最終更新日:2025/02/25

彼は実業家として成功したいと熱望していた。

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He was ambitious of success in business.

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元となった辞書の項目

ambitious

形容詞

大望を抱いた,野心のある,大志を抱いた / (仕事・計画などが)野心的な,大がかりな;(悪い意味で)大げさな,高望みの

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彼は実業家として成功したいと熱望していた。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: ambitious

品詞: 形容詞 (adjective)

活用形:


  • 比較級: more ambitious

  • 最上級: most ambitious

意味 (英語): having a strong desire to succeed or achieve something

意味 (日本語): 成功や達成を強く望むこと、または大きな目標に向かって努力する気持ちがあること

「ambitious」は、「やる気に満ちていて大きな目標を持っている」ニュアンスを表す単語です。たとえばビジネスパーソンや学生が「ambitious」と言われると、「非常に高い目標を掲げ、頑張ろうという意気込みを持っている」というイメージになります。

他の品詞になったときの例


  • 名詞: ambition (野心・大きな目標)


    • 例文: “His ambition is to become a famous scientist.”


  • 副詞: ambitiously (意欲的に)


    • 例文: “He ambitiously pursued his dream.”


CEFRレベル (目安): B2(中上級)

大人向けの学習者が使う中でも、かなり意欲的な性格やプランを語るときによく出てくる単語です。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: “ambit-”

  • 接尾辞: “-ious” (形容詞を作るときによく使われる接尾辞)

ただし、語幹の “ambit” は直接「ambition(野心)」と関連しており、ラテン語由来です。


  • “ambition” → “ambitious” へと派生して形容詞になっています。

関連語・派生語


  1. ambition (名詞)

  2. ambitiously (副詞)

  3. ambitus (ラテン語で「周囲」「巡回」などを意味する語が起源)

よく使われるコロケーションやフレーズ(10個)


  1. ambitious plan(野心的な計画)

  2. ambitious goal(大きな目標)

  3. ambitious project(大規模なプロジェクト)

  4. highly ambitious(非常に野心的な)

  5. an ambitious person(野心家)

  6. too ambitious(意欲がありすぎる、分不相応な)

  7. ambitious vision(先見の明あるビジョン)

  8. politically ambitious(政治的野心を持つ)

  9. academically ambitious(学術的な野心を持つ)

  10. ambitious schedule(きつめのスケジュール)


3. 語源とニュアンス

語源:


  • ラテン語 “ambitio” (周りを巡回すること、支持を得るために選挙民を回ること) から派生し、「地位や名声を得たいと願うこと」を意味するようになりました。

  • 英語の “ambition” として「野心」「大きな目標」を指すようになり、そこから派生した形容詞が “ambitious” です。

ニュアンス:


  • プラスの意味では「高い志をもって行動する/前向きでエネルギッシュ」

  • 時にネガティブな意味合い(「無謀な」「身の程知らずな」)で使われる場合もある

  • カジュアルよりはややフォーマルな響きもあり、公的な場面や文章でも使われる

例えば会社のビジョンを語るとき、「Our goals are ambitious」などと言うとポジティブに聞こえますが、人によっては「やりすぎでは?」という印象を与える可能性もあります。


4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文


  1. S + be + ambitious + about + (名詞)


    • 例: “She is ambitious about her career.”


  2. S + be + ambitious + to + (動詞の原形)


    • 例: “He is ambitious to become a director.”


可算・不可算などの文法上の注意点


  • 形容詞のため数えられる・数えられないの区別はありません。

  • 名詞形 “ambition” は可算/不可算文脈両方で使われるが、主に可算として “(one’s) ambitions” のようにも使われます。

フォーマル・カジュアル


  • “ambitious” は日常会話でも使われますが、「意気込み」「目標」などの文脈ではフォーマルなビジネス場面や学術的な文脈でもよく登場します。


5. 実例と例文

日常会話 (カジュアルな場面)


  1. “I’m really ambitious about learning the guitar this year.”

    (今年はギターを習得することに本気で取り組みたいと思ってるんだ。)

  2. “My brother is so ambitious. He wants to climb every mountain in the area.”

    (うちの兄はすごくやる気満々で、その辺の山全部登りたいらしいよ。)

  3. “She’s always been ambitious since she was a kid.”

    (彼女は子供のころからずっと大きな目標を抱いていたんだ。)

ビジネス (フォーマルな場面)


  1. “Our company has set an ambitious goal to expand globally within five years.”

    (当社は5年以内にグローバル展開をするという大きな目標を定めています。)

  2. “His ambitious approach to marketing has significantly boosted our sales.”

    (彼の野心的なマーケティング手法は、当社の売り上げを大きく伸ばしました。)

  3. “This is an ambitious project that requires a lot of resources and commitment.”

    (これは多くのリソースと献身が必要となる、大規模なプロジェクトです。)

学術的・専門的な文脈


  1. “The research team proposed an ambitious study plan involving multiple universities.”

    (研究チームは複数の大学を巻き込んだ意欲的な研究計画を提案しました。)

  2. “Writing a doctoral dissertation on this topic is ambitious, but certainly feasible.”

    (このテーマで博士論文を書くのは野心的ですが、十分に可能です。)

  3. “An ambitious design for the new laboratory will facilitate groundbreaking experiments.”

    (新しい実験室の野心的な設計によって、画期的な実験が可能になるでしょう。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. determined(決意の固い)


    • 「決意が固く、やり抜こうとする」点で似ているが、目標の規模の大きさより「意志の強さ」を強調することが多い。


  2. aspiring(意欲のある)


    • 「~を目指して頑張ろうとする」ニュアンスで、ambitious よりももう少し柔らかい言い回し。


  3. driven(突き動かされている)


    • 外部/内部を問わず強い動機に「駆り立てられている」感じを強調。


反意語 (Antonyms)


  1. unambitious(野心のない)

  2. indifferent(無関心な)

  3. apathetic(無気力な)


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /æmˈbɪʃəs/


    • アメリカ英語・イギリス英語ともにおおむね同じ発音です。


  • アクセントは “bi” の部分にあり、「am-BI-shous」のように発音します。

  • よくある間違い: “am-bi-see-ous” のように “se” で発音しないように注意。/ʃ/(シュ)の音です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • “ambitious” のスペルを “ambicious” や “ambtious” のように間違えるケースが多いです。

  • 同音異義語は特にありませんが、「ambition」と混同する場合があります。どちらも覚えるときは品詞を意識してください。

  • TOEICや英検などのテストでも「企業の目標設定」や「個人のキャリア」などに関する文脈で登場することがあります。文脈から「意欲的、野心的」という意味を推測できるかが重要です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方のコツ: 「ambition + -ous(形容詞)」で「野心的な」と覚えるのがシンプルです。

  • 「ambi-」という音から「ambidextrous(両手利きの)」を連想する人もいるかもしれませんが、語源は異なりますので注意。

  • 「ambitious」を聞くと、スポーツ選手や起業家などの「大きな目標を持って努力する人」をイメージすると頭に残りやすいです。

ぜひ「ambitious」を覚えて、目標や計画について述べるときに使ってみてください。

意味のイメージ
ambitious
意味(1)

大望を抱いた,野心のある,大志を抱いた

少年よ、大志を抱け。

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意味(2)

(仕事・計画などが)野心的な,大がかりな;(悪い意味で)大げさな,高望みの

ビジネス英単語(BSL)/ 例文 / 英訳 / フラッシュカード

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