risks.”


  2. shield(盾)


    • 防御するニュアンスが強いが、直接的に攻撃を阻止するイメージ。

    • 例) “Use this reserve fund as a shield against economic downturns.”


  3. protector(保護者・保護装置)


    • 人や物を守る広義の役割を指すが、ややフォーマルまたは直接的な保護のイメージ。


反意語


  • 「積極的に衝撃を受けに行く」「さらす」といった単語は明確な反意語としてはありませんが、イメージ上では “expose” (さらす) が逆の状況を表す可能性があります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA):


    • アメリカ英語: /ˈbʌf.ɚ/

    • イギリス英語: /ˈbʌf.ə/


  • アクセント位置: “buf-” の部分に強勢


  • よくある発音の間違い:


    • 「バファー」と伸ばしすぎたり、「ブファー」のように濁音を強く発音しすぎたりすることがあるので注意。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “buffer” の “ff” を “f” ひとつで書いてしまうミスがある

  • コンピュータ用語による混同: IT領域ではよく出てくる単語なので、専門用語として使われる際に意味を限定して覚えがちだが、一般的な「衝撃を和らげる」意味もカバーしておくと幅が広がる。

  • 試験対策: TOEICなどビジネスシーンを扱うテストでは「financial buffer(財務バッファ)」や「time buffer(時間的余裕)」の文脈で出題される可能性がある。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “buff” という音から「バフッと衝撃を吸収する」イメージを持つと覚えやすいでしょう。

  • 「緩衝材として大事なもの」と連想して、クッションや巨大なエアバッグを思い浮かべるとイメージしやすいです。

  • 元々は物理的な衝撃を和らげるものから広がった、と理解しておくと「保護」「衝撃を緩和」「一時的に蓄えるとき」など幅広い使い方を整理しやすくなります。


以上が “buffer” の詳細な解説です。衝撃・負担を和らげるイメージを押さえておくと、多様な文脈で使いこなせるようになります。

意味のイメージ
buffer
意味(1)

(鉄道車両などの衝突の衝撃を弱める)緩衝器

意味(2)

間に立って争いや衝突の働撃を弱める人(物)

意味(3)

物をみがく人(道具)

意味(4)

…'を'緩和する,和らげる

意味(5)

…'を'緩衝液で処理する

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