最終更新日:2024/06/13

彼女は節約家で、常に緊急時のためにお金を取っておきます。

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元となった辞書の項目

saver

【名/C】節約するもの;貯蓄家,倹約家;格安のもの;救済者,救助者

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解説

1. 基本情報と概要

単語: saver

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語): A person or thing that saves (e.g., saves money, time, energy, etc.).

意味(日本語): 「節約する人」あるいは「節約してくれるもの」や「救ってくれるもの」を指します。例えば、貯金する人や、時間やお金を節約できる道具などが「saver」と呼ばれます。日常会話では、「time saver」(時間を節約するもの)や「money saver」(お金の節約になるもの)などの表現でよく使われます。


  • 「saver」は「何かを救う・節約する」という意味合いを持つ「save」に、名詞を作る接尾語「-er」がついた形になっています。

  • 活用形は特にありません(「saver」は名詞で、複数形は「savers」となります)。

  • 他の品詞への変化例:「save (動詞) → saver (名詞) → saving (形容詞的な分詞形) など」

CEFRレベル目安: B1(中級)〜B2(中上級)

日常会話でよく出てきますが、文脈により抽象的な使い方もあるため、B1〜B2程度の難易度と考えられます。


2. 語構成と詳細な意味


  • 接頭語: なし

  • 語幹: save (救う、節約する)

  • 接尾語: -er (人や道具を表す名詞を作る)

「save」に「-er」を付けることで、「何かを節約する人・もの」「何かを救う人・もの」という意味になります。

関連語や派生語


  • save (動詞): 救う、節約する

  • saving (名詞/形容詞): 節約、貯金(名詞)、節約させる(形容詞的な用法)

  • savior (名詞): 救世主(宗教的または比喩的に)

よく使われるコロケーション10選


  1. time saver (時間を節約するもの)

  2. money saver (お金を節約できるもの)

  3. energy saver (エネルギーを節約するもの)

  4. life saver (命の恩人、または非常に助かるもの)

  5. space saver (スペースを節約するもの)

  6. power saver (電力を節約する装置など)

  7. screen saver (コンピューターのスクリーンセーバー)

  8. meal saver (食品や食事の時間を節約する方法・商品)

  9. stress saver (ストレスを減らす助けとなるもの)

  10. budget saver (予算を節約できるもの)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 「save (救う・節約する)」 + 名詞形の「-er」。

  • 歴史的変遷: 中英語時代のsave(フランス語由来のsauver)が徐々に広まり、近代英語で人や道具を指す-er形を付け加えて「saver」という形で使われるようになりました。

  • ニュアンス・使用の注意: 「何か役に立つもの・人を指す」という肯定的でカジュアルな響きがあります。カジュアルにもフォーマルにも使えますが、会話や広告などで「便利なアイテム」というニュアンスで見かけることが多いです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞: 可算名詞として扱われます(例: many savers / a saver)。

  • 一般的な構文例:


    • “(Something) is a real time saver.”

    • “He is such a money saver.”


  • イディオムや定型表現:


    • “(Something) is a life saver.” → 「命の恩人」「ちょうどよく助けてくれるもの」の比喩表現。


  • フォーマル/カジュアル:


    • フォーマルな文章で使われる場合は「time saver」「money saver」のように機能面を強調することが多く、口語ではちょっとした助けになるものを「life saver!」とカジュアルに表現します。



5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “This new app is a real time saver!”

    →「この新しいアプリ、本当に時間を節約できるよ!」

  2. “These coupons are huge money savers for our weekly groceries.”

    →「これらのクーポンは、毎週の食料品の買い物に大きく役立ってるよ。」

  3. “She’s a saver by nature, so she prefers to cook at home instead of eating out.”

    →「彼女は生まれつき節約家だから、外食より家で料理するのを好むの。」

ビジネスシーンでの例文


  1. “Our new software has proven to be a major cost saver for the company.”

    →「私たちの新しいソフトウェアは、会社の大幅なコスト削減に貢献しています。」

  2. “Implementing an automated system can be a real labor saver over time.”

    →「自動化システムの導入は、長期的には労力を大幅に削減してくれます。」

  3. “Consider using a power saver mode on all devices in the office to cut expenses.”

    →「オフィスのすべての機器で省エネモードを使用して、経費削減を検討しましょう。」

学術的/専門的な文脈での例文


  1. “The new algorithm acts as a resource saver by optimizing data processing.”

    →「新しいアルゴリズムはデータ処理を最適化することでリソースを節約します。」

  2. “In quantitative research, a standardized questionnaire can be a time saver compared to open-ended interviews.”

    →「定量的な研究では、自由回答式のインタビューと比べて、標準化されたアンケートのほうが時間を節約できます。」

  3. “This method is considered a saver of both cost and labor in large-scale experiments.”

    →「この方法は大規模な実験において、コストも労力も節約できると考えられています。」


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    1. economizer (節約家)

    2. rescuer (救助者)

    3. protector (守る人/守るもの)

    4. lifesaver (life saver を一語で表すこともあり、命や状況を救うもの)


「economizer」は「経費やエネルギーを切り詰める人・もの」というニュアンスが強いですが、「saver」は「幅広く何かを節約・救うもの」を指します。


  • 反意語:


    1. spender (お金を使う人)

    2. waster (無駄にする人・もの)


「spender」はお金を使うことに積極的な人、「waster」は時間や資源を浪費する人/ものを指し、「saver」と対義的な関係にあります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ˈseɪvər/ (米音), /ˈseɪvə/ (英音)

  • アクセント(強勢)は最初の音節「seɪ」に置かれます。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い: イギリス英語では語尾の「r」が弱く発音されるため [seɪvə] のように聞こえ、アメリカ英語では /seɪvər/ とrの発音がはっきりします。

  • よくある発音の間違い: 「savor (味わう)」/ˈseɪvər/(米)やイギリス英語の綴り「savour」と混同してしまうケース。スペルが似ているので注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “saver” と “savor” (英: savour) の混同。前者は「節約する人・もの」、後者は「味わう」という意味になります。

  • 同音異義語との混同: アメリカ英語では発音が似ていますが、文脈で意味を区別しましょう。

  • 資格試験での出題傾向: TOEICなどのビジネス英語テストでは、広告や契約におけるコスト削減を指す文脈で「saver」が出てくる可能性があります。ビジネス翻訳問題でも注意が必要です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「save + er」で、「何かをセーブ(ブレーキをかける)する人・物」と覚えましょう。

  • 「セイバー」と発音するので、「セーブ(する)」+「~する人」とセットで頭にイメージすると覚えやすいです。

  • 疑問に思ったときは「何を救う・節約するか?」をイメージすれば意味の把握が早くなります。


以上が「saver」の詳しい解説です。日常会話やビジネスで「◯◯は本当に助かる!」という場面で役立つ便利な単語です。ぜひ使ってみてください。

意味のイメージ
saver
意味(1)

節約するもの

意味(2)

貯蓄家,倹約家

意味(3)

格安のもの

意味(4)

救済者,救助者

ビジネス英単語(BSL)/ 例文 / 英訳 / 選択問題

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